【明慧日本2019年7月24日】法輪功学習者の朱翠芬さん(68)、周恵芬さん(61)、陽功秀さん(74)、夏梅仙さん(55)たち4人の学習者は、人々に法輪功の素晴らしさを伝えたという理由で、2018年6月16日、それぞれが雲南省昆明市西山区支局の国家安全保衛大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官らに身柄を拘束された。朱さんと周さんは1年間拘禁された後、懲役1年2カ月の実刑判決を宣告され、罰金2000元(およそ32000円)を科された。陽さんは懲役2年の実刑判決を宣告され、罰金2000元を科された。一方、夏さんは長い間嫌がらせを受け、脅迫され、2019年3月8日に他界した。
陽さんは2010年11月15日、昆明市中級裁判所により、不当に懲役4年の実刑判決を宣告された。
2018年6月6日、朱さんと周さんは身柄を拘束され、当日、家宅捜索を受け、家財を押収された。陽さん、夏さんもそれぞれの自宅で不当に連行された。その理由は4人が2018年5月16日に、西山公園で法輪功迫害の資料を配り、法輪功の文言が書かれたシールを貼り付けたからだという。朱さんと周さんは当日、昆明市留置場に連行され、いまだに拘禁されている。陽さんと夏さんは身体検査を受けさせられたが、結果は不合格だったため、留置場に受け入れを拒否され、一時出所することができた。
2018年2月17日、朱さん、周さん、陽さん、夏さんの4人は西山区検察庁に起訴された。
そのうち、夏さんは健康上の理由で一時出所できたが、長い間、中国共産党の関係者に嫌がらせを受け、脅かされた。そのため、2019年3月18日に死亡した。享年55歳であった。
近日、西山区裁判所は2019年6月20日付けの判決書を朱さん、周さん、陽さんの3人に届けた。
現在、陽さんは控訴しているという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)