【明慧日本2019年9月21日】私は20年前にすでに法輪大法と縁を結びました。私の家族全員が法輪大法の修煉者です。私だけがずっと修煉していませんでした。しかし、大法の良さも知っており、大法のお守りも常に身に付けています。私はいつも友達や政府の官僚達に、「法輪大法は素晴らしい!」と、よく言っていましたが、修煉を始めようとしなかったのです。
私の親友は有名な占い師です。人の顔を見るだけで、その人の過去と未来が分かるのです。その親友は、自身が見た他の空間の光景を見て、「近い将来、死者が街中を埋め尽くし、歩くのも大変なほどで、空家だらけとなって住む人はいません」と私に話してくれました。
この話を聞いて私は唯一大法の修煉をすれば、人類の大淘汰から逃れることができると、心の底から思っていました。そして私は好奇心をもって親友に尋ねました。「私はいつから修煉の道に入れるのですか?」。親友は、「あなたは今すぐ修煉はできません。50歳からでしょう」と言いました。彼の占いはよく当たると分かっていながらも、心の中では納得しませんでした。こんなに若いのに、なぜ、50歳からでなければならないのか? なぜ、それまでに修煉ができないのか? その時の私は理解できませんでした。しかし結果は、彼の言う通りになりました。
20年前、世相が日増しに悪化していく中で、私は荒波にもまれていました。私はチンピラ軍団を引き連れて、悪事をし尽くし、毎日のように夜の街に溺れ、贅沢三昧な堕落した生活をしていました。砂を撒くように金をつかい、麻薬を吸っては女を口説き、すべての不良の習慣に染まりました。時には市長と警察署長、腐敗した官僚と徹夜して、賭博していました。一晩で10数万元(1元=15円前後で換算すると、およそ150万円以上になる)負けたこともあり、当時の私は欲望の中で狂喜し、堕落し、志を無くし、すっかり迷っていました。
しかし、このようになった私でも、心の中ではずっと大法を敬っていました。「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と、常に唱えていました。けれども、目の前の誘惑に負けてしまい、大法の修煉は私にとって、遠くにあって手の届かない所にあるように感じましたが、師父はこのような私でも見放されてはいませんでした。私は大法に対して敬う一念を持っていました。ただそれだけで、師父は20年来、いろいろな形で私を悟らせようとされ、何回も危険から救って下さいました。師父は私を一刻も早く正して道に戻らせようと、ずっとそばで私を見守ってくださいました。
ある日、私の歯が一本ゆるくなり、とても痛くて我慢しきれず、心の中で師父にお願いしました。「師父、私の歯を治してくださいませんか? もし治してくだされば修煉します」。次の日、自分が師父にお願いしていたことを忘れ、なぜか歯の痛みが全部消え去り、しかも、ぐらぐらしていた歯がしっかりと歯茎に固定され、手で揺らしても動きませんでした。師父が治してくださったのです。しかし、私は悟ることなく、師父との約束を完全に忘れて、相変わらず好き放題していました。変異した嗜好が私の修煉を妨害していました。
師父の慈悲なる心は無量であり、私は毎日「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と唱えただけなのに、この上ない福報を受けることができました。何回も生死の崖っぷちから逃れることができ、何回も九死に一生を得た奇跡が起きました。
ある日、私は高速道路で車を運転していました。疲労で眠気に襲われ、疲れ過ぎて、運転中にいびきをかいて寝てしまいました。
この1カ月間、私は毎日夜遅くまで賭博に明け暮れていました。まともな睡眠を取りませんでした。麻薬を吸って精神を興奮状態にし、眠気も感じていませんでした。運転中に眠った時は精神を支えてくれた麻薬が切れてしまい、時々眠気に襲われ、寝ないように一生懸命に自分をコントロールしていました。しかし、限界に達した私は、いくら頑張って努力しても、自分をコントロールすることができませんでした。かなり危険な境地におかれていたことも分かっていました。切羽詰まってくると、私は法輪大法を思い出して、師父に助けを求めました。車を運転しながら大き声で、「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と何回も叫んでいるうちに全く眠気がなくなり、頭もすっきりして、安全運転で目的地にたどり着きました。そして、家に戻った私は三日三晩起きずに寝ていました。
もっと危険だった出来事は、煙台市から青島市に向かって高速道路を走り、私の運転する車には男性2人と女性1人が乗っていました。この時も睡眠不足で私はぼうっとしていて、気が付けば車は急カーブに差しかかっており、急ブレーキを踏めば、車は横転して道からはみ出してしまいます。私は心の中で「法輪大法は素晴らしい!」と唱え、頭がすっきりして、運転に集中して軽くブレーキを踏み、ハンドルをしっかりと握っていました。車こそ横転はしていなかったのですが、道端にある大きな穴に落下してしまいました。
不思議なのは、車に乗っていた4人は誰一人として、かすり傷さえ負っていませんでした。車の中で麻薬を吸っていた2人の男性と、1人の女性の精神状態が麻痺して、死の崖っぷちに陥ったことも知らずに、ニヤニヤと笑っていました。私は電話をかけて仲間を30人呼びつけましたが、大きな穴から車を出すことはできませんでした。さらに私は救急隊員を呼び、大きなレッカー車を使ってやっと大きな穴から車を出すことができました。周りで見物していた村人達の話によると、この場所で毎年、車の事故が起きているそうです。再び師父に命を救われました。
また、大雪が降った日、私は車を運転して山道を走っていました。対向車線の車のライトが上向きになっていたので、眩しくて前が見えなくなってしまいました。急ブレーキをかけようと思った瞬間、ハンドルが効かなくなり、車がスリップして崖に落ちてしまいました。外に出ようとしましたがドアが開かず、私は力を絞って足でドアを蹴り、そしてドアが開いてやっと車から出ることができました。私はさらに師父に助けられ負傷していませんでした。
これ以外にもいくつかの大きな難に出遭いましたが、師父の特別なご加護により、すべては無事に乗り越えることができました。
時には、自分はどれぐらいの徳をもっているのか? どれぐらいの能力があるのか? 考えても分かりませんが、こんなに多くの幸福を享受できたのは、もしかすると、私は大法と大きな縁があるのかもしれません! だから何度も師父に助けられ、危険から奇跡的に逃れることができました。なのに私は修煉の決心がまだできませんでした。
私は宝の書『轉法輪』を開いて読み始めると、すぐ眠くなって目を閉じてしまい、こうなった時、私は大声で「法輪大法は素晴らしい!」と叫びます。すると、両眉の間に何か回転しているように感じ、手で触ると掌に勢いよく回転しているものを感じていました。のちになって分かったのですが、これは「法輪」が回転していたのです。
今の世は悪が氾濫しており、私もその悪い波に逆らうことができず、悪事を働いていました。お金が手に入れば麻薬を買い、賭博をして十数万元の貯金を使い果たしてしまい、私はタクシーの運転手になってなんとか生活を維持していました。
2017年3月、私は急病にかかり、入院することになりました。検査した結果、重い「急性脳梗塞」と、医師から告げられました。私の顔面は歪み、よだれが流れ出て止まらず、腕も挙げることができず、片足も動かせませんでした。「泣きっ面に蜂」ということわざがあるように、糖尿病、心臓病、血管の病気など10種類の病気が、次々と発病しました。至って元気だった私は車椅子の生活となり、入院して15日目にはリハビリセンターに行きなさいと、追い出されました。
リハビリセンターに2カ月ほど入院して、医療費は2万元もかかりました。いつも大金を手に持っていた私は、もはや2万元の医療費さえ払えなかったのです。私は医療費を払うために、息子をアルバイトの仕事に就かせました。
家に戻った私は、私生活が自立できなくなり、遠方に住む姉に世話を頼みました。毎日大量の薬が食卓の上に順番に並べられ、一日10種類以上の薬を服用していました。糖尿病の治療薬インスリンを一生使わなければならないと言われ、一生苦痛に耐えなければなりません。
この高額の薬を服用しても病気は治らず、毎日、病魔に苦しんでいた私に対して、姉は「薬を止めて法輪功を修煉したらどう?」と言いました。私は心の中で半信半疑でしたが、すべての薬を服用するのを止めて、学法と煉功を始めました。おそらく私の修煉の機縁が熟したのでしょう! その年、私は51歳だったのです。
私は回り道をしてやっと大法弟子になれました。姉は私のために学法グループを作り、知り合いの大法弟子を数人呼んで来て、一緒に学法と交流をするようになりました。ここから、私の法理に対する悟りができるようになりました。不自由な身体で毎日、煉功するように努力していました。第二式の功法を煉功する際に、私の片方の腕が上がらなかったので、ロープでその腕を吊るし上げ、煉功をしていました。学法する時は、はっきりとした発音ができず、早く読むこともできませんでした。同修達が帰った後、一人でまた読み直し、そのうちにだんだんと発音も読むスピードも正常になりました。
そして、いつの間にか糖尿病、高血圧などの病状が全部消えました。病院で再検査してもらうと、X線やCT画像で検査した結果、脳にあった2センチの血の塊が消えていました。それだけでなく、修煉して間もなく、私の麻薬中毒症状も消え去り、すべての不良な嗜好も消えました。大法の師父は私に二度目の人生を与えて下さいました。
今の私は人に世話をしてもらうことなく、自立した生活ができるようになり、掃除、洗濯、買い物など一人でできるようになり、階段の上り下りもできるようになりました。
以前の事は思い出したくもありません。乱れた世の中で欲望を満たすために悪事を働き、得られたのは精神の退廃と、自分を苦しめた病気です。今の生活は貧しいですが、私の内心には安らぎがあります。
師父は、私を地獄からすくい上げて下さいました。そして、大法によって新たな人生が始まりました。そのため、私は自身の経歴を持って、真摯に人々に告げます。「早く真相を理解してください。法輪大法は素晴らしいのです! 法輪大法は人を救う大法であり、それは生命にとって永遠の光明であり、それは未来への希望であり、この万古の機縁を見逃してはなりません!」
弟子は心の奥底から、師父に感謝を申し上げます!