文/中国の大法弟子
【明慧日本2019年8月1日】今からここでお話することは、多くの不思議な体験をした話です。いつもこれらを思い出す度に、言葉では表現できないほどの幸せを感じて熱い涙があふれ、私の心は浄化されます。
幸運にも高徳な大法を得る
法を得る前に、私は酷い冠状動脈性心臓病で苦しんでいました。1週間に2回も発作が起き、酷い時は夫も怖くなって泣いていました。病院の先生は「あなたの病気はここでは治療できません。北京の大きな病院へ行った方がいいです」と勧められました。いろいろな治療法を試しましたが、なかなかよい効果が得られず、家族の皆が私のことを心配しました。
そして病気を治すために私は山に行ってお寺で佛様を拝むとか、家で多くのいわゆる神様を祀るとか、多くのお金を使いましたが、私の病気は一向に治りませんでした。後に、大法を修煉するようになり、それは低い次元の霊体を招いたことが原因で、引き起こされた病気であることが分かりました。
1996年5月のある日、友達が私の家を尋ねて来て、法輪大法を紹介してくれました。そして次の日、夫は法輪功を習うために公園へ行きました。夫は以前に胃病があり、薬を飲んでも治りませんでしたが、10日間、公園で法輪功を煉功したら胃病が消えました。しかしその時、私はまだ低い次元の霊体を祀っており、法輪功をするとトラブルになるという心配があり、煉りに行きませんでした。
数日後、夫は煉功点から『轉法輪(巻二)』を持って帰り、私に「この本を読むと、道理が全てはっきりと書いてある。我々は遠回りをした」と言いました。本には「拝んでいる佛像には佛がおらず、拝むことによってできた偽の佛です。狐、蛇、イタチなどめちゃくちゃな物が乗っかっている場合もあります」[1] と説かれていました。私はすぐに家に祀っていた全てのものを処分しました。
私は本を手に取り開くと、師父の写真を見てびっくりしました。夫に「この人を知っているわ!」と言うと、「どこで知り合ったのか」と聞かれ、自分の記憶をたどりました。山の上か、お寺か、どこなのか思い出せませんでしたが、とにかく親しみを感じました。また、本の中の法輪図形が回転しており、色は鮮やかに輝き、法輪が時計回りに回転したり、逆時計回りに回転してとても玄妙でした。
あれから法を得て縁を結び、1996年6月1日に私は大法を修煉し始めました。修煉して間もなく、十数年患っていた冠状動脈性心臓病や婦人病など知らぬ間に消えていました。「真・善・忍」に基づいて、私は心身ともに明るくなり、毎日が元気いっぱいで何をやっても疲れを感じませんでした。家族や親友、私のことを知っている人達はみな不思議だと思い、周りの人々は大法の超常さを見て、次々に大法修煉の道に入りました。あれから23年が経ちましたが、私はこれまで一度も病院に行ったことがないし、一度も薬を飲んだことがありません。どんな関に遭っても、私は師父に従って固くついて行き、返本帰真の道を歩んでいきます。
幸運にも師父と出会う
1997年9月9日の夜、私は不思議な夢を見ました。私の実家の外に大きなナツメがあり、枝葉が茂り、ほぼ家の屋上までおおい、多くの熟したナツメの実がたわわになっていました。目が覚めた時にこれは吉兆だと思いました。10日の午後、煉功点で学法していた時、なぜか、わけのわからない嬉しさが心からこみ上げてきました。当時、私の娘は河南省安陽市のあるホテルに勤めていました。10日の夕方、娘は他の人のかわりに夜勤に出ました。夜9時ごろ、3人のお客さんがチェックインして、その中のお一人が師父でした。師父の付添の大法弟子が娘を指して、師父に「この子はどうですか?」と尋ねると、師父はニコニコされて「いいですよ」と答えられました。
娘はたいへん嬉しそうに電話をかけてきました。「師父が来られました!」。夫は、「本当に師父ですか? 間違っていたら大変です。もう一度確認して」と言いました。少し時間が経ってから、娘はまた電話をかけて来て、「確認しました。確かに師父です!」と言いました。その時に私はちょうど家で座禅していましたが、急に部屋が赤い光でおおわれ、今まで見たこともない佛光に照らされ、幸せが天から降りてきたように神聖な感じがしました。私の心から一つの念が生じ、「師父です、間違いありません。すぐに師父にお会いしに行きます」。私は夫に「師父にお会いしに行きますが、あなたは行きますか?」と聞くと、夫は「もちろん、行きます」と答えました。
私たちは師父が泊まられたホテルに行きました。ホテルに着くと、付き添いの弟子に「師父はちょっとお疲れで、お休みになられました。明日の朝8時前においで下さい」と言われ、帰りました。家に着くと、嬉しくて煉功点の責任者にこのことを伝え、明日一緒に行くと約束しました。
次の日の朝5時ごろ、私たち3人はホテルに着き、ロビーで師父を待っていました。しばらくすると、師父の声が聞こえてきました。私たちは嬉しくて師父の所に走って行きました。師父は白い半袖のシャツに、黒っぽいズボンをお召しになり、背が高くてとても優しい方でした。師父は私たちと一人ずつ握手をしてくださいました。師父を見ただけで握手をする前から、なぜか感情を抑えられずに涙が流れました。
師父は、「昨日会わなかったのは、疲れていたのではなく、すぐに処理すべきことがありました」と話されました。師父はまた、当時の『光明日報』の新聞社の事件についても話されました。そして、もっと法をしっかり勉強するようにと励ましてくださいました。また香を焚く、佛を拝む、憑き物などの問題についても話されました。私は師父が私の問題について話されていると感じて、自分のことをもっと師父にお話したいと思いました。師父は私の思いが分かったようで、さらに40分ぐらい話されました。
7時ごろ、師父は私たちを連れて、下のレストランへ朝食を食べに行かれました。師父の朝食は非常に簡単なものでした。朝食が終わって別れる際に、師父は数個の精巧な法輪バッジを私達にくださいました。娘も走って来て、「師父、私にも一つください」とお願いしましたが、師父は「もうありません」とおしゃいました。そして娘には、香港が発行した精美な『轉法輪』をくださいました。娘は嬉しくてたまりませんでした。
数日後、私はとてもはっきりとした夢を見ました。師父が私の隣に立っておられ、私の肩を叩いて、右の手で私の背中から一つの良くないモノを取り出されて、私に「これを見てみなさい」と言われました。私は師父が私の体を浄化されて、憑き物を取り除いてくださったのだと悟りました。それからというもの私の足取りは非常に軽く、今までにない心地よさを感じ、とても不思議な感じでした。
いつも、師父にお会いした幸せな出来事を思い出す度に、涙が出るほど感動したあの時の気持ちがよみがえってきます。
心から師父に感謝いたします!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪(巻二)』