文/中国の大法弟子
一、「食事」と言うと、携帯電話からテイクアウトメニューが送られて来た
同僚は携帯電話にテイクアウトのアプリをダウンロードしました。ある日の昼頃、雑談の中で、「昼は何を食べたらいいかしら?」と言っただけで、携帯電話はすぐにテイクアウトメニューを送って来ました。つまり、テイクアウトアプリが私たちの会話を監視していたのです。
二、無犯罪証明書を発行してもらったら、同僚との宿泊記録もあった
ある同僚は派出所に無犯罪証明書を発行してもらいました。警官がネットで彼女の資料を調べた時、彼女はそばでこっそり見ました。すると、そこには、自分が同僚(女性)と旅行に行った時の宿泊記録があり、同僚の名前までありました。彼女はとても驚きました。つまり、私たちすべての人の行動が公安に監視されているのです。一方、ここまで監視網を張り巡らしているとすれば、政府が悪徳役人を取り締まろうとすれば、十分可能なことなのに、やらないだけだという事も分かります。
三、マンションの自動玄関ドアを開けるカードは1人に一つの番号
ある人はマンションの自動玄関ドアのカードを作った時、このような場面を見ました。
マンションの住民が玄関ドアのカードを紛失して、もう一つ作りたいと管理会社の人に言ってきました。管理会社の人はネットで調べたら、「一昨日、何時と何時に、玄関ドアを開けましたね。どうしてカードをなくしたのですか?」と言いました。そして、彼のカード番号も聞きました。つまり、玄関ドアのカードは1人に一つの番号があり、私たちがいつ出かけ、いつ帰宅するか、すべて管理会社にしっかり把握されているのです。
以上の事から、いろいろ考えさせられました。これらの事は政府の監視と迫害とは直接の関係がありません。しかし、私たちは決して油断してはいけません。なぜなら、マンションの管理会社にしても、携帯電話のアプリにしても、すべて監視機能があって、それらのデータは随時に、政府に持ち出され、利用される恐れがあるのです。もしかしたら、彼らはそもそも仲間かも知れません。ですから。このような監視される環境の中で、私たちは生活の細部まで、安全に気をつけなければならず、決して邪悪に隙に乗じられてはいけません。