文/中国の大法弟子 慧覚
【明慧日本2020年2月1日】私は20年余りの修煉の中で、天目で常に玄妙な景色が見えます。これは師父の励ましだと思い、大法が弟子を済度する智慧の表現であると思っています。長年の間、師父はずっとこのような心遣いで、私の修煉を守ってくださっています。師父の慈悲について、私は言葉で表現できません。修煉の中のいくつかの体験を皆さんと交流すると同時に、自分の不足を見つけ、法を正す進捗に追いついていき、父の期待に応えたいと思います。
一、師父は大法を大事にするよう励まされる
私は今年82歳で退職しています。小学校も卒業してないので、私が知っている文字が少ないのです。1996年8月10日、法輪大法が私の地元まで伝えられて来ました。私は法輪功の勉強会に参加して、師父の講義ビデオを見ました。勉強会の初日、私は大法の書籍『轉法輪』を買い、家に帰ったら、すぐ手を洗って学法しました。最初のページを開いて、『論語』を見たところ、本の中から突然木炭が燃えたような火花が飛んできました。私は非常に驚き、この本が普通の本でなく、天上の本であり、本当の佛法であるとわかりました。私は、必ず大法を大切にし、しっかり修煉しようと決心しました。
次の日、私が『轉法輪』の一講を読もうとしたところ、文字が篆書体で、すべての文字の背景が全て空色で、記号の背景までも空色が現れました。私は各ページが異なる天体であると感じました。
私は異なる色と法輪が私の身体を調整し、私の家の環境をきれいに取り除くことが見えました。1998年の前半のある日、煉功場で、第五式の功法をする時、天目で、私の上半身が『轉法輪』の中に書かれたような万以上の脈が太く透明で縦横に交錯しているのを見ました。
なぜ私はこのような現象が見えたのでしょうか? 師父は「慧眼通では、壁を隔てて物を見たり、人体を透視したりする能力はありませんが、他の空間の様子が見えます。 わたしはなぜこうするのでしょうか? こうすればあなたは常人の見えないものが見え、それが本当に存在するものだと知ることができるので、煉功の信念を深めることができます。 今の時点ではっきり見えても見えなくても、みなこの次元に開いてあげますが、これは皆さんの煉功にきっとプラスになります」[1] と説かれました。法理が分かって、別の空間の景色が見えた時、師父が私に修煉の自信を強めるように励ましておられると分かっています。同時に、法によって「天目に執着してはいけない、追求してもいけない、好奇心を持ってはいけない」と分かっています。
師父の励ましの下で、私は大法の修煉について、自信が倍増しました。家事のこと以外、時間があれば、私は『轉法輪』を読んで、本と法から離れない状態になりました。私は短い時間で『論語』を暗記して、積極的に各所への法を広める活動に参加しました。
他の土地から来た同修と交流した時、私は、「大法を勉強して、私は、常人の各執着心を放下し、名利情を気にしてはいけないと分かり、私は住む所があるので、実家の住宅をすべて妹に譲りました」と言いました。同修は私が着実に修煉していると思って、大法の資料や学法、煉功などの協調の仕事を私に担当させました。私が所属する煉功場には毎日約50人が煉功しています。私は毎日早く煉功場に行き、いろいろ準備して、皆が揃ったら、煉功を始めました。
修煉を始める前、私は多くの病気を罹っていました。その当時、常に目がくらんで頭がふらふらして、たいへん辛い状態でした。週に2回病院で注射する必要がありました。時間があれば、いつもお寺で神様を拝んで、病気や災難を消してくださるようにお願いしました。気功ブームの時、各種の気功を試し、多くのお金を費やしましたが、結局何の効果もなく、逆に良くない霊体を招いてしまい、頭の上に石があるように重く感じていました。大法を修煉してから、しばらくして、全ての病気が消え、頭上の重い物もなくなり、遺伝された腋臭もなくなりました。
二、師父の啓示により、状況が厳しくなると理解する
1999年7月19日の夕方、私たちへの大規模な迫害がそろそろ来ることについて、全く気づいていませんでした。午後私は『轉法輪』の「煉功して魔を招く」[1] の段落を読んでいたところ、「握」の文字が赤くなって飛び出てきました。その時、師父が何かを啓示しておられると思いましたが、本当の意味は何か分かりませんでした。夜になると、他の土地の同修から電話があり、「今夜全国で大規模に大法弟子が捕まり、大法の書籍や資料などが没収される」というので、私はすぐ買った200冊の大法の書籍を他の同修に隠すように頼みました。夜9時ごろ、公安局の警察官が捜査しにきましたが、何も見つかりませんでした。私は師父が啓示された「握」の文字を思い出して、「手」へんに、右側が「屋」という文字なので、恐らく状況が厳しいから、早く手で部屋の中の物を全て外に隠すようにという意味だと悟りました。
警察官は私と他の2人の協調人を強制的に公安局に連行しました。警察官は煉功場には何人くらいいるかと聞き、私たちは、「分かりません。名簿もなく、いつ来ても自由で、お金もかからず、煉功を通して身体を鍛錬し、真・善・忍に基づいてより良い人になるのです」と答えました。私たち3人は公安局に一晩泊められて、次の日に釈放されました。
2回目に強制連行された時、警察官は私に、「お前の状況によっては、罰金と拘束する可能性が高い」と言うので、私は、「私たちは良い人であり、この罰は違法です。私は認めないし、受け取ることもできません」と答えました。迫害の最初の時期、中国共産党はまず協調人に手を出しました。全国の迫害は非常に恐ろしく、私たちは非常に重い圧力を感じました。その時、私は何も考えず、迫害に抵抗する正念の言葉がすぐ口から出ました。これは師父の加持だと思っています。
三、師父の写真が壁に現れる
中国共産党は法輪功への迫害について、今までになく邪悪で残酷でした。私たちの修煉環境はすべて破壊され、すべての修煉者が残酷な試練に直面しました。1999年7月20日以後、私の家は重点的に監視されました。電話も監視され、家は数回捜査され、私も強制的に洗脳班に連行されて洗脳や、拘束の迫害も受けました。
修煉してから迫害の前までに、袈裟を着ておられる師父の写真をずっと家の壁に掛けていました。私は毎日必ず礼儀正しく師父に3回線香を差し上げていました。邪悪は捜査の時師父の写真を没収しました。ある日、私は師父の写真をかけていたところに立ち、何もない壁に、『轉法輪』の師父の写真のページを開き、壁に向かって、師父に、「師父の写真が壁に現れるようお願いします。私は師父に線香を差し上げます」とお願いしました。次の日、洋服を着ておられる師父の写真が壁に現れました。その写真は『轉法輪』の中の写真より大きいのです。同修も続々見に来て、皆が感動し、すべて励まされるように感じました。皆は迫害の中で師父が私たちと一緒におられると感じ、気持ちが温かく、自信やエネルギーも感じました。修煉しない親戚や友人も見て、「あなたたちの師父はとても偉大で、とても素晴らしい」と言いました。
私が引っ越すまで、師父の写真はずっと表れました。
2001年は、邪悪が一番迫害の酷い時期でした。一部の同修は各種の圧力の下で煉功する勇気がなくなりましたが、私はずっと学法や煉功を続けました。ある日の朝、靜功をした時、天目で私の対面に二列の古代の軍人が立っているのが見えました。「これは神将です」という声が聞こえました。次の日、私が第一式の功法をして、「双龍下海」[2] の動作を行なった時、天目で二つの高い水柱が湧いてきて、二匹の龍が海に入るような景色が見えました。
今でも私の部屋の中に師父が降ろしてくださった覆いが見えます。その覆いは冬の時期には、羽根布団のように部屋を包み、夏は絹織物のように透明で、銀色の光を放っています。大法弟子が迫害に反対し、法を正す修煉の20年の間に、師父は、このような法の智慧と玄妙さで、弟子を啓示し、励ましてくださいました。邪悪の迫害がどんなに狂っても、師を信じ、法を信じることについて、わたしは絶対動揺しませんでした。
四、師父の励ましに、正念で病業に直面する
2011年、私の100歳の母は転んで傷を負い、日常生活に全面的な介護が必要でした。ある晩、母の排泄が十数回あり、私は十数回母を抱きおこして、トイレへ連れて行きました。次の日、私は完全に動けなくなり、ベッドで横になり、寝返りするのも難しくなりました。私の子供は私を病院へ連れて行き、CT検査で、(1) L.3-4、L.4-5椎間板ヘルニア、(2) L.4-5、L5-SI椎間板ヘルニア、(3) S.5骨の増殖と判明しました。 医者は入院して治療するように勧めましたが、私は入院しないと決めて、子供に私を家につれて帰るように言いました。子供は有名な整形外科の医者を探してきました。その医者はCT画像を見ると、「マッサージはいけません。大変酷いです」と言いました。
医者が帰ったあと、私はベッドで大法の経文や論語を暗唱して、師父の加持をお願いしました。そして正念で旧勢力の迫害を否定して、一層一層の宇宙の中で、私が借りたものを善解するようにお願いしました。その日の夜、夢の中で、約2寸長さのムカデのような虫が私の腰のところから出て来て、消滅されるのが見えました。次の日に、私はベッドから降りて歩けるようになり、十数日経って、腰の痛みが消えました。
五、師父は江沢民を告訴するよう私たちを励まされる
2015年2月のある日の朝、私は身体を温める水筒から水を捨てているとき、水筒の底はもともと平らなのに、、約1本指の深さで凹んでおり、形は菩薩や佛が坐禅する形でした。夜、白い光を放ち、とても目立ちました。
同じ日、私は洗面器に水を入れて、顔を洗う時、洗面器の底に、魔を降参させる孫悟空の像が現れ、生きているように水の中で飛び跳ねていました。水を捨ててもその像がまだはっきり見えました。金たわしを使って洗っても、消えないで今でも洗面器の底に映っています。これは天目でなく、肉眼で直接見えました。5月になると、孫悟空が妖怪を降参させるように、大規模な江沢民への告訴の大波が現れました。
私が所属する学法グループのすべての人は本名で江沢民を告訴しました。私は小学校も卒業してないので、文章が書けないので、告訴状さえ書けませんでした。しかし、私は勇気を出して、自分で書き、更に他の人も手伝いました。
私は修煉による身体の変化や道徳の昇華の体験と、社会や家庭の中で良い人になったことを書き、自分の体験を、師父の偉大さと大法の神聖を実証するために、江沢民や共産党などの法輪功に対する違法な迫害行為を暴き出しました。最後に、私たちに正常な煉功の環境を返し、師父の名誉を返させ、大法の名誉を返させることを要求し、告訴状を最高人民法院と最高人民検察院に届けました。
私の学法班の人は全て高齢者です。私たちは江沢民告訴に参加して、修煉の中で妖怪を退治し、魔を降参させるようがんばりました。ある日、私のベッドサイドに四つの花が現れました。梅、蘭、竹、菊です。これらの花は中国で優れて高い徳を持つ君子を象徴しています。師父はこの花を通して大法弟子を励まされました。
六、師父は多くの人を救い済度するように大法弟子を励まされる
2017年の年初から、私は発正念や靜功をする時、天目で常に同じ現象が現れます。私の部屋の壁やすべての物がなくなり、目の前に広い空間が現れ、数万人以上の人がいます。私は彼らに、「あなた達が私の前に現れることは、私に救い済度してほしいのでしょう。李洪志師父は宇宙の大法を伝え、衆生を救い済度し、全ての衆生が法を正すことを妨害しないよう、大法を敵視しないようにするため、あなた達は必ず『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と覚えれば、必ず大法が切り開いた新しい宇宙に入ることができます。この聖縁を大切にしてください」と言いました。
ある日靜功を煉る時、天目の中に、前回と同じ環境が現れ、多くの人と私は向かい合って座り、私と一緒に靜功を煉りました。皆がすべて坊主頭で、羅漢のようです。多分他の次元の空間に私と縁がある生命は大法の意義が分かって、積極的に大法に同化しています。その後、このような光景は常に現れました。
2017年のある日の昼頃、発正念する時、とても大きい佛が現れました。師父でした。師父は大きな蓮花座に座られ、黄色の袈裟を着て、髪の毛は巻き毛でした。
また別の日の昼頃、発正念して蓮花手印をした時、天目で、10本の指がピンク色の蓮花の花びらで、手のひらが緑色になって、まるで満開の蓮花のようでした。私は、師父がもっと精進して着実に修煉するように、そして、最後の時期にも緩めないで、もっと多くの人を救い済度するように、私を励ましてくださっていると悟りました。
七、師恩に応え、もっと精進する
師父は、「実は修煉さえすれば、私は常にあなたの身近にいます。修煉さえすれば、私はあなたに最後まで責任を持つことができ、しかも私は時々刻々皆さんを見守っています」[3] と説かれました。
20年の修煉で、別空間の景色を多く見ました。以上の僅かな例を通して師父が説かれた話を実証したいと思います。師父の話はすべて真実です。平和な環境にしても、邪悪な迫害の環境にしても、師父はずっと弟子の隣におられます。弟子は師父の按排通りに行ない、正しい道を歩み、正しいことを行なえば、師父の励ましが現れます。もし、弟子が自分の修煉を緩め、きちんと行なえない場合、師父も智慧をもって注意され、正しい悟りをさせてくださいます。
例えば、2018年、私は天目で数回テストの成績を見ました。それぞれ64点、86点、92点でした。私は師父がこのことを通して私に注意をしておられると悟りました。大法弟子が三つのことの中で、真相を伝え救い済度することをしっかり行なっていないとき、点数が低いのです。
私は真相を伝え衆生を救い済度することについて、苦に耐えたくない心があって、真相を伝え衆生を救い済度することを前より緩めました。そして、「真相資料が常に常人に捨てられ、監視カメラも多いから」などと口実を探し資料もあまり配らず、対面で真相を伝えることもあまりしませんでした。
ある日、私は天目である女性の顔が見え、彼女の名前も聞こえました。この人は50年も会っていない友人です。これは師父がこの人を私に救い済度させようとされていると悟りました。しかし、彼女は遠い所に住んでいるので、彼女の家に行くのは、容易なことではなく、なかなか行きませんでした。
天目で見たことや、直接目で見た奇跡はすべて師父が弟子を向上させる方式で、大法の智慧の現れ、師父の苦心です。弟子が向上する時、師父の多くの苦労があります。20年余り、師父は私たちにどのくらいの苦を受け持っておられるでしょう。しかし私はまだ多くの執着心をまだ放下していません。多くのことがまだ法の基準に達しておらず、師父にたいへん申し訳なく感じています。私は必ず人心の妨害を突破すると決心し、しっかり執着心を取り除き、修煉を始めた最初のように精進し、しっかり三つのことを行ない、人を救い済度するように、不足の所を早く補い、師父の良い弟子になり、師父の望みに応えるようにします。
以上は私の次元に限られていますので、不適切なところがあれば、ぜひご指摘をお願いします。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
[2] 李洪志師父の著作:『大圓満法』「二、動作図解」
[3] 李洪志師父の著作:『米国法会での説法』「ニューヨーク法会での説法」