明慧法会|フルタイムで明慧に従事して得た体得
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文/西洋人の大法弟子

 【明慧日本2019年7月25日】私が法輪大法の修煉を始めたのは14年前です。当時私は自分にぴったり合う性命双修の功法を探していました。私は長年の時間をかけてある座禅を試み、またその他の方法も考えたことがあり、最後に法輪大法に出会いました。その時以来、私は修煉を始め、そこには煉功とできるだけ三つのことをしっかり行なうことが含まれています。

 初めは新唐人に加入しました。新唐人の一部が閉鎖した後、私はすぐに明慧の翻訳の仕事を始めました。こうして、私は新しい協調人に会いました。その人は私がずっと尊敬している同修です。ウェブサイトに適した翻訳の仕方を私は採用し、中国に関する知識を広げ、またニュースのイベント報道の翻訳と修煉交流をマスターしました。協調人は私に対して極めて辛抱強く、文章はいかに表されるのか、情報はいかに伝えられるのかを私はマスターし、それによって迫害を行なう中国共産党と中国の現状を読者に知らせることができました。迫害に加担した中国の団体の名称を翻訳できるようになり、さらに新しい名称やその書き方を翻訳できるようになりました。これと同時に、翻訳がまだまだであることもわかっています。

 私はフルタイムで明慧に従事し始め、同時に他のプロジェクトをさらに行ないましたが、全体的に言えば、この数年私の最も重要なプロジェクトは明慧でした。

 明慧で翻訳を始めた後、長い間私はいかなる反応も得ることができませんでした。そこで私はウェブサイトで校正され発表されたバージョンを見て、どこが校正されたかを探し出し、次からは自分で手直ししました。このようにして、協調人のところからの反応は得ませんでしたが、この方法で自分の独立した能力をつちかいました。その後協調人とこれらのことについて交流し、協調人が偶然校正した後のバージョンを私に送ってくることがあり、私はすぐに翻訳の中で現れた問題を繰り返し確認しました。

 少しずつ、私は一字一句翻訳するのではなく、さらに「どのように言葉をよりよくヘブライ語に翻訳できるか」と考えました。このようにして、私のヘブライ語も向上しました。私の書斎には多くの辞書があり、ヘブライ語の文法書と、常用語辞典があります。

 師父は「大法弟子は何を行なっても着実に行い、身を入れて取り組み、時間など余計なことを考えないでください。必ず全力を尽くして行うべきことをしっかり行い、それではじめてプロジェクト全体が良くなります」、「真剣に行わなければいけないということです」[1]と説かれました。

 私が得た反応はいつも正面からのもので、さらに励ましが多数を占め、時には私宛でないものもあります。私は校正し終えたよく使うボキャブラリーあるいは言い方を他の翻訳チームのメンバーに配布しました。私たちは毎回学法後に短時間の交流をすることもあり、文章を翻訳する練習を一緒に行ない、句読点や括弧などの使い方、および、どのようにタイトルを翻訳するかについて練習しました。

 このようにグループのメンバーが文章を書く技法を互いに向上させ、必要に応じて同修たちの面倒も見ました。こうして、私たちはお互いにさらにうまく力を合わせたので、インターネットに発表する文章の質も向上していきました。

 かつて法会で弟子が「法を正すことが進むにつれ、一つの全体になることはとても重要であり、すべての大法弟子は全体に溶け込む責任がありますが、一部の人はこれを悟ることができません」[1]と質問しました。

 師父は「修煉に関して師父は従来からこのようにあのようにと画一的な方式で対処したくはありません。修煉は皆、自分の次元、認識と修煉状態によって左右されます。協調が必要なことなら、心がその次元に達したら参加していいのですが、心がその次元に達していなければ参加しても協調が取れません」[1]とお答えになりました。

 自分が修煉の中で向上するのを感じることができ、翻訳の過程でも本当に自我を放下することができます。私も校正担当の同修に「私はいつもどのような間違いをしますか」と聞いて、自分の間違いを書きとめ、その問題が二度と現れないようにします。私のテクニックは向上しており、提案を採用し、他の人にも勧めています。たとえば書き終わった後、しばらく経ってから再び読み返して送ることです。このようにすれば見落としていた言葉を見つけることができるし、時には全部一度読み、自分がさらに言葉を抜かしていたり、ある言葉の意味を正しく理解していなかったことを見つけることができます。このような読み返しはとても重要で、それによって校正担当の同修の多くの時間を省くことができます。

 この数年間、協調をはかっている同修は時々外で真相を伝えました。この時になるといつも同修は私を代理協調人にしたので、私の責任感は増しました。協調をはかっている同修がいない時、私は法会に関係のある文章を自分で選ばなければならず、翻訳し、校正し終わり、再び同修にインターネットに載せてもらいます。その間私はとても忙しく、さらに文章に最高の効果を施さなければなりません。

 さらにまた私が向上するのは数編の文章を合わせ、文章の前に前書きを加える時です。このようなことはとても多く、たとえばイスラエルと友好関係にある中国の都市部での迫害で、中国の大法弟子が厳しい実刑判決を下されたなどです。このようなケースでしっかり行なうために、いくつかの内容をいかに総合的にまとめるかをマスターしなければならず、内容と内容の間をきちんと整え、はっきりした時系列を持たせ、さらにあまり重要でない取るに足りない問題を取り除き、テーマを絞るようにします。

 師父は「科学研究のプロジェクトをやっていても、上司から任務を与えられて、何かの仕事に取り組んでいても、われわれはいつでも頭脳明晰で、立派に仕事をなし遂げます」[2]と説かれました。

 私の見るところでは、私たちは自分が行なうことに真剣に取り組まなければならず、専門的レベルを達成し、さらに仕事と休憩の一定の時間規定がなければなりません。もちろん私たちにはまたエキスパートが欠乏しており、さらに私たちはみなボランティアですが、態度の上では私たちは専門レベルを達成しなければならず、さらに体当たりでウェブサイトのことを考えなければなりません。この点はとても重要で、なぜなら明慧ネットは師父がたいへん重視しておられるウェブサイトで、修煉交流のプラットホームであり、私たちすべての向上と互いに密接な関係にあるからです。このウェブサイトは世界各地で起きている迫害を制止し、生体からの臓器摘出を制止する活動をさらに多くの人たちに理解させています。また神韻などの伝統文化に関する情報があり、また大法弟子が歩んだ一つ一つの里程標でもあります。もちろん最も重要なことは明慧ネットには師父の経文があることです。

 このプロジェクトの独特なところはチームメンバー間の協力にあります。私たちの緊密な協力は終始たゆまない毎週の学法から来ており、仕事と個人修煉に関する交流から来ています。これらのことは全体を形成する助けとなり、チームメンバー間がとても近くなり、言いたいことを思う存分言い、同時にまた互いに励ましあい認め合えるようになります。師父は「一切の褒めたたえは、みな試練なのです」[3]と説かれました。しかし専門的な環境の下で、仕事に関する真実の、客観的な、そして的を射た評価を聞き入れる必要が私たちにもあります。

 問題も存在し、ある問題は具体的で、さらに長い間続きました。私について言えば、中国での迫害に関する文章をあまりにも多く翻訳したので、たとえば個人修煉の文章やイベント報道、あるいは神韻の報道の翻訳に変わることはできないかと思いました。このようにすれば、偶然の変化から私たちは考えと知識を広げることができ、感覚がなくなることはなく、単調な翻訳にならないのです。

 最後に師父の『二〇一八年ワシントンDCでの説法』の中のお言葉を以って私の交流を終わりにしたいと思います。多くの同修が明慧のような重要なプロジェクトで貢献し光栄に感じるのだと思います。

 師父は次のように説かれました。

 「すべてのメディアは人を救っており、素晴らしいのです。皆、法を正す中で大きな作用を働き、この上ない功徳(くどく)を樹立しました。しかし、明慧ネットは大法の対外的な窓口であり、大法弟子が修煉について交流する場です。大陸の大法弟子も含めて、明慧ネットは世界の隅々にいる大法弟子の交流の場なのです。これはどのメディアにもできないことで、代えられないものです。ほかのメディア以上の無量の功徳を樹立したのです!(弟子の皆さんが熱烈に拍手し、師父は手を立てて返礼された)

 先ほどの話にあったように、彼らは黙々と仕事をしており、誰も彼らの仕事の内容を知らないうえ、大法弟子の活動に積極的に参加していないと誤解されています。身も心も磨耗しており、夜遅くまで仕事をして、人手も足りない困難な状況下で取り組んでいます。修煉にとってどういうことが最も素晴らしいのですか? 最も偉大なのですか!? 特に大法弟子が最も困難な状況下で、修煉者の声を聞きたい時、(師父が心を打たれた表情を見せられた)明慧ネットの存在は、皆さん考えてみてください、これはなんと素晴らしいことでしょう。必ず大事にすべきです! どんなに難しくても、それは威徳だからです」[4]

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『世界法輪大法デーの説法』
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [3] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「修める者はおのずとその中にいる」
 [4] 李洪志師父の経文:『二〇一八年ワシントンDCでの説法』

 (明慧20周年法会の交流文章より抜粋、 編集)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/6/2/387658.html)
 
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