【明慧日本2019年10月7日】山東省青島市平度市の法輪功学習者の展中香さん、周君さん、周玉香さん、張俊英さん、王増美さんの5人は、2019年9月24日に身柄を拘束された。また、展さんの家族は派出所の警官に殴られた。現在、5人は青島即墨普東留置場に拘束されている。展さんの家族はすでに弁護士を雇った。
9月24日、平度市の展さん、周君さんおよび大澤山鎮の周玉香さんたち3人は平度市仁兆鎮の縁日で、仁兆鎮派出所の警官らに身柄を拘束された。当日午後、平度国家安全保衛大隊(法輪功迫害の実行機関)は居民委員会の関係者をそそのかし、3人の自宅の家宅捜索を行なった。警官らは周君さんの自宅でいわゆる証拠が見つからなかったため、周君さんの姑である張俊英さんの家財を押収した上、張俊英さんを連行した。
当日の夕方、門村鎮の法輪功学習者・王増美さんは張俊英さんの自宅を訪ね、そこで見張っていた警官に身柄を拘束された。夜の11時ごろ、7、8人の警官らはまた王増美さんの家財を押収した。
9月24日、展さんの家族は仁兆派出所を訪ねて事情を聞き、意見を言うと関係者に殴られた。展さんの息子はその際に目と鼻から出血し、身体の数カ所を怪我して肋骨を骨折した。その結果、27日になっても身体を動かすことができず、病院で検査と鑑定を受けた。
25日午後12時35分ごろ、仁兆派出所は家族が気づかないうちに、3人を青島即墨普東留置場へ送り込んだ。
9月26日午前、王増美さんの息子は城関派出所を訪ね、直ちに母親を解放するように求めた。しかし、警官らはわざと会うことを避けた。夜、王増美さんの息子と王増美さんの95歳の母親は、平度610弁公室のリーダー・国玉成の住むマンションの下に行った。国玉成はすぐに降りて来て、王増美さんの母親とは話さず無視し、息子だけに暴言を吐いた。しかし、2人は王増美さんが解放されない限り、救援し続けると言った。
王増美さんは親孝行者であった。母親は「私はもう95歳で、何も怖いものはありません。娘が解放されなければ、抗議し続けます」と言った。
9月27日午前、展さんの弁護士は即墨普東留置場で展さんと面会できた。午後、家族と一緒に平度公安局にこの案件の手続きをし、そして、『立件しない申請書』を提出した。その後、弁護士はまた仁兆派出所に手続きを出し、家族は『立件しない申請書』と『告訴状』を提出した。