三つのことをしっかり行なうことは 師父のご恩に 報いる最善の謝意
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年3月16日】私は1998年に法輪大法の修煉を始めました。直接、法輪功真相を伝え続けて十数年が経ちました。自転車で移動したり、歩いたり、公共交通機関や地下鉄を利用しながら、毎日3、4時間、お昼か夜に時間をつくって真相を伝えてきました。

 現在、中国国内では新型コロナ感染症が猛威を振るい、人々はびくびくして落ち着かない状態です。ある同修は邪魔されてしまい、感染を恐れて自宅にこもり、ある同修は学法にも参加しません。また年配の同修は以前毎日出かけて真相を伝え、三退を勧めていましたが、今はあれこれの心配で自宅から出られなくなっています。私が今も毎日出かけて真相を伝えているのを知っている同修たちは、さらにより多くの人々を救うため、私に体験談を書き、同修と交流するよう提案しました。

 自宅の近くに新しく果物店がオープンしました。それを耳にして最初に私の脳裏に浮かんだのは果物を買いながら真相を伝えようということでした。私は店主に「いい果物を選んでください。佛様に供えます。値段は気にしないので、いいものだけを」と言いました。店主は私がさっぱりしており、値切らず、選り好みしないのをみて、小さなフルーツの盛り合わせを付けてくれました。私は感謝してからそれを断りました。そして彼らに伝えました。「今、武漢で新型コロナの感染症が大流行しています。三退したら平穏無事ですよ」。店主と従業員は半信半疑のようで、それは特定の野生動物がもたらした問題だと言いました。しかし、私がやさしく、誠実であるのをみて、三退しました。

 予想通り、新型感染症は何日も経たないうちに全国に広まりました。私が再び果物店を訪れた時、店主は遠いところから「おばさん、先日教えてくれたことは本当だったんですね。伝染病が本当にやってきましたね」と言いました。私は「あなた達は安心してください。三退したので、神様や佛様が守ってくれます」と言いました。私はまた彼らに、親戚や友人にも真相を伝え、中国共産党から脱退して平安を守るようにと言いました。

 3日後、再び果物店に行くと、店主は三退した6人の名前を書いた紙を渡してくれました。

 このことに啓発されて、私はすでに三退した人を訪ね、現在の情勢を伝え、親戚や友人に大法を信じることは、生き残る道であり、中国共産党についていけば、滅亡すると早く伝えるように言いました。また彼らに三退した人の名前も集めるように依頼しました。数日後、それを受け取りに行ったところ、予想外に武漢のウィルスのことでみなが目覚め、三退したリストにはなんと16人も書かれていました。みな自らが共産党の専制やデマを目にしたので、大法弟子が伝えているのは真実のことで、ただ法輪大法だけが命を救い、平安を守ることができると分かってきたのです。

 お正月には情勢が厳しくなり、私は毎日外出しても、街には人影がありませんでした。たとえいてもいずれも慌ただしく、さらに話し合うことはできません。タクシーも見当たりませんでした。3時間でやっと1人を三退させただけで、少しがっかりしました。明日は出かけない、家で学法しようと思いました。

 翌日、師父の説法を思い出しました。「大法弟子は人類が救われる唯一の希望です」[1]。私はコートを羽織り、マフラーを巻いて出かける準備をしました。その時、夫が口を開きました。「こんな時期でも出かけるの? 街には鬼の影さえもないよ。あんた自身は命が要らないとしても家族のことを考えないといけないよ」。子供たちも安全を考えないといけないと大声で叫んでいました。私は焦らず、ニコニコして彼らに告げました。「安心して。大法弟子は天龍八部に守られているから大丈夫。長くて3時間で絶対帰るから」

 私は喜びにあふれ、赤くてつやつやした顔で家に帰りました。(十数人を三退させました)。その喜びは心の底から沸いてきたものでした。帰宅してから急いで料理をいくつか作りました。額に汗をかいている私を見た家族は文句が言えなくなりました。それ以後、日が経つにつれ、家族は私に外出をやめさせられないことに気づき、見て見ぬふりをしました。実際、大法弟子は心に大法があれば、自分が歩く一本の道を切り開くことができるのです。

 同修の皆さん、私たちは法を正す時期に重い責任を負っている大法弟子です。師父と大法、そして私たちはまたエネルギーを持っています。集団学法を見逃してはいけません。これは師父が私たちに残してくださったのです。人心を取り除き、表に出て行くことができれば、たとえ明日終わるとしても、私たちは依然として一歩一歩しっかり歩んで行くことができます。三つのことをしっかり行なうことは師父のご恩に報いる最善の感謝の意です。

 以上は同修と切磋琢磨して行なったことです。不適切なところがあればご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『ヨーロッパ法会へ』
 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/2/401861.html)
 
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