広西省某共産党組織の部長の脱党エピソード
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 【明慧日本2020年4月28日】(広西省=明慧記者・章韵)目下、中共ウイルスが全世界で猛威を振るう中で、広西省某市のある中国共産党(以下、中共)組織の部長は、カナダに住む大法修煉者から大法の真相を伝える電話を受け取りました。三退の意義を理解した部長は「偽名」で中共組織からの脱退に同意しました。そして、大法修煉者が支払った代価と忍耐強い説得に、この部長は「今、やっと何のために脱党するのかが分かった、本当にありがとう」と感謝しました。

 以下は、当事者2人の電話でのやり取りです。

 部長「私はとても忙しいので、どんな話しなのか、早く話してほしい」

 修煉者が話し始め「部長さんにとって重要で、とても価値のある話しです。時間はありますか?」。部長は「話していいが、重点だけを話してくれ。今、私はとても忙しいので早くして」

 修煉者「現在のウイルスの流行は避けて通れない話題ですが、全世界がこのことに関心を寄せています。私はカナダから部長さんに電話をかけています。感染症専門家の話によると、今回のウイルスは非常に複雑に変異し、無症状の感染者が多く、再び蔓延が起きると、その時には救急治療をする時間もないほどだそうです。そのため非常事態の時期に、部長さんはこの事を軽んじて見ないようにし、自分を大切にしてください」

 部長「何を根拠にあなたの話を信じればいいのか? あなたが誰なのか私は知らない」。修煉者「私が誰であるかを知ることは重要ではなく、重要なのは、部長さんがこの災難を無事に乗り越えられることです」。部長「そうか、それなら早く話してほしい。私はいかに自分を守ればいいのか?」

 「私を脱党させるとは、私の信仰に干渉しているのではないか」

 修煉者「部長さんがまずすることは、脱党して自分自身の安全を守ることです。なぜかと言えば、感染症のウイルスには目があり、脱党することで危険から逃れることが出来ます。部長さんは覚えていると思いますが、共産党組織に加入した際に、右手に拳を握って宣誓しましたね。生命を中共に捧げると言いました。このウイルスには目がついていて、誰にでも感染させるのではなく、額に共産党の印を押された人だけを狙っているのです」。部長「私を脱党させることは、私の信仰に干渉することではないのか?」

 修煉者「部長さんが何を信じてもいいのですが、この悪魔であるサタンを信じれば、地獄行きです。知っていますか? 海外の明慧ネットについて、中共の官員らは明慧ネットの研究をするように求められ、何のためかと言うと、法輪功をコントロールするためです。部長さんも見ているはずです。明慧ネットの3月27日付の報道によると、中共内部から提供された情報がネット上に掲載され、その情報によると、2月のウイルスによる死亡者数は、共産党員が88%を占めているそうです。死者の年齢別では50歳代が半数を占め、中共以外の他のメディアの報道では年配者が多いと言っています。このことから分かるように、ウイルスは悪魔と誓約を交わした者を標的にしています」。部長はこの話を静かに聞いて、そして一言「このような関係があったのか」

 修煉者「中共ウイルスに目があれば、中共と契約を交わした中共の党員を目標としていることが分かれば、このウイルスから逃れるには、まず中共から脱退することです。部長さんは以前、血まみれな旗の前で宣誓し、自ら邪悪な中共に身を捧げると宣言したために魂に中共の印を押され、この印で中共の者だとすぐにわかります。ですから、中共の全ての関連組織から脱退する声明を行なうことは、部長さんの魂を救うためであり、生命が永遠に中共の罪業から離れて、巻き添えから免れることが出来ます。そしてウイルスのあの苦しみから解放されるのです」。部長「本当に効き目があるのか?」

 修煉者「多くの中国人が身をもって体験し、実証しています。中共組織から脱退し、身売りの契約書を破棄して、初めて災いを転じて福となるのです。神のご加護を得て感染症の災厄から逃れるためには、この重要な脱退の一念が大切です。継続して魂を売って中共に追随するのか、それとも三退して、中共と縁を切って離れるのか? 生命があってこそ、なんでも出来るのではありませんか? 部長さんの姓に「健平」という偽名をつけます。健康の健に、平安の平です。部長さんは共産党の党員から脱退しましょう。そして「法輪大法好、真・善・忍好」(「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」)という9文字の真言を覚えてください。危険に出遭った時に、部長さんを災難から守ってくれます」

 部長は少し疑いをもって聞いていましたが、「必ず脱党しなければならないのか? 私が悪い事さえしなければ、それでいいのではないか?」と聞き返しました。

 部長「あなたが支払った代価と忍耐強い説得に感謝する」

 修煉者「『中共が滅亡しなければ、感染症は止まらない』とある人が言いました。実は『天が中共を滅ぼす』という言葉はスローガンでもなければ、呪文でもなく、歴史の発展に伴って現れた必然的なことです。なぜならば、中共は法輪大法に対して迫害を行ない、許すことの出来ない最大の悪事を行なったからです。大法に対する迫害は佛にはむかうことに等しく、神が許すことのできない大罪を犯し、中共は神に死刑の判決を言い渡され、今、悪の報いが始まっているのです」

 修煉者は部長に法輪大法が受けた迫害の真相を伝えた。「1999年の夏、当時の中共の独裁者である江沢民は、無謀にも『真・善・忍』を信仰する大法修煉者に対して集団殺戮を開始しました。そして、江沢民と610弁公室の人員が制定した政策は、あろうことか『名誉を汚し、経済を破綻させ、肉体を消滅させる』というものだったのです。この迫害の中で中共はメディアを利用して、虚言をもって大法を誹謗中傷し、大法に対する罪をでっち上げ、国民に大法に憎しみを持たせて敵対させました。江沢民は国家権力をバックに、610弁公室を総司令部に置き、自称『世界二番目の経済大国』をもって、今までの政治運動の経験を活かし、ハイレベルな科学技術と精密な装備を完備しました。任意に制定した法律を根拠に、古今東西の100種類以上の残酷な拷問を用いて、無実な大法修煉者に対して未曾有の残忍な迫害を加えました。しかも、その迫害は未だに続いています」

 「二十年来、無数の大法修煉者が強制連行され、家宅捜索を受け、酷い暴力を受け、洗脳され、高額な罰金を押し付けられ、精神病院に送られて不明な薬剤を注射され、重刑に処され、無償の強制労働を強いられ、秘密裏に虐殺されています。多くの人々が巻き添えになり、多くの被害を受けた修煉者はやむを得ず流浪生活を強いられ、数えきれないほどの修煉者の家族は離れ離れになりました。明慧ネットの報道によると、身元が判明しただけでも4000人以上の大法修煉者が迫害で死亡しました。そして、無数の修煉者たちの臓器臓器売買のために収奪され、どれだけの人達が殺害されたのか、中共の情報の隠蔽により全く確認できていません。法輪大法に対するこの未曾有の迫害は歴史上最も残酷で、最も卑劣で、最も狂ったもので、これは最も正しい信仰に対する残虐な迫害なのです」

 「ですから、中共組織から脱退することが天罰から免れられる最も良い方法なのです。中共の卑劣な悪事を見破り、中共から遠ざかることが出来れば、人類は真の愛と光明を知り健康になれます」

 静かに迫害の真相を聞いていた部長は、「こんなに多くの事を教えてくれてありがとう。忍耐強い説得に感謝するよ」

 「私は天安門焼身自殺がでっち上げであることは知っている。他の事も教えてほしい」

 部長は電話を切らずに、少し黙ってから「まだ時間があるから、話してほしい」。修煉者が天安門焼身自殺の真相を話し始めると、途中で部長は話に割り込んできて、「天安門焼身自殺はでっち上げであることは知っている。他の事も教えてほしい」

 そこで修煉者は、大法修煉者の臓器が中共に収奪されている真相を話した。そして、感染症はなぜ武漢で発生したのか、その事実の一部始終を説明した。「その一つは、1999年6月、湖北省委員会は武漢テレビの局長・趙致真に命令して、『科技の光』という番組の制作グループを長春に派遣させ、事実をでっち上げて特集番組を制作させ、法輪大法の創始者を誹謗中傷しました。迫害が始まる3日前からこの特集は大法を弾圧するための主な宣伝の道具として使われ、中央テレビで繰り返して放送され、国民に対して洗脳を行ない、多くの官員と人々を騙したのです」

 「二つ目は、中共は大量の臓器を収奪して莫大な利益を得ていることです。武漢には37棟の病院が臓器の収奪に参与しています。武漢同済医院臓器移植研究院は、中国の臓器移植を最初に成功した病院で、今では、中国で臓器移植や実験研究を行なう総合医療施設になっています。また、それらの臓器はみな大法修煉者の生体から収奪しています」

 「三つ目は、湖北省は軍部の運動会という名目で、大法修煉者に対してさらに大規模な酷い迫害を行ないました。二十年来の残酷な迫害の中で、武漢当局は多くの冤罪を被った大法修煉者を処罰し、強引に生命を奪ったのです」

 さらに、修煉者は部長に法輪大法が世界に広く伝わった盛況ぶりを伝えた。「法輪功は法輪大法ともいい、李洪志先生によって1992年5月に伝え出された、佛家上層の修煉大法です。宇宙の最高特性である「真・善・忍」をもって指導することを根本とし、宇宙の演化の原理に基づいて修煉をしています。億千万人もの大法修煉者たちの実践によって、これらは証明されました。法輪大法は正道の正法であり、真に修煉者を高次元に導くと共に、社会を安定させ、人々の身体の健康と道徳レベルを高め、計り知れないほどの良い作用を果たしています。また、法輪大法の書籍は40カ国以上の言語に翻訳され、全世界で出版されているのです」

 この話を聞いた部長「こんなにも多くの事を説明してくれてありがとう、感謝の気持ちでいっぱいだ。本当にありがとう。私はやっとなぜ脱党しなければならないのか、その意味を理解したよ」

 修煉者「感謝するだけではいけません。部長さんは脱党するかどうかの意思表示をしなければいけません」。部長「よし、分かった。すぐに脱党する。そうしなければ効果がない」

 部長「分かった。意思表示をするよ。すぐ脱退する!」

 「脱党できるのは縁のある人だけです」

 修煉者「新たな人生を再スタートすることができ、おめでとうございます。今後、部長さんの権限内で修煉者を守って下さい。そして、部長さんの友人にも三退を勧め、9文字の真言を念じることの大切さを伝えてください。このようにすれば、部長さんが以前に行なったよくない事の罪滅ぼしになります。そして、部長さんとご家族が災難を無事に乗り越えられるよう願っています」

 部長は不思議そうに尋ねたという。「私はずっと聞きたかったのだが、私の電話番号はどこで入手したのか? 私の電話番号を知っている者はそれほどいないはずだが」

 修煉者「それは、私と部長さんは縁があるからです」、「実は部長さんの友人に三退を勧めた時、三退した彼はとてもいいと思い、部長さん部長さんの家族を心配して電話番号を教えてくれました。彼は、部長さんはとても善良な人だと言って、電話をかけるように頼まれ、それで電話をかけました」

 部長は笑って「私の電話番号を知ったのは縁があるからなのか、それならば、脱党したのも縁によるものだな」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/20/404119.html)
 
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