【明慧日本2020年4月5日】米国務長官マイク・ポンペオ氏は3月24日、『ワシントンウォッチ』のラジオ放送番組の取材を受けて、「中国共産党は今なお、世界に疫病発生の情況を隠し続けてており、何千人もの生命が危険にさらされている」と語った。
5万人余りのアメリカ人が感染し、700人近い人が死亡したウィルスが何処から来たかを尋ねられると、ポンペオ氏は「中国共産党のウィルスは中国の武漢から始まっています。それがどこから始まったかについて、いかなる疑いもありません。中国共産党はウィルスが武漢に起源したのを承認したことがあります。不思議なのは中国共産党がこの点を覆い隠していることです」
「中国共産党は急性伝染病が発生したことを知っていたにもかかわらず、正しい対処をしなかったばかりか、かえって武漢ウィルスの発生を世界に発信した医者を処罰しました。これらのことは多くの人を危険に陥れ、それによって全世界のすべての人々と中国の人々が重大なリスクに直面しました」
「人々が透明な情報を分かち合う時、世界で最も素晴らしい科学者たちが研究を始めることができます。すべての手続きをスタートさせることができ、ワクチンの試験を行なうことができるだけでなく、ウイルスの感染の拡大を減らすことを着手できるのです」
「振り返って見る時、人々は誰が透明性を保ち、単刀直入に行なったかについて見ます。そして、誰が真実を覆い隠しているかを発見することができますが、しかし、まだ真実を引き続き覆い隠しています」、「中国共産党とイランは、嘘を引き続きばらまいています。彼らは『ウイルスが米軍から来た』と噂しました。また彼らは『恐らくイタリアが源だ』と言い、責任を逃れたいのです」
「世界は本当に何が発生したかを、理解する必要があります。透明性を維持することは依然として、とても重要です。これは持続的な全世界の危機で、私たちは今すべての国家が、皆透明で真実の情況を共有することを確保しなければなりません。それによって全世界のコミュニティ、全世界の医療機関、伝染病機関は全体を一つとする方法で仕事を行なうことができます」
ポンペオ氏の心配は、「共産党の隠蔽や、共産党が散布した偽りの情報は、全世界に真実の情報を得させないばかりか、私たちにこの種類の再発防止をさせないのです」
「情報の透明度は人類の健康にとても重要です。中国共産党の行為が全世界に不安をもたらす時、これは確かに危険です。今私たちはすべてをはっきりと見ることができ、それが果たした破壊効果を見ることができました」
「毎回このような透明度不足が発生し、政府が職責を果たさない時、最もひどく害を受けるのは本国の人々です」、「中国共産党の偽りの情報を受けて、真実を覆い隠して最大の被害を受ける人は、中国の湖北と武漢の人たちなのです」と強調した。
またイランも真実を覆い隠していると非難し、「イラン政府は疫病発生の情況を知った後も、依然として中国共産党の飛行機をイランに飛ばせており、最も深く害を受けるのはイランの人々です」
「私はこれらの国の国民は、すべてこの点を知っていると思います。私は最後にこれらの国民が、これらの国の指導者の責任を追及すると思います」と述べた。
ポンピオ氏は、中国の国民が災難を乗り越えるよう望んでいる。「急性伝染病で死んだ人はつらいと思います。これらはすべて悲惨な事です。私たちはいかなる人に対しても、すべて悪意はありません。私たちはすべての人を尊重し、彼らにはすべて人間としての尊厳があるべきです。彼らはすべて神が造ったからです。私たちのこれらの基本的な価値観は、私達に中国共産党と区別させます」
「どのようにして私たちがこの災難を乗り越えるか、そして、見事にこれらのことをやり遂げた時、全世界の人々は分かるようになります。これは私たちの体制がもたらしたのです。それは、自由を持つ共和国です。私たちの権利は創生主から来たのを知っており、これらの制度は最後に最も有効だと証明されるでしょう。彼は全ての人々にすばらしい未来を持って来ます」と語った。