湖北公安県の王紹清さん 留置場に8カ月間拘禁のまま
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 【明慧日本2019年12月4日】湖北省公安県の法輪功学習者・王紹清さん(75歳女性)は、2019年のお正月(旧暦)のとき、末っ子の娘の家に行った。そこで3月7日午前に、王さんは武漢市漢口解放公園で法輪功迫害についての事実を人々に伝えていたところ、武漢市江漢区新華派出所の警官らに連行されて、武漢市第一留置場に送られた。

 2019年4月12日、王さんに逮捕令状が出された。王さんはすでに8カ月間拘禁されているが、連行されてから一度も家族との面会を許されず、弁護士との面会も許されなかった。そのため、王さんは留置場でどんな酷い迫害を受けていたか、誰も分からない状態である。

 情報筋によると、王さんと共に連行された十数人の法輪功学習者達の中で、一番年長の女性は80代だという。

 王さんが連行されてから、王さんの娘は少なくとも4回留置場に行き、王さんとの面会を求めたが、警官らに一度も許可されなかった。仕方がなく、娘は毎月、王さんのために留置場の口座に600元を入金することしか出来ないでいるという。5月に王さんの子供達は弁護士を依頼した。その弁護士も留置場に行き、王さんと面会しようとしたが、王さんとは会えなかった。警官は王さんの子供達に「弁護士は要らない。面会する必要はない。王紹清は大丈夫だ」と話した。

 王さんは法輪功を学ぶ前に、多くの病気を患っていた。1995年から王さんは法輪功を学び始め、健康を取り戻した。元気になった王さんは家族にも、社会にも負担をかけなくなった。しかし、1999年7.20から、中国共産党の江沢民グループは、法輪功へのすさまじい迫害を引き起こした。王さんは法輪功を堅持しているため、連行されて拘禁され、さらに洗脳されて、精神病院にも拘禁され、脅迫され、罵られるなどの残酷な迫害を受けた。

 2002年の後半のある日、王さんは公安県610弁公室、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに公安県留置場に連行された。留置場で王さんは断食して迫害に抗議したが、人民病院の精神病棟に送られた。そこで、王さんは大量の精神病治療薬を飲まされた。王さんは毎回、薬を飲まされた際に、飲み込まずに人がいなくなってから、吐き出していた。その後、王さんは自ら精神病院から逃げ出すことが出来たが、その後は放浪生活を余儀なくされた。

 2003年1月14日(旧暦)、王さんは自宅で警官らに連行され、公安県留置場に送り込まれた。留置場で王さんは長期にわたって断食をして、迫害に抗議し、無条件で解放することを要求した。

 2004年3月12日夜8時過ぎ頃、地元の派出所や県610弁公室の警官ら5~6人が、王さんの家の窓を壊して入室し、王さんを連行した。家にいる息子は警官の行為を阻止したが、「お前も捕まえてやるぞ」と脅迫された。その後、王さんは武漢市湯遜湖洗脳班に入れられ、40日間強制洗脳を行なわれ、精神的にも肉体的にも大きなダメージを与えられた。

 2016年、王さんは法輪功迫害を引き起こした江沢民を告訴した。そのため、子供の家に住んでいる王さんは警官らに罵られ、サインを強いられ、公安県の王さんの家に強制的に送り帰された。

 王さんは現在も、留置場に拘禁され続けているという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/16/395874.html)
 
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