北京の宣伝部副部長 国難を前に あなた達の救済に感謝
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 【明慧日本2020年2月8日】2020年初頭、武漢市では新型コロナウイルによる肺炎が発生し、この新型肺炎はすでにアジア・太平洋地域、北米、ヨーロッパまで感染が拡大した。中国政府の報道では一貫して情報を隠蔽し、国民に真実を伝えず、多くの中国国民は大変困惑している。感染が拡大する中で、海外の法輪功学習者は中国国内の国民を心配し、もっと多くの人たちが危難から逃れられるように次から次へと電話をかけ、中国の国民に深刻な感染者情報を伝えた。そして「災難を前にして、出来るだけ気持ちを落ち着かせ、誠心誠意『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じれば、神からのご加護を頂ける」こと、「まだ三退をしていなければ、早く三退して、平安を守る」こと、を伝えている。

 カナダのトロントの学習者がかけた電話が、北京市某区の宣伝部副部長につながった。学習者は電話をかける主旨を伝えると、相手はいきなり「国難が目前に迫っているのに、よく脱党なんか言っていられるな!」と怒鳴りつけたという。

 「国難が目前に迫っているからこそ、災難を回避する方法を伝えているのです」と学習者は落ちついて、はっきりとその因果関係を述べたという。

 最後に、幹部は法輪功学習者達が長年苦労を厭(いと)わず、人を救い済度する理由が分かり、「この国難を前にして、あなた達(法輪功学習者)はまだ人を救うことに力を尽くしている。本当にお疲れ様です」と謝意を述べたという。

 以下は、その幹部が憤慨の態度から、感謝の言葉を述べる態度へと変った会話の内容である。

 法輪功学習者の電話を受け、副部長は「国難が目前に迫っているのに、よく脱党なんか言っていられるな!」と怒鳴りつけたという。

 学習者は冷静に「そうです。だからこそ、脱党して平安を守るようにと伝えています。是非その因果関係を聞いてください」と言ったという。

 「考えてみてください。この国難はいったい誰が作ったのでしょうか? それは中国共産党ではないでしょうか? 武漢市の市長・周先旺が、中央テレビの取材を受けた時に、『直ちに新型肺炎の情報を公表しなかったのは、権限を与えられていないからだ』と言いましたね。権限を与えないことは、今回の大きな災いの元です。しかし、これは人命にかかわる何よりも重大なことですよ」

 「これは権限の問題ではありません。政治体制の問題です。あなたが属する中国共産党の情報隠蔽の体質がもたらした問題なのです」

 「昨年12月上旬に病気が発症してから、政府は社会の安定を維持するため、情報をすぐさま隠蔽し、民衆を騙して来ました。結局、深刻な実態を隠し切れず、国民にこれだけ大きな恐慌、パニックを引き起こしたのではないでしょうか?」

 「当時のSARSの時も同じでした。政府は最初の数カ月の間ずっと情報を隠蔽し、書き込みを削除してデマを打ち消しました。しかし、その結果はどうでしたか? そのことは皆さんもよく分かっているでしょう」

 「本日、また歴史の悲劇は繰り返しました。中国共産党は『天安門の焼身自殺』を自作自演して、法輪功を罪に陥れ、残忍で残虐な手段で二十数年間も弾圧し続け、甚だしい場合、法輪功学習者の生体から臓器狩りをしてまで金儲けをしました。中国共産党は佛法を迫害しているから、天罰が当たったのではないでしょうか! 神様はすべての事をはっきりと見ておられます。心から「共産党の為に命を捧げる、一生奮闘する」との誓いを取り消して、脱党をし、中国共産党が犯した罪の生贄(いけにえ)にならないようにしなければなりません」

 幹部は口調を随分和らげて釈然として、「確かにおっしゃる通りです」と言った。

 幹部は静かに聞き、たまには口を挟んだりもして、「自分の仕事は法輪功迫害には関係がない」と言った。

 学習者は引き続き「長年、法輪功学習者は命の危険を冒して、皆さんに真相を伝えて来ました。これは政治とは関係ありません。この電話は自腹でかけています。あなたは無料で聞いているから、一銭の損失もありません。私だけではなく、多くの世間の人達が皆さんの事を心配しています。皆さんがこの災難から逃れて、平安に暮らせることを心から望んでいます」と言った。

 幹部は学習者の善意に心を打たれ、しきりに「ありがとう、ありがとう」とお礼を言った。

 「伝染病の専門家は『武漢市の新型コロナウィルスは人から人へ感染するだけではなく、治療薬もない。自力で救済するしかない』と言いました」

 「マスクを付け、消毒をし、人込みを避ける以外に、誠心誠意天地に三退すると誓うこと、そして誠心誠意『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じることは、自力で救済するもっともよい方法です。お金も使わず苦労もしないこの方法で、神佛のご加護を頂けるのです」と学習者ははっきりと真相を告げた。

 真相が分かった幹部は、「福安」と言う縁起の良い仮名で脱党しました。そして「国難を目の前にして、あなた達の救い済度に感謝します。お疲れ様でした」とお礼を言ったという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/1/30/400463.html)
 
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