寧夏回族自治区の年配女性 再び不当に連行
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 【明慧日本2020年4月5日】(中国寧夏回族自治区=明慧記者)情報によると、寧夏回族自治区銀川市の法輪功学習者・蒋紅英さん(75歳女性)は不当に連行され、寧夏女子刑務所に強制収容されている。蒋さんが強制連行されたのは3回目で、無実の罪で実刑判決を下され、刑務所で迫害を受けているという。いつ実刑の判決を下されたのか、どれぐらいの刑期なのかは不明である。

 2019年7月17日、銀川市国家安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官・李藍(女性)、馬瑞、李学勇などの5人は、蒋さんの住居に押し入り、蒋さんを不当に連行した。

 拘置されている間、蒋さんは体調を崩し、警察の連絡を受けた家族が蒋さんを迎えて自宅に戻った。2019年8月23日、蒋さんに逮捕状が出され、8月30日、警察は再び蒋さんを強制収容した。

 2019年12月2日、西夏区地裁は蒋さんの家族に通知することなく開廷審議を行ったが、裁決を言い渡さなかったという。

 蒋さんは寧夏水の科学研究所の元職員である。不遇な人生を過ごしてきた。4歳の時に父を亡くし、6歳の時に養女(その家族の息子の未来の結婚相手)として売られ、23歳の時には母親を亡くした。43歳の時、彼女の長男は27歳の若さで人を助けるために命を捧げた。悲壮な人生の中で蒋さんは身体に多くの病を患った。

 蒋さんが1997年に法輪大法を修煉し始めると、数十年もの間、蒋さんを苦しませた頑な病は完治し、国からの多額の医療費を節約することができ、道徳も向上した。1998年中国の南方で洪水災害がおきた際、蒋さんは節約で貯めた5000元を赤十字に寄付した。メッセージには「法輪大法の師父が良い人になるように、と教えてくださったので、私は寄付することにしました」

 1999年7月、中国共産党が法輪功に対して迫害を始めると、蒋さんは法輪大法に対する信仰を放棄しないがために、これまで二度の労働教養を4年間強いられ、この4年間、給与の支給はなかった。さらに二度の不当な実刑判決を受け、一度は4年の実刑、もう一度は2年3カ月の実刑だった。ほかに3000元をゆすり取られた。水の科学研究所が社宅を職員に割り当てた際には、蒋さんは刑務所に収容され不在だったため、割り当ててもらえず、解放された時は住む場所もなかった。

 2014年末、蒋さんは連行されたあと、不当な実刑判決を下され、蒋さんに支給すべき年金が止められた。彼女は収容されている間の迫害によって半身不随になった。

 2019年7月18日、蒋さんはまたも不当に連行され、公安、検察庁と裁判所は蒋さんを陥れ、実刑の判決を言い渡した。蒋さんは刑務所に収容され迫害を受け続けている。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/25/402915.html)
 
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