寧夏回族自治区:女性医師 留置場と刑務所で拷問を受ける
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 【明慧日本2014年11月11日】寧夏回族自治区固原市(こげんし)隆徳県(りゅうとくけん)の法輪功学習者・陳淑琴さん(50歳女性)は2009年12月、警官によって連行され留置場に拘禁された。その後、当局の裁判所は陳さんに懲役4年の実刑判決を下し、陳さんを平銀川女子刑務所に収容した。刑務所で陳さんは罵詈雑言を浴びせられ、殴打、トラの椅子、電気ショックなどの拷問をされ、心身ともに傷を負ってしまった。昨年10月、陳さんは解放され帰宅した。

 陳さんは隆徳県県病院の医者である。法輪功を学んでから、陳さんは毎日、元気に過ごしていたが、中国共産党が法輪功への弾圧を開始してから、陳さんはいろいろな迫害を受けてきた。

 2009年12月9日、陳さんはもう一人の学習者・王慧萍さん(40歳前後女性、自営業者)と一緒に隆徳県の奠安郷に行き、人々に法輪功が迫害されている真相を伝えたが、中国共産党の法輪功を誹謗中傷する宣伝を信じた人に通報され、奠安郷派出所の警官に連行された。その日の夜、隆徳県610弁公室、隆徳県城関派出所の警官は陳さんと王さんの自宅に行き、家宅捜索をし、パソコンなどの私物を押収した。その後、2人は市留置場に拘禁された。数日後、王さんは県留置場に移送された。

 留置場で、陳さんは警官に従わなかったため、秘密の場所に連れていかれ、死刑の宣告を受けた罪人に使用する重い手枷足枷をつけられた。

 その後、陳さんは甘粛省平凉市崆峒留置場に移された。その留置場の警官数人は陳さんに対して順番に悪罵して虐待し、殴打した。その後、陳さんは26日間連続、トラの椅子に縛られ、頭部を殴打された。

 2010年4月、陳さんは県裁判所から懲役4年の実刑判決を言い渡され、銀川女子刑務所に送られた。

 同刑務所は法輪功学習者を「転向」させる「転向センター」というものを設けている。陳さんは「転向」を拒否したため、長時間立たされ、トイレに行くことを禁じられるなどの迫害を受け、いつも排便はズボンをはいたままでするしかなかった。

 ある日、警官はスタンガンで陳さんに電気ショックを加え、陳さんの顔は、すぐに腫れ上がった。また、陳さんの口の周りにも電気ショックを加えたため、陳さんの口の辺りは血まみれになった。

 現在、刑期満了となり帰宅した陳さんは、家にいても残酷な拷問の記憶で、いつも恐怖を覚え震えるという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/3/298480.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/10/13/146360.html)
 
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