疫病が蔓延する中で 正念を持って人を救う
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文/中国の大法弟子

  明慧日本2020年3月27日】武漢新型肺炎が発生してから村が封鎖され、団地が封鎖され、死亡者数がどんどん増加する中で、私達に残された修煉の時間や人を救う時間が、本当にあと残りわずかになった、と切実に感じました。これだけ多くの死亡者の中には、本当に救うべき人が救われていないのではないでしょうか? これらのことを思うと、本当に辛くてたまりません。

  今、私は毎日出かけて法輪功真相を伝えています。ここは田舎で、村と村が遠く離れていないため、村を出て法輪功の真相を伝えるのは本来はそう難しくはないのですが、安逸心や恐怖心等の人心に妨げられてきました。師父は「法を明確に説いてから、初めて動き、はっきりと説かなければ動かない、または逆の方向へ動いてしまいますが、わたしはこうした行為を修煉と認めることはできません」[1] と説かれました。今、衆生の命が脅かされている非常事態の中で、もしも、私達大法修煉者の多くがまだ目覚めなければ、まだ自分を常人と同じように扱うのであれば、それは逆の方向へ動いているのではないでしょうか?

 疫病が発生した後、私が三退させた人数が以前よりかえって増えたように思いました。その理由の一つは、自分は人を救う緊急性を感じ、時間をもっと大切にするようになったこと。二つ目は、出稼ぎで長く家にいない若者達が、町の封鎖で都会の仕事に戻れなくなり、彼らが三退する対象者となったことです。

 家は道路に面しています。毎日家の前を散歩する人、病院や薬局に行く人、買い物に行く人は少なくありません。その際に、面識があるか否かは関係なく、人に会えば、私はすぐ近くに行き「少しお時間を頂けませんか?」と言って、早々に本題に入るようにしています。

 さらに今、法輪功の真相を伝えることが、疫病の発生前より容易になったと感じています。なぜなら、命が脅かされた時、人々が一番求めているのは「平安」ではないでしょうか? もちろん、どんなに言っても、全く聞かずに信じてくれない人もいますが、それも当然なことで、救えない人が必ずいるからです。しかし、私達はこのような人に心を動かされてはいけません。

 周りの多くの同修は疫病の影響で、人を救う歩を緩めてしまいました。その様子を見て、私はとても焦りました。同修と交流すると「今は、法輪功の真相を伝えるのが難しい。人々がなかなか聞いてくれないのよ」と言う同修がいました。このように言っている同修は、法輪功の真相を聞かない常人に対し、心が動じたのではないでしょうか。

 今日は2月13日です。最近、私は主に携帯電話で法輪功の真相をどんどん伝え、三退を勧めています。人を救う気持ちさえあれば、私達が大法の真実を伝える手段は必ずあると思いました。今まで、携帯電話で真相を伝えることが怖くて出来なかったのですが、今は、緊迫した状況に追われ、無理にでも携帯電話を使って、直接三退を勧めなければならなくなりました。私はまず、夫のWEチャットのチャットグループで皆に話をして下地を作り、その後、一人一人に単独で三退を勧めました。なかなか効果的でした。

 師父のご加持とご加護を常に感じています。本当に、師父に感謝いたします!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「根を掘る」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/2/17/401306.html)
 
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