2019年11月に49人の法輪功学習者に不当判決
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 【明慧日本2020年2月12日】(中国=明慧記者)明慧ネットの統計資料によると、2019年11月に少なくとも49人の法輪功学習者が判決を宣告され、77人が裁判にかけられ、44人に対して逮捕礼状が発付され、124人が検察庁、裁判所に起訴されたという。また、その内の65歳以上の法輪功学習者13人が実刑判決を宣告され、裁判にかけられた。弁護士による法輪功学習者の無罪を主張する弁護が27回行なわれた。

图1:2019年1~11月大陆法轮功学员遭庭审、判刑迫害人数统计
2019年1~11月に裁判にかけられ、実刑判決を下された中国国内の学習者の人数統計表

 2019年11月、迫害の中で死亡した6人の法輪功学習者は、生前にすべて実刑判決を下された。

法轮功学员魏起山
魏起山さん

 河北省秦皇島市の魏起山さんと妻の于淑栄さんは、2019年7月に昌黎県裁判所により、懲役7年と懲役4年の実刑判決を下された。魏さんは秦皇島市留置場に拘禁され、受刑中に死亡した。

法轮功学员杨立华
楊立華さん

 黒龍江省黒河市孫呉県の法輪功学習者・楊立華さん(43)は、黒龍江省女子刑務所で残虐に迫害され、死亡した。

法轮功学员王德臣
王徳臣さん

 ハルビン市阿城区新華鎮の法輪功学習者・王徳臣さんは、3年6カ月拘禁された後、呼蘭刑務所の残忍な迫害によって死亡した。享年62歳であった。全体の過程、呼蘭刑務所は家族を王徳臣さんの遺体に近づけないように阻止し、家族に急いで火葬することに同意するように強制した。王徳臣さんの遺体については多くの疑問点が残された。

 黒龍江省ハルビン市の法輪功学習者・占捷さんは、法輪大法を勉強したという理由だけで、懲役9年の実刑判決を宣告され、黒龍江省女子刑務所に拘禁され、残忍で悲道な迫害を受けた。家に帰った後にも、警官らは何度も占さんに対して嫌がらせを働き、再び連行しようとした。それでやむを得ず、これらから逃れるために占さんは家を出て、放浪生活をした。恐怖の中で、占さんは人と接触する勇気がなくなり、自分が学習者であることを内緒にし、体の具合が悪くなっても病院に行くことが出来ず、それは身分証を提示しなければならないからである。巨大な圧力の下で、占さんは迫害によって亡くなった。

 大連荘河市の84歳の法輪功学習者・鄭徳財さんは、公安局・検察庁・裁判所部門の関係者らに共同で1年6カ月の実刑判決を下され、刑務所に拘禁された。2019年8月に出所した鄭さんは、ひどい迫害で歩けなくなり、11月21日に無念の思いを晴らせないまま死亡した。その前の「10.1」頃に、村の幹部と光明山派出所の警官らは、また鄭さんの家に来て嫌がらせを働いたり、家財を押収した。

 湖北省荊州市監利県の法輪功学習者・李大尭さんは、最近、湖北省沙洋範家台刑務所でひどく迫害され、死亡した。享年67歳だった。

图2:2019年1~11月法轮功学员遭中共非法判刑人数按刑期分布

2019年1~11月、実刑判決を受けた学習者の刑期における人数の分布

表1、2019年1~11月、実刑判決を受けた学習者の刑期とその人数

    刑          期

   人   数

1年以下

18

1~2年

141

2~3年

98

3~4年

180

4~5年

103

5~6年

47

6~7年

13

7~8年

26

8~9年

21

9~10年

9

10年

11

11年

3

12年

1

13年

1

刑期不詳

11

2019年1~11月、683人の法輪功学習者が不当な判決を宣告された

 

 一、2019年11月、49人の法輪功学習者が不当判決される

图3:2019年11月大陆法轮功学员被非法判刑人数按地区分布

図3、2019年11月、判決された中国国内の法輪功学習者の地域別人数分布表

表2、2019年11月、判決を受けた法輪功学習者の地域別分布表

   区   域   

判決を宣告された人数

 順 位 

黒 竜 江

6

1

北 京 市

5

2

山 東 省

5

2

河 南 省

5

2

四 川 省

4

3

河 北 省

4

3

遼 寧 省

4

3

甘 粛 省

3

4

吉 林 省

3

4

湖 北 省

2

5

山 西 省

2

5

安 徽 省

1

6

貴 州 省

1

6

江 西 省

1

6

上 海 市

1

6

天 津 市

1

6

陝 西 省

1

6

2919年11月、49人の法輪功学習者が不当に判決された

表3、2019年11月、31都市で判決を宣告された学習者の人数統計表

   都      市   

判決を宣告された人数

成 都 市

4

酒 泉 市

3

洛 陽 市

2

伊 春 市

2

延 辺 州

2

菏 澤 市

2

潍 坊 市

2

陽 泉 市

2

銅 陵 市

1

慶 陽 市

1

石 家 庄

1

衡 水 市

1

保 定 市

1

遵 化 市

1

済 源 市

1

信 陽 市

1

鄭 州 市

1

大 慶 市

1

ハ ル ビ ン

1

佳 木 斯

1

綏 化 市

1

荆 門 市

1

武 漢 市

1

白 山 市

1

西 昌 市

1

本 溪 市

1

撫 順 市

1

葫 芦 島 市

1

錦 州 市

1

青 島 市

1

宝 鶏 市

1

 迫害の実例

 ◇大慶市の法輪功学習者・関興涛さん、呉艶華さん、都業成さんに懲役7年以上

 黒竜江省大慶市高新区の法輪功学習者・呉艶華さん、関興涛さん、都業成さんの3人は、連行され1年余り拘禁された。2019年8月12日、大慶市譲胡路区裁判所はこの3人に対して裁判を行なった。情報筋によると、同裁判所は関興涛さんに懲役8年、呉艶華さんに懲役7年6カ月、都業成さんに懲役7年の実刑判決を宣告した。現在、3人ともすでに大慶市高等裁判所に控訴したという。

 呉艶華さん、関興涛さん、都業成さんの3人ともに、大慶市留置場に拘禁された。概算した統計によると、2018年11月9日、大慶市の61人の法輪功学習者たちが一斉に連行され、大多数の者が家宅捜索を受けた。

 2019年8月12日、大慶市譲胡路区裁判所は3人の学習者に対して裁判を行なった。当日には裁判結果が出なかったが、その後、関興涛さんには懲役8年、呉艶華さんには懲役7年6カ月、都業成さんには懲役7年の実刑判決を宣告した。

 ◇湖北省武漢市の82歳の呉元醜さんは懲役3年を宣告され、さらに3000元の罰金を科される

 82歳の法輪功学習者・呉元醜さんは2017年~2018年の間に、世間の人々に迫害の真相を伝えたため、真相が分からない人に通報された。そして、現地の警官らは何度も呉さんに対して家宅捜索を行い、法輪功の書籍を押収し、呉さんを監視し続けた。2019年11月19日、武漢市武昌区裁判所は呉さんに対して裁判を行い、11月26日に懲役3年の実刑判決を宣告し、さらに、3000元(およそ4万7000円)の罰金を科した。

 ◇遼寧省本渓桓仁県裁判所は開廷せず、張秀英さんに懲役4年

 2019年11月の中旬、遼寧省本渓桓仁県の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の王成剛と桓仁県裁判所の朱福臣は、学習者・張秀英さんが住むマンションの下で1枚の判決文を張さんに渡し、懲役4年の実刑判決を下したという。張さんは「いつ開廷したのですか?」と聞くと、「この前、お前の家に行ったが、それで開廷したことになる」と答えた。張さんは「私は認めません。良い人になることは罪ではありません」と主張した。王成剛と朱福臣は「控訴する期間は10日間だ」と一言投げ捨てて、その場を立ち去って行った。

 2019年11月21日午前10時半頃、王成剛と朱福臣ら数人は、万嘉禾商店の入口で張さんを連行し、本渓市留置場に拘禁した。

 2016年の時、張さんは桓仁県の国内安全保衛部門の警官らに連行され、本渓市留置場に拘束された。本渓市病院で身体を検査した際に、張さんは深刻な心臓病の症状が現れたため、国内安全保衛部門の関係者は張さんの息子から5000元(およそ7万9000円)をゆすり取った後で、張さんを帰宅させた。

 2018年、王成剛と朱福臣ら数人はいきなり張さんの家に侵入し、張さんはずっと彼らに迫害の真相を説明した。それが彼らの言う「開廷」したことになるのだと言うのである。

 二、2019年11月、不当な裁判が77回行なわれる

表4、2019年11月、裁判が行なわれた省とその回数の統計表

   区   域   

裁判が行なわれた回数

黒竜江

16

四川省

14

北京市

11

河北省

10

山東省

5

甘粛省

3

湖北省

3

吉林省

3

遼寧省

3

内モンゴル

2

天津市

2

安徽省

1

河南省

1

陝西省

1

雲南省

1

浙江省

1

2019年11月、不当な裁判が77回行なわれた

 

表5、2019年11月、28都市で行なわれた裁判の回数の統計表

  都     市  

裁判が行なわれた回数

德陽市

8

石家庄

5

東営市

5

綏化市

4

成都市

4

酒泉市

3

唐山市

3

鶏西市

3

牡丹江

3

佳木斯

2

双鴨山

2

伊春市

2

荆州市

2

吉林市

2

瀋陽市

2

南充市

2

銅陵市

1

保定市

1

衡水市

1

洛陽市

1

武漢市

1

白山市

1

大連市

1

霍林郭勒

1

海拉爾市

1

西安市

1

昆明市

1

金華市

1

 迫害の実例

 ◇湖北の李月虎さんは裁判にかけられ、弁護士と本人は無罪を主張

法轮功学员李月虎
李月虎さん

 2019年11月22日午前10時、湖北省公安県裁判所は、法輪功学習者・李月虎さん(50)に対して裁判を行なった。2時間の裁判の中で、2人の弁護士は根拠に基づいて李さんの無罪を主張し、検察官が提示した「証拠」の信憑性がなく、無効であることを実証した。李さんも自ら無罪だと主張した。家族は震撼させられ、「李月虎さんを解放しない限り、最後まで救援し続けます」とキッパリと言った。

 裁判の中で、すべての在席者は弁護士と李さんの発言を静かに聞いて、話を中断されることはなかった。12時に「法廷は一旦休廷し、後日に判決の結果を出す」と宣告した。弁護士は直ちに裁判官と意見を交わし、無罪での解放を求めた。裁判官は弁護士の意見を検討すると言った。

 法輪功学習者の李さんは公安県車贏区に在住し、野菜を作り、それを売って生計を立てている。李さんの妻が38歳の時、肺癌で亡くなったため、李さんは1人で当時13歳の娘を育て、進学させて就職させた。ここ十数年来、李さんはずっと粗末な平屋で母親と一緒に暮らしていた。家の前に土の道路があり、自動車がよく通るために大きくへこんだり、小さなでこぼこがあったりして、とても不便であった。そこで、3年間かけてボラティアで道路を舗装し続けた。その李さんの姿を見て、同郷の人達は感動して、皆が話し合って各自の家の前の道路をセメントで舗装した。今まで通りづらかった道が良くなり、問題が解決された。

 2019年7月11日、李さんは法輪功の真相資料を所持していたため、公安県の章田寺郷派出所の警官らにより連行され、今なお、公安県留置場に拘禁されている。

 ◇石家荘の学習者3人が裁判にかけられ、法廷はこの案件を差し戻す

 河北石家荘辛集市の女性法輪功学習者・辺燕娟さん、鄭彦梅さん、李月綿さんの3人に対して、2019年11月8日に安平裁判所は裁判を開廷した。裁判は午前10時40分から午後2時まで行なわれた。最後に、裁判官は証拠不足のため、本案件を検察庁に差し戻すと判断し、裁判を終了させた。

 検察庁が提供した証人は出廷せず、録音、ビデオもなかった。2人の弁護士の弁護に対して、裁判官は異議を示さなかった。裁判所側が指定した弁護士でさえ無罪であると弁護した。3人の弁護士は「当事者が宣伝ビラを所持すること、また、配布することは違法ではない」と一致して、主張した。最後に、裁判官は休廷を宣告した後、「なぜ、法輪功の案件を穏便にしたのか? 私自身も法輪功の案件はやりたくない」と皆の前で公言した。

 3人の学習者は2019年4月12日、深州大屯郷凸露口村の幹部に通報されたため、当日に警官らに連行されて、衡水桃市城区留置場に拘禁された。

 三、2019年11月、42人に逮捕令状が発付され、124人が提訴される

表6、2019年11月、逮捕令状が発付された法輪功学習者の地域別分布表

  区    域  

逮捕令状が交付された人数

寧夏

10

吉林省

9

山東省

8

遼寧省

3

河南省

2

湖南省

2

安徽省

1

北京市

1

甘粛省

1

広東省

1

黒竜江

1

上海市

1

雲南省

1

重慶市

1

2019年11月、42人に対して逮捕令状が発付された

表7、2019年11月、16都市で逮捕令状が発付された学習者の人数統計表

   都     市  

逮捕令状が交付された人数

銀川市

10

長春市

9

済寧市

4

南陽市

2

邵陽市

2

大連市

2

合肥市

1

天水市

1

湛江市

1

ハルビン

1

葫芦島

1

聊城市

1

青島市

1

済南市

1

臨沂市

1

紅河哈尼族彝族自治州

1

 迫害の実例

 ◇かつて15年6カ月拘禁された何蓮春さんに、再び逮捕令状が発付される

 雲南省蒙自県高家村の法輪功学習者・何蓮春さんは、2019年2月2日に10年の冤罪を終えて帰宅した。そして、昆明に来てアルバイトをやり始めた何さんは、2019年9月25日、体調不良で解放されたばかりの学習者の王匯真さんを見舞いに行った際に、周辺で待ち伏せしていた国内安全保衛部門の警官らに再び連行され、2019年11月2日に検察庁により逮捕令状が発付された。

被绑架前的何莲春
何蓮春さん

 今まで、何さんは連続して二度も連行され、判決を言い渡されたことがある。2001年10月、何さんは法輪功迫害の真相を人々に伝えたため、懲役7年の実刑判決を宣告され、刑期より1年6カ月ほど早めに解放された。2009年6月、何さんは再び連行され、懲役10年の重刑を宣告された上に、610弁公室の人員らに、夫と離婚するように強要された。これまで幸せだった何さんの家庭は、そのために離散した。2019年2月2日、何さんは解放されて実家の石屏県に帰った。何さんは2001年から18年の間の計15年6カ月の長きに渡って、拘禁されていた。

表8、2019年11月、裁判所や検察庁に提訴された学習者の地域別分布表

 区    域 

裁判所や検察庁に提訴された人数

河北省

17

遼寧省

13

四川省

13

黒竜江

11

山西省

11

山東省

8

安徽省

7

北京市

7

広東省

6

吉林省

6

陝西省

5

湖南省

4

湖北省

3

内モンゴル

3

上海市

3

江蘇省

2

江西省

2

河南省

1

雲南省

1

重慶市

1

2019年11月、124人の法輪功学習者が裁判所や検察庁に提訴された

表9、2019年11月、各都市で裁判所や検察庁に提訴された学習者の人数統計表

  都   市  

裁判所や検察庁に提訴された人数

唐山市

14

忻州市

11

成都市

9

佳木斯

7

大連市

7

亳州市

5

瀋陽市

5

深圳市

4

延辺州

4

臨沂市

4

宝鶏市

4

呼倫貝爾

3

瀘州市

3

安慶市

2

ハルビン

2

牡丹江

2

武漢市

2

長沙市

2

蘇州市

2

九江市

2

江門市

1

広州市

1

保定市

1

張家口

1

廊坊市

1

洛陽市

1

荆門市

1

衡陽市

1

懐化市

1

吉林市

1

長春市

1

錦州市

1

菏澤市

1

済寧市

1

青島市

1

日照市

1

漢中市

1

涼山州

1

昆明市

1

 四、65歳以上の法輪功学習者が判決され、裁判にかけられる

 明慧ネットの統計情報によると、2019年11月、13人の65歳以上の法輪功学習者が実刑判決を下され、裁判にかけられた。

表10、2019年11月、有罪判決を受けた65歳以上の法輪功学習者の人数統計表

 名  前 

裁判所

刑期

裁判所の罰金(元)

年齢

吴元丑

 湖北省 

 武漢市 

武昌区裁判所

3年

3000

82

武秀兰

遼寧省

錦州市

凌河区裁判所

3年

 

74

贺文

北京市

 

東城区裁判所

3年6カ月

 

70

柴淑珍

河北省

遵化市

遵化市裁判所

1年6カ月

4000

70

刘长荣

河南省

信陽市

 

8年

 

70

杨梅

河南省

洛陽市

澗西区裁判所

保釈

 

70

张春香

吉林省

白山市

靖宇県裁判所

3年6カ月

 

70

夏凤春

山東省

菏澤市

 

1年

 

70

郝桂荣

山東省

菏澤市

 

1年

 

70

2019年11月、65歳以上の法輪功学習者9人が有罪判決を言い渡された

表11、2019年11月、裁判にかけられた65歳以上の法輪功学習者の人数統計表

  名   前  

裁判所

年 齢

吴元丑

 湖北省 

 武漢市 

 武昌区裁判所 

82

王弘

北京市

 

東城区裁判所

78

张奎华

黒竜江

綏化市

肇東裁判所

74

杨学文

黒竜江

綏化市

肇東裁判所

71

张春香

吉林省

白山市

靖宇県裁判所

70

杨梅

河南省

洛陽市

澗西区裁判所

70

贺文

北京市

 

東城区裁判所

70

马蕴华

陝西省

西安市

蓮湖裁判所

70

 五、経済的に困窮させ迫害

 明慧ネットの統計情報によると、2019年11月、中国の法曹部門の関係者が、法輪功学習者から掠め取った現金の総額は5万2000元(およそ81万7000円)である。その内訳は、裁判所が科した罰金は2万2000元(およそ34万5000円)で、警官による強奪した金額は3万元(およそ47万1000円)であった。

表12、2019年11月、裁判所が科した罰金および警官が略奪した現金の金額明細表

 名   前 

裁判所

刑期

裁判所罰金(元)

 警官略奪金額(元)

黄艳淼

北京市

 

東城区裁判所

3年6カ月

7000

 

董桂刚

山東省

潍坊市

高密市裁判所

3年3カ月

5000

 

柴淑珍

河北省

遵化市

遵化市裁判所

1年6カ月

4000

 

吴元丑

湖北省

武漢市

武昌区裁判所

3年

3000

 

周明兰

山東省

青島市

黄島区裁判所

1年2カ月

3000

 

王君悦

黒竜江

伊春市

 

8年

2万2000

3万

2019年11月、中国の法曹部門の関係者が、法輪功学習者から掠め取った現金の総額は5万2000元である。その中に、裁判所が科した罰金は2万2000元で、警官による強奪した金額は3万元であった

 六、2019年11月に6人の法輪功学習者が迫害により死亡

 明慧ネットの統計によると、2019年11月、6人の法輪功学習者が迫害により死亡した。これまでに、2019年1月から11月まで、89人の法輪功学習者が冤罪が晴れないまま死亡した。

表13、2019年11月、迫害により死亡した法輪功学習者の人数統計表

 名  前 

性 別

年 齢

区・県

刑務所、留置場の迫害により致死

杨立华

43

 黒竜江 

 黒河市 

 孫呉県 

黒龍江省女子刑務所

占捷

 

黒竜江

ハルビン

 

 

魏起山

60

河北省

秦皇島

 

河北省秦皇島市留置場で迫害死

王德臣

62

黒竜江

ハルビン

阿城区新

呼欄刑務所で迫害死

李大尧

67

湖北省

荆州市

監利県

湖北省沙洋範家台刑務所で迫害死

郑德财

84

遼寧省

大連市

庄河市

大連刑務所から出所2カ月死亡

 七、警告 法輪功の迫害に参与した広州刑務所の副所長・葉運洪が悪報に遭う

 広東「羊城晩報」の記事によると、2019年10月30日、広東省広州刑務所の副所長・葉運洪は、清遠に出張していた間に、突然、発作が起こり緊急措置でも助からずに死亡した。51歳だった。中国当局のメディアの報道によると、葉運洪は広州刑務所の副所長に就任して僅か3カ月だった。

 公開する履歴から分かるように、葉運洪は2000年に広東省未成年犯管教所の政治指導員、監区長を担当し、2013年に広東省河源刑務所政治処の主任を経て、2015年に広東省清遠刑務所の党委員会の委員、政治処の主任を務め、2017年に広東省四会刑務所の副所長に就任し、そして2019年に広東省広州刑務所の副所長に就任した。

 葉運洪は在任中に、各刑務所で積極的に江沢民の法輪功に対する「名誉をおとしめ、経済を崩壊させ、肉体を消滅させる」の迫害政策に追随し、立身出世のために自分の業績を上げることに力を尽くし、良知を裏切って善良な者達を迫害した。特に四会刑務所の副所長を務めていた期間中、葉運洪は受刑者に学習者を虐待させるように指示し、厳管チームや刑務所の中にさらに刑務所を設け、法輪功学習者を隔離して閉じ込め、受刑者に任意に暴力をふるわせるなどして、強制的に「転向」させるように仕向けた。

 葉運洪は四会刑務所の副所長を務めた期間中に、「1人の法輪功学習者を転向させれば、数万元の報奨金を与える」という政策を打ち出し、転向しない学習者に対して、目に余る残酷な迫害をした。

 善悪の報いは必ずあり、葉運洪は良知に背き、迫害の先頭に立って酷く迫害をしてきたため、突然死という形で、あまりにもあっけない結末を迎えたのである。

 統計資料ダウンロード(中国語):ダウンロード(214KB)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/12/8/396797.html)
 
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