『轉法輪』はなんと素晴らしい本だろう
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2019年3月8日】無神論者だった妻が、法輪大法を修煉するようになったことを、皆さんにお話しさせていただきます。

 子供の頃から無神論の教育を受けてきた妻には、何も信じるものがなく、いかなる制約や束縛をされたくないという考えが、彼女の人生観でした。慢性病を患った私は、法輪大法を修煉して奇跡的に治ったので、妻にも「法輪功は本当に素晴らしいよ、お前も一緒にやってみよう」と勧めましたが、妻は「束縛されるのは嫌だから、やりません」と拒みました。しかし、私の修煉に対しては反対も、支持もしませんでした。しかし、中国共産党による法輪功への弾圧が強くなるにつれ、私が迫害されないかと心配する身内の説得を受けた妻は、私の修煉をやめさせようとしました。妻は自分の頭を壁にぶつけながら「あなたが煉功すれば、私は頭を壁にぶつけて死んでやる」と脅したり、床に寝て私を無視したり、最後には私の法輪大法の本を隠し、手書きした経文まで破りました。それについて私は本気で「バカなことをするな! 罰が当たるから」と警告しましたが、さらに怒った妻は「世の中に神なんか、いるはずがない! 罰があたっても怖くないし、あたっても構わない!」と言い返しました。

 妻はしょっちゅうこのような話をするようになった3年目頃から、本当にいろいろな不運が訪れるようになりました。お正月にバイクで帰省中、前後のタイヤが一斉にパンクしてしまい、その後の1カ月間に4、5回も修理に出しました。また水道管が地下で大量の水漏れを起こしました。それに、妻は朝起きるとほとんど毎晩のように悪夢を見ると言うようになりました。ある日の朝などは、折れた杏の木が自分の背中に強く当たった夢を見たなどと言って、不安な気持ちを隠せませんでした。

 その翌日の午後、妻はバイクで家を出てすぐに大きな車とぶつかってしまいました。顔中血まみれの妻は病院に搬送され、私は震えが止まらない妻を抱きしめて、「これから罰が当たっても構わないなどの話をやめて、『法輪大法は素晴らしい』と念じれば、師父があなたを見守ってくださる」と教えました。本当に恐怖を感じたのか、それとも危難中に私を信じてくれたのか、妻は素直に3回だけ『法輪大法は素晴らしい』と念じました。そして、妻の腕の骨が1本折れた他に、額を数針縫合されました。その日の夜、麻酔の時間が切れましたが、念じたお陰で妻は痛みをそれほど感じませんでした。「本当に奇跡だ! 交通事故に遭ってケガをしたものの痛くないなんて、聞いたこともない」と私が言うと、妻は「本当にそうですね」とうなずきました。その後ケガから回復した妻は「この世で、本当に人の目に見えないものがあるのかしら?」と感慨無量な様子でした。

 事故の前、いつも悪夢を見ていた妻がそれからよくない夢を見なくなり、罰がたっても構わないなどの話もしなくなりました。私は妻に「神様はお前にとても厚遇だね。たくさんの人が悪事を働いたため罰に当たったが、死ぬまで罰が当たり、神様がいるとは知らないままだ。でも、お前はこれほどの事故に遭ったが、大きなケガもなく、顔にわずかな痕が残るだけで済んだ。今回の事故でこれらのことが分かったので、将来必ず幸せが来るよ」と言って聞かせました。

 残念ながら妻はすぐこの教訓を忘れ、再び法輪功のことをよく思わないようになり、人にも法輪功の真相を言わなくなりました。ひどいことに私が同修の家から遅く帰ったという理由だけで、かんしゃくをおこした妻は『轉法輪』を燃やしてしまい、妻はますます短気になりました。それからほどなく妻は心臓の部位が痛くなり、病院で心臓病と診断されました。心臓病は治るケースが少なく、命に危険な病気だと分かって、私は妻に法輪功を煉るように勧めました。しかし妻は「やりません、束縛されたくないの。現在の医学はここまで進んだので、1年も薬を飲めば治らないものはないわ」と拒みました。私のいとこが名医なので、妻はいとこに病気を診てもらうことにしました。

 1年目は毎月十数元分の薬を服用していましたが、2年目から、妻の心臓病はますます酷くなり、仕事も家事もできなくなりました。「何か特効薬でもないか?」と、いとこに訪ねると、月に3、400元の薬を買って飲むようになりました。3年目に入ると、妻が薬を飲むとまるで毒薬を飲んだかのように、胃が刺すように痛くて我慢できず、薬をやめれば心拍が速くなり苦しんでいました。ある日の夜、妻はまるで空気がなくなったかのように息苦しくなり、すぐにでも死ぬのではないかとの恐怖にさらされました。

 妻の状況を心配する親友や同修たちが法輪功を勧める中で、ほかに希望が感じられない妻は「煉功をしても薬を飲みたい」と言いましたので、私は「師父は薬を飲むなとは言われていないから、煉功すればいい」と言いました。

 妻は煉功を始めました。最初は1、3、4式のみ煉りましたが、3日で心拍数が正常になったと感じ、その後、心臓部の不快感もなくなったので薬をやめました。私は妻に「受益したでしょう、これから法輪功の本を読んで学法しよう」と言いましたが、妻は「まず煉功をして、本は後で読む」と答えました。実は妻が本に書かれたことに束縛されると思い、束縛されたくないと恐れていたからです。

 それから半月後、妻は私たちに1000元借金した客に返済を求める電話をかけましたが、500元しか返さないと返事されました。相手の強い口調にカンカンに怒った妻は、心を痛めました。私はすぐに相手の所へ行きましたが、本当に500元しか返してくれませんでした。私は妻にこれで清算が終わったと思えばいいと慰めましたが、妻はどうしても怒りを抑えられないようでした。この出来事でまた刺激され、心臓に負担を掛けはしないかと私はとても心配しましたが、翌朝、妻は嬉しそうに私に「佛様の夢を見ましたよ、金色の光が輝いて、とてもはっきり見えたのよ!」と言いました。「あなたは佛との縁が深そうだ、素晴らしいことだ。いま心臓は大丈夫?」と聞きますと、妻は「なんともないわ」と答えました。私は妻に「それなら真面目に煉功をして、それに本を読めばもっといい」と勧めると、やはり妻は「後で考えましょう」と言いました。

 また半月が過ぎたところ、妻は私の間違ったことに怒って「もう煉功をやめる、あなたもよく行わないから」と言いました。「私がよく行わなかったのなら、改めるよ。お前は煉功をして病気が治ったのだから、やめない方がいいぞ」と言うと「私の病気は煉功をして治ったんじゃないわ、前にいい薬ばかり飲んだから、その効果が現れただけよ」という妻の話に、私は言葉がなくなりました。

 それから1カ月後、再び妻の心臓に問題が出ました。他に救いの手が見つからない妻は煉功するしかありませんでした。私は「今度こそ真に修煉しなさい。大法の本を読むとともに、五式の功法を全部学んでくれ。今のように心変わりしていれば、師父はお前の面倒を見ないかもしれないぞ!」と忠告しました。妻は「はい」と答えました。その日の夜、夫婦一緒に第二式の功法を煉りました。最初にこの功法を煉る人にとっては、ちょっと辛いかもしれないので、私は妻の心臓が負担に耐えられるのか? と心配しましたが、最後まで煉り終わると、妻は興奮した口調で私にこう言いました。「今度こそ法輪功を信じます。さっき煉功したとき、辛くて限界だと感じ、死んでも煉ると思った瞬間、突然一気に楽になり、両腕が軽くて一つのボールを抱えているようでした。そして、自分の思いがボールの上で心ゆくまで泳いでいるような感じでした。今まで経験したことのない素晴らしさでしたよ!」

 翌日から妻は大法の本『轉法輪』を読み始めました。最初の70ページぐらいまではあまり理解できなかったようですが、その後に書かれた師父のお話が妻の心に溶け込んだようでした。妻は繰り返し3回も読んで、読みながらも「なんと素晴らしい本なのだろう! なんでもっと早く読ませなかったの?」とつぶやきました。私は妻のこの変化に驚きましたが、その後のことはもっと夢のように感じました。

 それ以来、妻は一度も薬を服用せずに病気は完治し、6年が経過しました。経済面でもよくなり、いま妻の月給は4000元になりました。それだけではなく妻の性格も優しくなり、以前は、2人の子供はあまり妻に近づこうとしませんでしたが、現在は親子で仲良く会話するようになりました。以前の妻は、商売をやっている時、仕入れ先の人に文句ばかり言って、しょっちゅう喧嘩をしていましたが、今は買い物をする時も、品選びなどをあまりしなくなり、販売者からも良い人だと褒められます。

 修煉を始めた妻は、自分のことを反省するようになりました。「なぜ、以前は間違った行いをしていたのでしょうか?」。私はこのように言いました。「人は生まれたばかりの時、その本性と生まれつきの性質は誰もが純粋で善良だったのだが、成長するにつれて社会で汚染され、特に現在のような道徳が堕落している中で、人々は自分のことばかりを考えるようになったために、人を傷つけたり、または傷つけられたりしている。実はこれこそ人々が社会で形成した観念に束縛されていることなのだ。お前はい今、法輪大法を修煉することで善良な自分を見つけ、これこそが本当の幸せな人生を手に入れることができたのだと思う」。現在、私と妻はいつも一緒に法を実証することを行い、その度に妻は素晴らしい感想を得ています。

 妻のことを通して、私はもっと真剣に人々に法輪大法の真相を伝えるようになりました。現在の人は無神論に騙され、憎々しげに天地を罵ったり、神様を罵ったりする人がたくさんいます。以前はどのように教えたら良いのか分かりませんでした。今はこのような人に「どうしてあなたは、昔の私の妻と同じなのですか?」と話しかけて、妻の経験談を聞かせます。すると私の話を聞いた人は皆、天地を恐れず悪念がなくなったように感じます。

 法輪功は我が家に健康と喜びをもたらしてくれました。しかし、今でも中国では大勢の人が法輪功の真相を知らず、中国共産党の偽りの宣伝を信じ、百利あるものの一害もない法輪功に対して恨みを持って反対しています。それにしても、大法の師父は計り知れないほどの慈悲で、大法に対していかなる誤解があるにしても、あなたにわずかでも「善の念」があれば、たとえ試したいだけの気持ちさえあれば、師父はあなたの手を握って離さず、善に導き、魔難を脱しさせ、美しいあの故郷に帰らせてくださいます!!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/2/24/381027.html)
 
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