武漢市新州区の学習者2人 刑期満了後に行方不明
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 【明慧日本2020年3月27日】(明慧ネットの湖北省のレポーターからの報道)湖北省武漢市新州区の法輪功学習者・蔡茹芬さんは武漢女子刑務所に3年間不当に拘禁され、今年(訳注:2020年)2月21日刑期が満了して、すでに1カ月近くが経った。しかし、家族は崔茹芬さん本人に会えておらず、関係部署もこのことを何も語らなかった。

 武漢市新州区第一中学は湖北省の重点中学と模範的高校であり、また対外的に開放された武漢市の学校でもある。そして、崔茹芬さんは新州区第一中学の高校における優秀な女性教師であった。しかし、崔茹芬さんはたびたび中国共産党のひどい迫害に遭っていた。そして刑期が満了した時期は、ちょうど刑務所内でも伝染病が爆発的に流行している真っ最中であった。そのことを電話で通知後に、崔茹芬さんは新州区人民病院に隔離され、その後、再びホテルなどに移され、それ以後、崔茹芬さんの音信は不通となった。

 新州区の法輪功学習者である陳幼金さんは、崔茹芬さんの家族に認められた孝行者である。かつて、新州区第五中学で教職に就き、真・善・忍を信仰したために、湖北荊門範家台刑務所に不当に4年6カ月拘禁され、今年(訳注:2020年)2月26日に刑期が満了したが今まで帰宅しておらず、「伝染病のために隔離されている」と言われており、具体的な状況は知る由もない状況である。

 陳幼金さんの家の80歳代の父親は必死に息子のことを思い煩い、すでに病に倒れてしまった。また一方、陳幼金さんがまだ会ったことがない息子の方も、家で夜も昼もずっと陳幼金さんのことを思い、待ち望んでいるという。

 中国共産党の何十年もの間続いている法輪功学習者に対する残酷な迫害は底がなく、まるでそれは、伝染病が発生した看板をたたいているかのようである。刑期が満了した健康な人達をあちこち移して隔離し、どれぐらいの人達を隔離するのだろうか? どこに隔離したのだろうか? 隔離されている状況はどうなっているのか? 全てが隠蔽され、全くわからないのである! 現在のこの状況が、不安がさらに不安を呼んでいる。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/19/402676.html)
 
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