湖北通山県の学習者・王邦基さん 迫害死する
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 【明慧日本2019年9月17日】(湖北省=明慧記者)湖北省咸宁市通山県法輪功学習者・王邦基(71歳男性)さんが不当に懲役3年の実刑判決を言い渡された。沙洋範家台刑務所で残酷な迫害を受けた王邦基さんは危篤状態になり、全身を動かすことができず、知覚がなくなった。2019年9月の初め頃、冤罪が晴れないまま亡くなった。享年71歳であった。

 王邦基さんは元通山県資材局の職員であった。1999年7.20から、法輪功は中国共産党による迫害を受けているが、王さんは「7・20」以前から修煉を始めた。「7・20」以後、多くの法輪功学習者と同様に迫害を受けた。

 2001年の前半頃に連行され、不当に通山第一拘置所に拘禁された。その後、数カ月後に不当に沙洋労働教養所に移送され、2年間に渡り酷い迫害を受けた。王さんは任期満了して労働教養所から家に帰ると、通山県資材局から理不尽にも解雇された。

 2015年7月21日午前9時ごろ、王邦基さんが郵便局に行って江沢民宛に告訴状を郵送する時、四街東城派出所の警察官らに連行され、当日夜、県公安局に移送され、不当な家宅捜索を受けた。

 2016年1月、王邦基さんは通山県裁判所に懲役3年の実刑判決を宣告され、沙洋範家台刑務所に移送され、継続して残酷な迫害を受けていた。

 2018年8月、刑期満了時期に近づいたある日、王邦基さんの甥の王さんに突然刑務所から緊急連絡があり、迫害され危篤状態になっている王邦基さんを、連れ戻すために急いで引き取りに行った。王邦基さんの顔かたちは変形し、全身を動かすことができず、知覚もなく、息も絶え絶えの状態になっていた。

 家に帰った王邦基さんは念入りな介護を受けて、3日後少し容体が良くなり、そして2週間後、食事の介助は必要だったが食べられるようになった。少しずつ快復していき、政府の孤児院に移送されて有料介護サービスを受けるまでになった。

 2019年9月の初めごろ、王邦基さんの病状が悪化して、甥の王さんは孤児院から連絡をもらい、すぐに王邦基さんを県病院に連れて行ったが、救急の受け入れを拒否された。その時すでに、息が非常に弱くなっていたため葬儀場に移送され、5時間後に冤罪が晴れないまま亡くなった。

 湖北省沙洋範家台刑務所は湖北省地域の男性法輪功学習者の収容所で、ここでは法輪功学習者への残酷な迫害が20年以上も続いている。

 現在では残酷な迫害をさらに巧妙に隠し、その手口は人間性を失ったあまりにも惨忍極まりないもので、残酷な拷問による行為が隠れて行なわれている。この刑務所内では、法輪功学習者同士の会話が一切禁止され、生存する権利までもが剥奪され、あまりにも残忍な拷問を平気で行なう環境が作りあげられ、見るに堪えない迫害が始終行なわれている。

 法輪功学習者が刑務所に入所すると、まず警官らに指名された2人から6人の凶暴な若い受刑者らに取り囲まれ、「挖壁」(身体をまっすぐにさせて立たせ、両手を両太ももの脇に置かせ、足元と壁を1メートルほど離れさせ、頭を壁に付けさせる)の状態にさせ、会話は一切禁止する。そして同時に、ひどく殴打し、暴言をはき、体をこごらせたり、爪の間に針を刺したり、犬の鎖を首につけたり、トラの椅子に縛り付け、長時間座らせる拷問を加えたり、長い間何日も眠らせなかったり、思考神経を破壊する有害な薬物を注射したり、有害な薬物を飲ませたりして廃人同様にするなど、法輪功学習者たちに対して、絶え間なく様々な方法で、乱暴な若い受刑者らを使って残虐な迫害を行なっている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/9/8/392429.html)
 
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