広東中山市の楊錦妍さん 懲役3年の実刑判決
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 【明慧日本2020年1月13日】(広東省=明慧記者)広東省中山市石岐区の法輪功学習者・楊錦妍さん(66)は、2019年4月21日に連行され、2019年12月12日に懲役3年の実刑判決を宣告された。楊さんはかつて何度も連行され酷い迫害を受けた。

 2019年4月21日、中山市石岐区宏基派出所の十数人の警官らが楊さんの家を包囲し、家族と隔離した後に楊さんを連行した。そして、警官らは家宅捜索を行ない、100部以上の法輪功資料を押収した。楊さんは中山市留置場に拘禁され、検察庁に起訴された。

 その後、中山市第一裁判所は楊さんに対して2019年11月5日に開廷し、2019年12月12日に懲役3年の実刑判決を宣告した。

 楊さんの92歳の母親は2019年7月20日、カナダのバンクーバー市の中心部で行なわれた集会で、娘の救援を呼びかけた。「私は三十数年前に中国広東省中山市からカナダに移住し、楊錦妍さんは先祖の事業を引き継ぐため、郷里の中山市に残して来たたった1人の娘です。しかし思いもよらず、娘は法輪功を学んでいるという理由だけで、何度も残酷な迫害を受けてきたことです」と楊さんの母親は訴えた。

 かつて何度も連行される

 1999年7.20に法輪功への迫害が始まって以来、楊さんは法輪功迫害の真相を人々に伝えたため、相前後して連行された。2002年2月9日、楊さんは中山市岐江区派出所の警官らにより連行され、中山市留置場で1カ月以上拘禁された。2003年11月14日、楊さんは広東省三水洗脳班に移送され、3カ月間拘禁され、そこで法輪功を放棄するように強いられた。

 2004年12月7日、中山市岐江区派出所の十数人の警官らは楊さんの家に行き、家宅捜索を行ない、楊さんに労働教養2年を科し、広東省三水労働教養所に拘禁した。

 楊さんは3箇所の労働教養所と留置場で2年5カ月間監禁され続け、残酷な拷問を受けた。

 また2009年7月15日午前、楊さんは外出した際に連行された。当日の午後6時40分頃、楊さんの夫が外出しようとした時、侵入して来た警官らに遮られ、写真を撮られ脅迫され、捏造された証拠をもとに書かれた書類に署名するように強要された。

 楊さんは懲役3年6カ月の実刑判決を宣告され、2011年に広東女子刑務所に拘禁された。残酷な迫害により、楊さんは胆石、高血圧、聴覚障害などの症状が現れ、刑務所病院に拘禁された。カナダの身内は各界の人々にこの件に関心を寄せ、楊さんを直ちに解放するように、何度も呼びかけたことがある。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/1/3/398520.html)
 
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