文/中国の大法弟子
【明慧日本2020年2月13日】師父はこのようにおっしゃいました。「大法弟子にとって、修煉する人にとって、敵はありません。皆さんがやるべきことは人を救うことだけであり、常人の手段、常人の理で人を懲らしめたり、人に判決を言い渡したりすることは皆さんがやるべきことではありません。これは根本に関わる問題です」[1]
現在の中国において人々は災難に直面しています。大法弟子として、人を救うのは当たり前の責任です。しかし、この過程の中で、一部の同修は「この人はもう救いようがない。あの人は邪悪すぎる」とか、どうのこうのと言っています。要するに、心の中でその人を淘汰してもよいという「判決」を下しました。これらの考え方はすべて「自分の思い込み」にすぎないと思います。大法がそれらのことを認めるはずがありません。それに今、私たちはまだ人心を持っているため、認識に限りがあり、たくさんの要因を見抜くことが出来ません。ですので、私たちは大法弟子として、人々の表面や一時的な態度などにとらわれず、いろんな形や方法で出来る限り人を救うべきです。
中国の人々は危機に陥っています。今こそ私たちに大法の威徳を築かせる時期であり、大法弟子の無私の境地を現す時期でもあります。「苦難の時こそ、真の心が見えてくる」という諺があります。大法弟子がやっている事は、共産党の官僚がやっていることと鮮明な対照になるに違いありません。それと、今こそ「それがないと信じるより、あると信じるほうがよい」肝心な時期ですので、人々が命を守りたいことはもちろん、大法の真相を聞きたいと思う人は、以前より随分多くなるはずです。
中国共産党が大法弟子にしてきた20年の迫害の中で、大半の人々は主動的または受動的にも迫害に加担しました。少なくとも、多くの人は巻き添えにされないように大法弟子を疎外しました。今はその逆の立場で、彼らが災難に遭う時に、私たちはできるだけ彼らを助けています。そうすることで、多くの頑固な人でも、今なら感動して、大法の真相を理解するチャンスになるでしょう。
個人的な悟りですが、ご参考になれば幸いです。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『各地での説法七』「シカゴ市法会での説法」