疫病で住宅団地を封鎖しても、救い済度は封鎖出来ず
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年3月17日】今年の旧正月を迎え人々が年越し用品を買いそろえようとする時、武漢で急に新型コロナウイルス(武漢肺炎)が爆発したと伝えられ、皆が恐れてどうしたらよいかわからなくなりました。町や大通りから、人々の姿が急に消え、新年のにぎやかな雰囲気から、恐怖の雰囲気に変わりました。

 旧正月の大晦日、夫は熱が出て来て、咳や頭痛などの病状も現れました。新型コロナウイルスの蔓延のことを連想して、私は恐怖を感じました。この恐怖感が数日続きました。当時、家にこの症状に対する薬がなく、夫も修煉者ではなく、どうすればよいか分かりませんでした。私はとりあえず落ち着いて、自分は大法弟子なので、「一人が煉功すれば、一家全員が受益する」[1] と思って、夫に、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じさせようとしましたが、彼は私の言う通りにしませんでした。私は2人の空間場に発正念して、夫を迫害している悪い神である黒い手と、私が三つのことを行なう時、妨害している邪悪な要素を除去しました。

 しかし、状況は変わりませんでした。私は夫のことについて、同修と交流しました。同修は、「あなたが念じて、ご主人に聞かせれば、効果があります」と言いました。私は同修の言う通りに行ないました。この間、同修も夫に真相を伝えました。夫は同修の言うことを認めて、4日後熱が下がり、10日後身体は完全に回復しました。これは師父のおかげです。私は心から師父に感謝します。

 私の団地の向かいの団地に、1例の新型コロナウイルスの患者が出て、その団地はすぐ封鎖され、団地の人は外に出られなくなりました。また7、8日過ぎて、左の団地にも新型コロナウイルスの患者が現れました。その団地には約1万人の住民がいて、近くの薬屋、スーパーマーケットも封鎖され、ただ一つの八百屋だけ残っています。こうして、私たちの団地にも勝手に出入りできなくなりました。夫は私に外に出ないように言いました。私は彼に、「私は修煉者ですから、伝染しません」と言いましたが、彼は「あなたがウィルスを連れて来てもだめです」と言いました。私は、「私は毎日煉功して、発正念するので、私自身が殺菌しますから、いかなるウィルスや疫病も私と関係ないです」と言いました。彼は私が通常通りに出入りして、いつも無事なのを見て、私のことを構わなくなりました。

 その後、私の団地は出入りカードを発行して、3日に1回だけの出入りを決めました。私は同修に、「出ることができない、多くの衆生がまだ救い済度されていないので、どうしましょう」と言いました。同修は、「家で多く学法しましょう」と話しました。

 私の出入りカードは、2月8日に出ることができ、9日、10日に出られなくなり、また11日に出ることができます。明慧ネットの文章を見て、私は一つの考えが現れました。文章の中に、同修が神通力を利用して法を実証するのを見て、私の正念が強くなりました。

 9日に、私は外に出て衆生を救い済度しようと思って、師父の加持をお願いしました。私は心で、「師父、私は衆生を救い済度しますから、団地の出入り口の見張りの警備員が私を見えないようにお願いします」と言いながら、団地の外へ行くと、見張りの警備員がたくさんいましたが、私を無視していました。私は外に出て、9人を三退させました。

 10日に、私はまた外に出たいと、師父に加持をお願いして、団地から出て、9人を三退させました。

 家に帰って、このことを夫に話すと、夫は「すごい」と言いました。私は、「私はすごくない、師父にお願いしたので、出られました」と言いました。夫は、「あなたが出られるなら、外でもう少し長くいて」と言いました。これは師父が夫の口を借りて私に、もっと多くの衆生を救い済度するように啓示しておられると悟りました。

 毎回、私は大通りに出ると、ほぼ人がおらず、パトカーや、救急車だけが見えます。だから、人に出会ったら、私はすぐ真相を伝えます。通りに、3人以上の人が集まると、すぐパトカーに尾行されます。ある日、私は、若い夫婦に真相を伝えようとする時、後ろからパトカーに尾行されました。そのパトカーがゆっくり後ろから尾行するとき、私は「警官が真相を伝えることを妨害しないように」と考えると、そのパトカーは別のところに行きました。

 町で人に法輪功の真相を伝える時、罵られたり、追い出されたり、避けられたりすることが多いのですが、私は、いつも余分のマスクを用意して、マスクをつけてない人を見ると、マスクをあげて、ついでに真相を伝えます。疫病のことから話して、最後に、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を覚えて念じれば、難儀を乗り越えられると伝えます。このような話は人々の注意を引きます。これは師父の加持のおかげで、私に智慧を与えてくださいました。

 中国の新年正月の2日から17日まで、約180人に真相を伝えました。この間、「早く人を救い済度する」という言葉が常に頭の中に現れます。師父が与えてくださった正念と神通力について、心から師父に感謝いたします。

 また、過去に私を助けた同修にも感謝します。以前の私は、依頼心が強かったのです。同修はいつも私が自分の道を歩けるように励ましてくれました。私にはまだ多くの人心が残っています。残りの僅かな時間を無駄にせず、しっかり自分を修め、三つのことをしっかり行ない、師父について天上の家に帰るように頑張ります。

 以上は、私の最近の修煉体験です。不適切なところがあれば、ぜひご指摘をお願いします。

   注:
 [1] 李洪志師父の経文:『オーストラリア法会での説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/2/25/401649.html)
 
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