台湾中部一日学法 比べて修め精進を促す
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 【明慧日本2019年4月1日】(台湾=明慧記者・劉文)台湾中部で2カ月に一度行われる「一日学法交流会」が2019年3月17日、文心国小学校で開催された。台中、彰化、雲林各県の法輪功学習者はこの学法に参加し、学法で読み上げる声は整然とした校舎に響きわたり、こだましていた。学法したあと数人の法輪功学習者がステージに上がり、日ごろの修煉体験、よりよく修めたこと、精進したこと、共に昇華したことなどについて交流した。

图1~2:台湾中部于三月十七日在文心国小举办一日集体学法交流会
文心国小学校で行われた学法交流会

 家族が修煉して恩恵を受ける

 李淑惠さんは学生時代、バスケットのプレー中に、両膝を負傷して後遺症が残った。結婚して子育てをしていた頃、その両膝が腫れて痛くなり、歩行がとても辛くなった。そのため、あまり外出しなくなった。後に子宮内膜症で時々大量出血した。緊張しがちな性格のためパニック障害をおこしたり、長期にわたる不眠症で苦しんでいた。ある日、李さんの義姉は李さんに法輪功を紹介した。李さんは「法輪功の修煉を通して心身ともに健康になれて、世界で1億人以上の人がこの功法煉功している」と聞いて、迷うことなく「煉功を始めます」と答えた。修煉を始めてからの李さんは、日増しに元気になり顔は白に赤みが差していた。

 李さんは結婚後幸せな家庭を築き、2人の女の子にも恵まれ、夫は建設会社を経営している。夫・呉忠寬さんは「修煉を始めてから心と視野が広くなり、他人と接する時はさらに他人の立場に立って物事を考えるようになった。同じように仕事を円滑に行えるのですが、しかし、今ではさらに円満になって、顧客と社員は大いに喜び、家族も修煉はこんなに素晴らしいのだと実感しています」と話した。

 2人の娘は幼いころから両親について修煉しており、長女・呉典育さんは学校での成績は何時もトップクラスで、進学もスムーズにできたという。彼女は「自分は大法の本に書かれている要求に基づいて、良い人からスタートして、すべてのことにおいて内に向けて探し、物事をよく行う態度で、自然に任せ、学校での勉強はしっかりと行い、そうすれば自然と達するべき状態になり、自然と達することができるのです」と話した。

图说3:吴忠宽(左) 大女儿吴典育(中) 李淑惠(右)
左から呉忠寬さん、長女・呉典育さん、李淑惠さん

 法輪功を修煉して起死回生となる

 教員の陳琪瑛さんは、台湾の伝統的な家庭で育てられた。両親は男尊女卑の考え方で、女の子のさんは両親に注目されたい一心で、一所懸命勉強した。彼女は劣等感により、勝気な性格となり、すべての事において負けを認めない習慣を身につけたという。

 結婚してからは、夫と些細なことでも言い争ってお互いに譲らず、さらに根気比べをして、幾度か離婚寸前まで陥った事がある。そして彼女の健康にも赤信号が灯り、平日はスポーツジームに通って運動機材で身体を鍛えていた。ところが、予想をもしなかったことに、その運動機材が凶器となり、彼女は腹腔、子宫と卵巢などの部位を負傷してしまい、彼女は二度にわたり手術を受けた。病魔に苦しみ、彼女は生きる気力を失った。  

 そんな時、陳さんは以前「九日間の法輪功講習会」に参加したことを思い出した。その時は、この功法はとてもいいと思っていたが、2人の娘が幼かったことに加え、学校での授業に対する圧力があり修煉を続けることができなかったという。生活と人生のどん底に落ちていた彼女は、修煉の念を萌生させたのである。

 さんは再び修煉の道を歩み始めた。そして健康を取り戻し、緊張していた夫婦関係も瞬く間に解決した。以後、彼女はどんなことにおいても冷静に対処することができるようになった。自分の問題を先に見つけ、自分の不足を探して、夫婦はお互いに許し合うようになった。これは十数年の夫婦生活の中で一度もなかったことで、味わったことのないほど融和になった。そして次女は陳さんと学法して煉功をするようになった。次女は天目も開いて、他空間の素晴らしい景色が見えるようになり、さんは、「師父は娘の天目を通して家族を励まされている」と感じているとのこと。

图4:陈琪瑛夫妻
陳琪瑛さん夫妻

 彰化県の法輪功学習者 修煉体験を語る

 彰化(しょうか)県の高齢の学習者は、自身が法輪功を学んで体験した奇跡を語った。彼女は病気で苦しんでいたが、法輪功の修煉を通して、今では自由自在に動けるようになった。近所に行っては自身の体験を語り、この素晴らしい功法を縁のある人々に学んでほしいという。彼女から啓発を受けた近隣の人々が修煉に来て、彼女の煉功場は最近十数人に増えたという。風雨にも阻まれることもなく毎朝4時半に煉功を続け、お互いに関心を寄せ合って、休んだ人がいれば、その人に電話をしたり、家を訪ねたりしながら3年間、皆はほどんど休んでいないという。

 その女性は王さんといい、王さんは神韻芸術団の台湾における公演活動に参加したことを分かち合った。神韻の台湾初公演の際、王さんは当時5歳の次男と、小学2年生の長男を連れて神韻を鑑賞したという。5歳の息子は騒ぐことなく静かに2時間の公演を見終えた。翌日、長男は王さんに「このような素晴らしい公演をもう一度見させてもらえないでしょうか?」と言いました。王さんは息子の言葉に驚いたそうです。神韻は年齢層や種族を問わず、世界超一流の公演を観賞することができる。この十年、王さんの家族および教え子のほとんどが神韻公演を見たという。そして先生を悩ませていた生徒は、神韻公演を鑑賞したあと、もう悪いことをしてはならないと悟り、180度変わったと言う。王さんが言うには、神韻を見た人は人心が浄化され、奇跡的な出来ことが山ほどあるといい、これ以上例を挙げないことにすると話した。

 彰化(しょうか)県から参加した如心さんは、普段は中国の司法関係者に電話をかけたり、法輪功の真相を伝えているという。先週、台湾の映画館で上映した「馬三家から救いを求める手紙」は、台湾各界に大きな反響を引き起こした。この映画の主人公は中国共産党の迫害により死亡したが、これは氷山の一角に過ぎず、この20年間に数え切れないほどの法輪功学習者が迫害されて死亡している。中国国内の法輪功学習者は天地を覆い隠すほどの圧力の中で、強制連行される危険と生命の危機に晒されながらでも、貴い中国人に資料を配り、真相を伝え、そして中国共産党の迫害に遭ったりしている。これは外国においては想像すらできないことである。王さんは時間を大切にして、中国の司法関係者に電話をかけて真相を伝え続けている。中国の法輪功学習者の受ける圧力と迫害を軽減したいと言っている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/3/19/384115.html)
 
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