文/中国の大法弟子
【明慧日本2019年1月10日】地元の協調人Aさんは、法を実証する仕事を多くしてきました。一度、Aさんと一緒に仕事をした時に、私は心性を守り切れず、彼の事を厳しく指摘してしまい、その後、とても後悔しました。それからの数年間、私はAさんとあまり顔を合わすことなく、Aさんも地元の協調人と交流を少なくし、いつも単独で仕事をするようになったと聞きました。
県の女性協調人はいつもAさんと一緒でした。この女性協調人と少し面識があり、とても威圧感のある人でした。ある同修は、「皆が彼女の言う通りにしている。さもなければ、彼女から『明慧週刊』と大法の経文すらもらえない」と愚痴をこぼしていました。そして、女性協調人は同修の間で親戚の商品を売りさばき、同修から借りたお金をも返さず、お金を返してほしいと求めても、「もういいのではないか、大法に寄付したことにしましょう」と言ったそうです。女性協調人は内に向けて探さず、仕事ばかりをこなし、確かに多くの仕事をしましたが、しかし、漏れもかなり大きいものでした。彼女は地元の他の協調人とうまく行かず、皆が彼女に協力しさえすれば機嫌がいいのですが、彼女は他の人には決して協力しませんでした。交流会をする時も、彼女は地元の協調人を呼ばないで、逆にいつもAさんに参加させていました。一度、交流会の時に、Aさんは午前中ずっと喋りまくり、すべての人が途中で退場するまで喋り続けていたそうです。
Aさんは女性協調人とよく連絡を取り合いました。本来、内に向けて探すことや心性を高めることに力を注ぐべきなのに、2人は互いに「仕事」の多さだけに注目しました。ある日突然、女性協調人は不当に連行され、そして、実刑判決を下されました。
女性協調人が迫害を受けてから2年、Aさんにも問題が起きました。問題が起きる前に、同修はAさんがいつも「ギリギリの行為」をやっていると言っていました。例えば、勝手に神韻DVDの表紙を変更するとか、真相小冊子を作る時、大紀元や正見ネットから自分好みの文章を勝手にダウンロードして、明慧ネットが指定した真相資料を使わないとか、Aさんがダウンロードした文章には天目が開いた人が見た内容が多いとか、江沢民を訴えてから、Aさんは最初の頃反対し、人が訴訟状を書くのを阻止したとか(その後、彼も江沢民を訴えた)、地元の多くの協調人とうまく行かない等の問題がありました。
ある日、Aさんは突然病業の状態が現れました。最初の頃、あまり気にしていませんでしたが、その後、ますますひどくなり、同修達は発正念を手伝ってくれましたが、結局は役に立たず、Aさんは逝ってしまいました。
火葬する当日、Aさんの主元神はいつも一緒にいたある同修とコミュニケーションを取り、「僕はとても辛く、泣きたいです。師父は僕にある場所を按排してくださいました。僕はそこへ行きます」と言ったそうです。同修は「私はあなたが見えますか?」と聞くと、Aさんは「見えます。空を見上げてください」と言いました。その日は曇りでしたが、突然曇った大空に大きな穴が開き、そこはあたり一面が輝き渡り、鮮やかな色彩に溢れていましたが、その光景も2分程で消えてしまいました。
Aさんはどうして辛いと言ったのでしょうか? それは、彼が何もかも分かったからではないでしょうか。
私達はいくら下手に行なったとしても、師父は私達に最高のものを与えてくださいます。師父はAさんの「辛さ」を用いて、他の弟子に「どんなプロジェクトをやっていても、早く人心を放下しなさい」と気付かせてくださっていました。最後に何もかも分かった時には、何もかもがすでに終わった時です。もう補う機会はありません!
どんな法を実証するプロジェクトをやっていても、正しく行なえば、それは自分を成就する過程ですが、正しく理解しなければ、それは自我を実証する過程となります。明慧ネットに掲載された「角度を変えて問題を考える」という文章の中で、「様々な問題点ばかりに注目し、絶え間なくトラブルを作り、ごたごたを引き起こす」という人について言及されていました。旧勢力が1日いれば、危険が1日存在します。たとえ、あなたが太陽であったとしても、宇宙の中のホタルの光すら及びません。私達は馬鹿なことをしてはいけません。リーダーでも、協力者でも、心性を高めることは同じです。修煉は終わる日が必ずやって来ます。その「あたり一面に輝き渡り、鮮やかな色彩に溢れる」時は、あなたを待っています!! くれぐれも、Aさんのように「辛い」遺憾を残さないようにしましょう!!
少しの浅い見識です。法に則っていなければ、同修達にご叱正をお願いします。