学法を続けることによって 難関を乗り越える
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文/中国の大法弟子 雪蓮

 【明慧日本2019年7月17日】私は1999年1月に法を得た古い大法弟子です。大法の大切さと修煉の厳粛さを知っていましたので、大法に基づいて自分を厳しく修煉し、内に向けて探しながら、自分を正してきました。風雨を伴った二十数年の間には魔難にも遭いましたが、今まで歩いて来ることができました。ここで長年の修煉体験を師父にご報告し、同修の皆さんと交流したいと思います。

 1999年7.20から大法が迫害され始めました。当時私はまだ新しい学習者でしたが、大法は人を「善」に向かうように導き、「真・善・忍」に従って良い人になるように教える「高徳な大法」であることを知っていました。中国共産党がいかに手段を変えながら中傷し、大法と師父を誹謗しても、私は揺るぎなく大法を修煉してきました。

 修煉をはじめた当初、大法の法理に対する理解がまだ浅く、たくさんの道理を言えませんでしたが、心身ともに恩恵を受けた私は、大法が千古稀な冤罪を蒙ったので、弟子として必ず大法を実証すべきだと認識し、2001年に北京へ陳情に訪れました。今まで2回も刑務所に拘禁され、その間心身ともに極めて大きく痛めつけられました。

 2005年の上半期に私は傷だらけの体を引きずって、刑務所から出て来ました。当時私は危篤状態だったため、刑務所側は自分たちの責任を回避するために、私を出所させました。

 帰宅後、長期にわたって刑務所で受けた拷問で精神と身体が虐待され、長時間におよび睡眠を剥奪されたことが原因で睡眠障害が起こり、大脳の中枢神経をひどく損傷しました。それによって、私は十数年間普通に寝ることができず、長期にわたり酷い苦しみを味わってきました。特に家に帰って来たその年には、毎晩まったく眠られず、頭が爆発しそうになり、耐え難い苦痛を味わいました。当然のことながら、一人の大法弟子として、旧勢力が私にむりやり押し込んだすべてを否定し、師父の按排された道だけを歩まなければいけません。

 師父はこのように明示されました。「大法を堅く修め心動かず 次元の向上こそ根本である 試練に直面し本性を見る 功成って圓満成就し、佛、道、神となる」[1]

 師父の法理は時々刻々と、私が揺るぎなく大法を修煉するように励ましてくださいました。眠れないとき、私は毎晩ずっと師父の説法を聞き、お昼には大法弟子として行なうべきことを行ないました。1年後、師父の加持の下で少しずつ師父の説法を聞く時に、眠気をもよおし、最初は1時間あまり寝ることが出来るようになり、その後、少しずつ睡眠時間が増加されて2時間あまり寝れるようになり、最後には3時間あまり寝れるようになりました。

 それからの十数年間、私は普通に睡眠を取ることができず、非常に疲れを感じましたが、お昼に普段通りに仕事をし、学法することに影響しないように、毎日日が暮れるとすぐ寝始め、午前0時頃に起きて、学法を始めました。夏と冬にかかわらず、10年間ずっと毎日、夜が明けるまで学法をし続けました。

 深夜になると静かで、学法にはたくさんのメリットがありました。法が心に入り、なんの邪魔もないために学法し始めると、『轉法輪』の中のすべての文字の背後の佛道神からの悟らせを理解することが出来ました。学法する際のスピードを追求せず、一文字も漏らさず真面目に読むようにしました。最初の数年間、毎日4講か5講を読み、つまり2日に一回『轉法輪』を読み終えましたが、時間が経つにつれて、法を読むスピードが速くなり、毎日6講か7講読めるようになり、最終的に毎日『轉法輪』を一度で読むことが出来ました。学法を長くし続けるにつれて、学法時に妙なる感覚を覚え、それは言葉で表すことができません。確かに心が止まった水のように感じました。心の中に法があり、師父が説かれたように「定になった時、自分が卵の殻の中に座るように美妙で、非常に気持ちがいい感覚が現われ、自分が煉功をしていると知っているが、全身が動けないと感じる」[2] のようでした。

 法をよく学ぶと、分かってくる大法の法理もますます多くなり、仕事は思うように進み、超常で不思議な事がよく起こりました。例えば、法を暗唱することですが、常人の観点から見ると、私は睡眠障害で大脳がひどく傷つけられ、普通に寝ることが出来ず、それに記憶力がひどく衰退したため、『轉法輪』を暗唱することなど、想像すら出来なかったことです。しかし大法は超常で、大法に出来ないことはありません。私は常に学法グループの同修と一緒に法を暗唱することが出来、同修が法を読む時、文字を加えたり、漏らしたりするとすぐに分かります。本当に大法の超常さと不思議さを体験しました。

 この文章を書く時、慈悲なる師父は何回も夢の中で私を励まし、加持してくださいました。師父の慈悲なるご恩に応えるためにも、私は大脳の痛みを忍びながら、この文章を書き終えました。この文章を完成させた時、師父は長年の間、説法を聞くことに頼らないと寝られなかった、悪い習慣を取り除いてくださいました。今はお陰で普通に寝られます。

 慈悲なる恩師は弟子に数えきれないものを授けてくださいました。師父に対する弟子の感謝の気持ちは言葉で語ることが出来ません。ただ時間を大切にして、「三つのこと」をしっかり行なうことで、師父が私にくださったすべてに応えるしかありません。

 師父に感謝を申しあげます。合掌。 

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「真性を見る

 [2] 李洪志師父の著作:『大圓満法』「三、動作の機理」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/6/14/388115.html)
 
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