武漢市の鄒双武さん、呉桂菊さん 罪を着せられる
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 【明慧日本2020年3月26日】湖北省武漢市の法輪功学習者・鄒双武さん(70歳女性)、呉桂菊さん(50代)は侵入して来た警官らとコミュニティの関係者らに身柄を拘束され、1年近く拘禁された。さらに、漢陽区裁判所と漢陽区検察庁の人員に罪を着せられ、さらなる迫害に直面している。

 一、鄒双武さんは連行され、さらに罪を着せられる

 法輪功学習者・鄒双武さんは1950年生まれの漢民族で、今年70歳になり、武漢市東西湖区に在住している。夫は他界し、普段は一人暮らしをしている。

 2019年4月18日朝8時ごろ、東西湖区金銀湖派出所の関係者はマンション管理会社の人を唆し、鄒さんにドアを開けさせた。警官ら十数人は鄒さんの自宅に侵入し、家財を押収した上、鄒さんを連行した。4月30日、警官・夏乾橋は家族に鄒さんが連行されたことを知らせた。

 東西湖区610弁公室の警官らは鄒さんを武漢市第一留置場に拘禁して、1年近くになる。鄒さんに罪を着せたこの案件は、漢陽区裁判所と漢陽区検察庁に提出された。

 2007年3月、鄒さんと妹の夫は武漢市女子刑務所へ、3年の刑期が終了した妹・鄒双芬さんを迎えに行った。しかし、双芬さんはすでに車に押し込まれ、別の場所へ移送されるところだった。双芬さんは途中で隙を見て、脱走した。関係者らは代わりに双武さんを連行し、楊園洗脳班(余家頭洗脳班とも呼ばれる)に拘禁した。拘禁されてわずか半月なのに、双武さんは痩せこけて重体に陥った。

 二、呉桂菊さんは連行され、罪を着せられる

 法輪功学習者・呉桂菊さんは武漢市武昌区に在住する。2019年3月20日、武昌区余家頭派出所の警官とコミュニティの警備十数人は「電気の点検」を口実に、呉さんにドアを開けさせて押し入った。そして、法輪功の関連書籍2セット、『明慧週刊』、DVDなどを押収し、呉さんの身柄を拘束した。

 呉さんはいまだに武漢市第一留置場に拘禁されている。呉さんに罪を着せたこの案件は、すでに漢陽区裁判所と漢陽区検察庁に送られた。

 三、李平瑜さんは連行されて、状況が不明である

 法輪功学習者・李平瑜さん(60代女性)は武漢市解放公園路の近くに在住している。2019年9月7日、李さんは江漢区泰寧街で法輪功の無実を伝えていた時、警官に身柄を拘束された。李さんは普段は一人暮らしをし、弁護士を雇う直系の親戚がおらず、留置場へ面会に来る人もいない。現在、二支溝にある武漢市第一留置場に拘禁されているという情報以外に、何も消息がない。

 2019年、少なくとも29人の法輪功学習者たちが武漢市第一留置場の中で拘禁されている。その名簿は下記の通りである。鄒双武さん、呉桂菊さん、李平瑜さん、銭有雲さん、孫足英さん、欧陽如芸さん、周翠娥さん、付攸生さん、朱光栄さん、李雲貴さん、李桃枝さん、黄渝珍さん、李秀梅さん、江代蘭さん、熊文鳳さん、唐常俊さん、劉克興さん、女性の王さん、危有秀さん、 徐慧明さん、芦秀英さん、何愛香さん、張毅(張義)さん、陳卓さん、柳木蘭さん、劉静さん、張小栄さん、張桂珍さん、趙芝英さん。武昌区八一花園バラ苑に在住する学習者・張桂珍さんは、武漢市第一留置場でひどく迫害され、数日にわたって吊るされた。その結果、小指を怪我して心身が不自由になり、さらに灌食された。80キロ以上もあった張さんだが、見る見るうちに衰弱していった。

 現在、武漢市610弁公室の人員は学習者に罪を着せたこれらの案件を、洪山区の裁判所、検察庁および漢陽区の裁判所と検察庁に提出したという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/18/402613.html)
 
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