青島のシングルマザー隋英さんに実刑判決を宣告
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 【明慧日本2019年11月16日】山東省青島市開発区の法輪功学習者・隋英さん(44歳女性)は10歳の息子を持つ、シングルマザーである。先日、隋さんは青島市黄島区裁判所に懲役3年の実刑判決を宣告された。

 隋さんが拘禁されたために、小学生の息子の世話が出来なくなり、成長期の息子に心身ともに大きなショックを与えた。

 隋さんは1997年、腰椎椎間板ヘルニアになり、自立生活ができなくなった。その時に隨さんは22歳で、大学を卒業したばかりで、これから未来に向かって希望に満ちた生活が始まるはずだった。だが、こんな不幸に遭ってっしまった隋さんは、あちこちの病院へ行き、治療をしたが、あまり効果がなかった。医者が「椎間板は軟体組織で、突出した後は永遠に完全に回復ができない。生活上でいろいろ気を付けないといけない。時間が経つにつれ、関節が変形し骨棘(こつきょく)形成して軟骨が骨化する」と話した。

 1998年4月、隋さんは縁あって、法輪功に出会い、学び始めた。それから、隋さんは患っていた鼻炎、リュウマチ、偏頭痛、神経衰弱などの病気が完治した。それに、腰椎椎間板ヘルニアも徐々に、治っていった。隋さんは性格が明るくなり、他人のことを優先に考え、寛容な人間になった。

 しかし、1999年7.20、中国共産党の江沢民グループは法輪功への弾圧を開始した。隋さんは法輪功を学び続け、2000年10月1日に北京に行き、法輪功の迫害を停止するよう陳情した。そのため、隋さんは警官に猛打され、青島大山留置場に拘禁され、奴隷のような労働を科された。また2002年、北京の天安門広場で法輪功の功法を煉ったため、山東省第二女子刑務所に送られ、労働教養処分2年を科された。満期が過ぎ解放され、帰宅するはずの隋さんはその日、黄島公安局と610弁公室の警官らにそのまま、青島の洗脳班に送られ、拘禁が継続された。その上、警官らは隋さんの両親からお金をゆすり取った。

 2018年4月10日、隋さんは法輪功が迫害されていることを人々に伝えた際に、当局が宣伝している法輪功の誹謗中傷を信じている人に通報された。そして、青島開発区公安分局辛安派出所の警官らは隨さんを連行して、同市普東留置場に送り込んだ。4月14日、隋さんは保釈された。

 2019年5月29日、黄島区裁判所は、ある書類にサインするようにと、隋さんを呼び出した。隋さんはサインを拒否したが、裁判所の警官らに普東留置場に送られた。その後、隨さんは判決を下されたという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/11/4/395405.html)
 
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