迫害関与者名簿を5カ国へ出し 入国禁止 資産凍結を要求
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 【明慧日本2020年3月23日】最近、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国の法輪功学習者たちは、中国にいる法輪功学習者を迫害し、法律に違反している中国共産党の悪人らをまとめ上げ、法輪功学習者たちの迫害に関与した悪人リストを更新した上に、このリストを自国の政府に提出した。そしてさらに、これら法輪功迫害の関与者の入国を拒否し、資産を凍結するように要求した。

 2019年11月、5カ国の法輪功学習者たちは悪人リストを更新し、それと同時に、それぞれの自国の政府に、リストを提出した。これ以降、国際人権侵害を制裁することに新たな進展があったという。

 2019年12月9日、「国際人権デー」の前日、EU加盟国の各外相が会議で、人権侵害において制裁を科すように立法することを決意し、全世界のどこにおいても人権を侵害した者に対して、制裁を科すと決めた。この法律の制定はアメリカの「グローバル・マグニッキー人権責任法」と同様に、世界規模で人権を守る活動の重要な一環となった。

 2019年の12月から、オーストラリア議会は人権侵害について、国内外で意見を集めると、その中から信仰を持っている多くの人々や、人権を守る団体などから積極的な意見の提案があったという。

 2020年の1月、アメリカ政府の2人の役人は、本部がワシントンにある人権組織の協力で、各人権団体や信仰を持っている代表者と会談して、人権侵害を犯した者らに経済的制裁を科すという法律を詳しく紹介し、一連の人権侵害に関する質問に答えた。2人の役人は法律を用いて、人権を守るという目的を徹底的に果たすように、各人権団体からも支持するようにと促した。特に悪人のリストや、悪行の記録などの資料を提供してほしいと強調した。

 我々は明慧ネットに掲載された資料の中から、法輪功迫害の関与者をリストアップして、その悪行を翻訳してリストを作成し、民主的な国家の政府に提出して、制裁を与えてくれるように要求した。

 人権迫害に参与した者らが悪人リストに載っているかどうかを知りたかったら、明慧ネットの「悪人リスト」を見ればすぐに分かると言う。「悪人リスト」に載っている者らは決して運よく不幸を免れることはあり得ないと忠告しておく。悪人は遅かれ早かれ、民主主義国家の制裁リストに掲載されると警告した。

 中国にいるこれらすべてに関連する者に戒めとして注意してもらいたいのは、法輪功への迫害に一切参与せず、かつ、一切手伝わないことである。また、自分自身や家族も含めて西側諸国に移住する、勉強に行く、旅行する、ビジネスの道やチャンスを逃さないように、と忠告しておく。法輪功への迫害に参与したことがない人は、今後も必ず参与しないようにし、すでに参与した人は、これ以上迫害を加えないように手を引いてほしい、そして、過ちを償うようにしてほしいと強調した。

 中国の法輪功学習者に今後も、悪人の情報収集をする活動を続けて、明慧ネットに提出し、悪人リストを更新し続け、皆さんと共に残忍な迫害を一刻も早く阻止し、制止させるようにと呼びかけた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/7/402115.html)
 
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