中国からの投稿 2題
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2019年10月11日】

 一、大法を修煉して お酒も煙草もやめた

 法輪功を修煉する前、私はヘビースモーカーで1日2箱の煙草を吸っていました。それにお酒も大変好きでした。ご飯を食べるとお酒を飲みたくて仕方がありませんでした。煙草を吸うのはお金もかかるし、部屋を汚すし人にも害を与え、体がたばこ臭くていい事は何一つないことは分かっていました。お酒だって飲めば酒臭いし、飲んだらベロンベロンになって、どこへ行っても嫌われるのが分かっていました。しかし、かつての私は自分の嗜好を放任し、好きなように吸ったり、飲んだりしたい放題でした。

 1997年、法輪大法を修煉し始めました。修煉者は師父の話を聞かなければならず、大法の要求通りに行なわなければなりません。師父は「喫煙は人間の身体に良いことはまったくなく」[1]、「酒は心性を乱すものです」[1]と説かれましたので、私は喫煙と飲酒の悪い習慣をやめようと決心しました。

 お酒をやめようとした最初の頃は、普段忙しくなればお酒を飲まなくて済みますが、悩み事や困ったことがあれば、お酒を飲みたくて仕方がありませんでした。そうした場合、私はよく口実をつけてはお酒やビールを飲んだりして、完全に止めることが出来ませんでした。

 何度も同窓会に参加しました。久しぶりに同級生に会って嬉しくなって、互いにお酒を飲みながら歓談しました。その後、「私は法輪大法を修煉しているのだから、もうお酒を飲んではいけないんだ」と言うと、同級生達はとても理解を示さず、私のことをつまらない奴だと言いました。しかし、私は心を動じず、「必ず師父の話をよく聞き、お酒を飲まないようにしよう」と固く思いました。このような場面が数回あった後、同級生達は私の決意が本物だと見て、「お前の信仰を尊重するよ」と言ってくれ、いつもの仲に戻りました。

 師父はまた「喫煙も執着です。タバコを吸うと気持ちがしゃきっとすると言う人がいますが、それは自らを欺き人を欺く言い方です」[1]とおっしゃいました。最初の頃、真剣に師父の法に対応せず、いつも口実をつけてこっそりと吸い、人から煙草を勧められるとメンツを保つため、吸っていました。その後、我慢して吸わないようにしましたが、心の中はイライラして大変でした。一度、夢の中で「大前門」のブランドの煙草を見て吸おうとしましたが、突然、自分が修煉者で吸ってはいけないと思い、夢の中で自分を制御しました。あれからすでに20年も経ちましたが、あれ以来、再び煙草を吸ったこともお酒を飲んだこともありません。そして、性格も穏やかになりました。  

 妻はすっかり変わった私の様子を見て、人に「家のあの頑固者は優しくなったわよ」と言います。法輪大法を修煉すれば自分がこんなにも変われるものかと思い、我ながら驚きました。

 今、私は心身共にとても健康で元気です。師父に感謝いたします。大法に感謝します。

 二、「本当にいい人に出会ってよかった」と銀行員が言った

 一度、銀行にお金を預けに行きました。銀行カードに入っている1万元(およそ15万円)の現金を定期預金にしようとしました。窓口の女性の銀行員が「手元にある通帳に入れればいいですよ」と言ってくれましたので、私は「では、お願いします」と言って、要求通りの内容を申込書に記入し、暗唱番号を入力して、すべての手続きを終えました。銀行員は「はい、これでもういいですよ」と言いました。

 数日後、銀行から電話がありました。「この前の貯金に少し問題があり、銀行に来てほしい」と言われました。その日のことを振り返って考えてみると、問題が分かりました。女性の銀行員は預金通帳に1万元を入金すると記帳しましたが、私のカードから現金を引き出さず、預金の通帳に振り込んでいなかったのです。

 外は雨が降っていました。私は夫に「車で送ってくれる? 彼女に心配をかけないようにしましょう」と言って頼みました。私が銀行に行くとすぐに「あの1万元のことですか。安心してください。そのお金をただではいただけません」と言いました。

 女性の銀行員はとても感動して、「いい人に会って本当によかったです。びっくりしました、l本当にびっくりしました」と連発しました。私は「心配するだろうと思って、急いで届けに来ました。あのカードはまったく使っていなかったので、お金がまだ残っているとは知りませんでした。知っていれば、もっと早くあなたに届けに来たはずです」と言いました。さらに、「私は法輪功の修煉者で、真・善・忍を修めるものです。師父は私達に良い人になるよう、うまい汁を吸わないようにと教えてくださっています。くれぐれもテレビで宣伝している『焼身自殺』等の話を信じないでくださいね。あれは全部ウソです。私達法輪功を修煉する人は皆いい人ですから」と言うと、彼女はしきりに「ありがとう、ありがとう」とお礼を言いました。

 その時、銀行には多くの人がいました。私は大声で「皆さんは法輪功修煉者に会ったことがありますか? ほら、見てください。皆と同じように怖い人ではないでしょう。私たちはただいい人になろうとしているだけです。いい人になるのは社会にとって百利あって、害など一つもないですよ。そして皆さんは必ず『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』という言葉を覚えてくださいね」と言うと、中には私に笑顔で頷いている人もいました。

 合掌

 注:
 [1]李洪志師父の著作:『轉法輪 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/8/29/392039.html)
 
関連文章