障害者の尚斉鳳さん 10回も連行され残忍な迫害
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 【明慧日本2020年4月17日】湖北省京山県の法輪功学習者・尚斉鳳さん(女性)は腕に障害があり、かつては恵まれない人生だった。しかし、尚さんは幸運にも1998年11月に法輪功に出会って学び始めた。それから「真・善・忍」の教えに従って、より良い人になるように努力をし、恨みの心を捨てて夫の過ちを許し、睦まじい家庭を築いた。

 しかし、1999年7.20、中国共産党(以下、)が法輪功に対する迫害を開始した。20年来、尚さんは10回にわたって連行され、毎回殴打され、スタンガンで電気ショックを加えられたり、立たされたり、ビンタを食らったり、髪の毛を引っ張られ、トイレに行くのも許されず、睡眠さえも剥奪されるなどの残忍な迫害を受けて、いつも傷だらけになっていた。また、尚さんは強制的に洗脳を受け、性的暴力などの酷い迫害も加えられた。そして、かつては幸せだった家庭は崩壊してしまった。

 一、法輪功を学んで新たな人生を得た

 法輪功を学ぶ前の尚さんは、苦難な人生だった。 尚さんは、6歳のときに右手首を骨折して障害者になった。成年になって結婚したが夫も足に障害があった。夫は尚さんに対して常に罵ったり、暴力を振ったりした。娘が生まれたあと、尚さんは夫と別居して、片手で娘を育てながら困難な日々を過ごした。そのため、尚さんの性格はとても偏屈で、頑固で、怨恨心を持っていた。

 しかし、幸運に尚さんは1998年に法輪功と出会って学び始め、「真・善・忍」の教えに従って良い人になるようにと自分に厳しく要求した。悲観的だった尚さんは、善良で温かい心の持ち主に変わり、夫とも和解して離婚しなかった。法輪功を学んだ尚さんは良妻賢母になった。

 夫は尚さんの変化をみて、尚さんが法輪功を学ぶことを支持した。健康になった尚さんは仕事もでき、収入を得て家族の生活も改善できた。法輪功が尚さんの家族を救った。

 二、繰り返し連行され 残酷な迫害と暴力的な洗脳を受ける

 法輪功を学び続けた尚さんは、中共当局に10回にわたって連行され、8回も家宅捜索を受けた。

 2001年9月14日夜8時頃、尚さんは街で待ち伏せしていた私服警官により新市派出所まで連行され、トイレに一晩拘束された。翌日、尚さんは京山第一留置場に移送されて30日間拘禁された後、第二留置場に移送され、さらに15日間拘禁された。警官は尚さんを拘禁している間、尚さんの家へ行って家宅捜索をし、法輪功の関連書籍、テレビ、DVDプレイヤー、DVD、オーディオ機器、娘の学習用レコーダー、玩具まで押収した。

 2002年4月7日(旧暦)午後3時頃、尚さんは観音岩路で人に法輪功が迫害されている事実を話しているとき、永興派出所の警官らにより派出所まで連行された。派出所で警官は尚さんを蹴ったり殴ったりした。全身あざだらけになった尚さんは、3時間拘束された。

酷刑演示:毒打
拷問の再現:寄ってたかって、殴打される

 2003年10月22日昼、京山市の警官らはパトカー6台で尚さんの勤務先へ行き、尚さんを荊門党校の6階まで連行し、30日間強制的に洗脳を行なった。洗脳班では610弁公室の警官らが毎日、法輪功を誹謗中傷し、尚さんに警官らの指示に従うように強要した。しかし、尚さんが従わなかったため、薬物を食事に混入したり、顔に散らしたりした。そのせいで尚さんは意識不明になり、全身に紅斑ができた。警官は混迷状態の尚さんの手を持って「三書」を書かせた。また、警官は意識が朦朧としている尚さんに歌わせたり、踊らせたりして、映像を撮影し、わざとその映像を人に見せたりした。

 2004年1月16日、警官は尚さんの夫に圧力をかけ、尚さんとの離婚を強要した。離婚手続きをする役所で尚さんは警官の仕業だと指摘したため、その場で連行され、派出所に4時間拘束された。警官の強い圧力の下で、夫は離婚届けにサインをした。

 2004年11月5日午前10時、警官は尚さんの家に不当に侵入し、法輪功の関連書籍、法輪功創始者の写真、DVDプレイヤー、DVDデスクなどの私物を押収した。

 2005年6月30日朝7時、尚さんはまた京山第二留置場まで連行されて15日間拘留された。その間、警官らは尚さんの家を家宅捜索し、法輪功の関連書籍、オーディオ、テレビ、DVDプレイヤー、法輪功創始者の写真、現金3000元(およそ4万6000円)を押収した。そのとき、尚さんの家にいた母親(80代)はかなりショックを受けて倒れた。母親は病院に搬送されて救急手当を受けて助かった。

 2006年7月のある日、尚さんは宋江河派出所まで連行されて3時間拘束された。派出所で警官は尚さんを殴打した。尚さんは負傷して出血した。

 三、実刑判決4年を宣告され、刑務所で殴打される

 2006年11月1日午後3時、尚さんは法輪功学習者4人とともに、新市舒家台で法輪功の資料を配ったとき、新市派出所の警官らに家まで尾行されて連行された。警官らは尚さんの家を家宅捜索し、DVDプレイヤー、テレビ、腕時計、扇風機、アクセサリーなどを押収した。尋問のとき、警官は拳で尚さんの後頭部と首を殴打し、指で尚さんの目を刺したので出血した。その後、尚さんは京山第一留置場に19カ月間拘禁された。留置場でひどく殴打された尚さんは肛門から出血し、出血が1年6カ月も続いた。

 その後、尚さんは懲役4年の実刑判決を宣告され、武漢女子刑務所に収容された。

 武漢女子刑務所で尚さんは法輪功の教えを堅持し、「転向」を拒否した。そのために警官は尚さんを殴ったり、蹴ったりした。そして、スタンガンで電気ショックを加えたり、低い椅子に座らせて手錠をかけ、罵った。尚さんは法輪功への誹謗中傷のテレビを強制的に見せられ、睡眠を剥奪され、トイレへ行くことすらも許されず、罰として長時間立たされるなどの残忍な迫害を受けた。

酷刑演示:用电棍电击
拷問の再現:スタンガンで電気ショックを加える

 刑務所でさまざまな残酷な迫害を受けた尚さんは、健康状態が悪化して目に傷を負い、法輪功の修煉で治った右手にまた障害を負い、腰にも障害を負った。

 四、わいせつな性的暴力を受ける

 尚さんは毎回拘禁されたとき、警官らに罵られ、下半身を蹴られ、胸を触られ、拳で胸部を殴られて侮辱された。

 2003年、尚さんは荊門洗脳班に拘禁されたとき、610弁公室の王勇は、尚さんを抱くなどのわいせつな行為をした。

 2006年11月1日、京山県新市派出所で午後6時過ぎ頃、トイレへ行こうとした尚さんに、警官は許可せず、スタンガンで電気ショックを加え、「服を脱いでここでしろ。お前がどのぐらい美しいか、肌が白いか、他の女とどこが違うかを見てみたい」と叫んだ。

 刑務所に拘禁されていた間、尚さんは警官の指示を受けた女性受刑者に性的な侮辱を受けたため、いつも夜中に目が覚めるようになった。

 五、迫害の恐怖と怒りで夫が亡くなる

 尚さんの夫は骨腫瘍を患いていたが、尚さんが法輪功を学んだおかげで、夫も恩恵を受けて好転した。しかし、夫は尚さんが中共に繰り返し連行され、拘禁されるなどのひどい迫害に、大きなダメージを受けた。その上、610弁公室の警官に「お前が離婚しないと、最低生活保障の手続きをさせないぞ」と脅迫され、恐怖と怒りで健康状態が悪化し、2014年に死亡した。

 2015年6月30日昼1時過ぎ、尚さんは街で人に法輪功の真相を伝えた際に、公安局の警官らに追いかけられて京山幸福路で連行され、4時間公安局に拘束された。警官に殴打された尚さんは、脇の下があざになり、右足にも傷を負った。その後、警官らは尚さんの家を1時間家宅捜索し、法輪功創始者の写真、法輪功の書籍、録音テープ、mp3プレーヤーを押収し、尚さんを荊門留置場に15日間拘留した。

 2018年8月、尚さんは街で人々に法輪功の真相を伝えたとき、中共による法輪功への誹謗中傷を信じている人に通報され、連行された。

 この20年の間、尚さんは10回も連行され、家宅捜索を受けて法輪功創始者の写真6枚、法輪功の関連書籍149冊、法輪功の資料300部、テレビ3台、DVDプレイヤー3台、現金3000元、オーディオ機器9台、腕時計1つ、アクセサリー、扇風機2台、テープレコーダー4台、充電器6個、ラジオ2台、学習レコーダー1台、イヤホン6個、mp3を4台、家にあったほとんどの衣服と電化製品、現金を押収された。これらは合計11万1610元(およそ170万3000円)に値するものを全て警官らに押収され、奪われて戻ってこなかった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/5/403388.html)
 
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