河南南陽市の逵応祥さん 迫害されて危篤状態
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 【明慧日本2020年4月29日】(河南省=明慧記者)河南省南陽市の80代の法輪功学習者・逵応祥さん(男性)が不当に6カ月以上拘禁されて、残忍な迫害により危篤状態になり、南陽市鉄路病院の集中治療室に入れられた。

 集中治療室の費用は1日約1万2000元かかり、警察側が責任と医療費を負いたくないため、急に逵応祥の息子の家に連れて帰らせた。しかし、逵応祥の息子は「連行された時には元気だったのに、なぜ危篤状態にまでなったのか原因を説明してほしい」と言って拒否した。

 逵応祥さんの生活は大変困難である。妻の足には持病があり、そのため介護が必要な身であり、逵応祥さん自身にも年金がない。

 2019年8月30日、31日、南陽市および十数県の中で38人の法輪功学習者とその家族が不当に連行され、家宅捜索を受けた。今回の連行行動は南陽市共産党委員会、市政府、市政法委、市の610弁公室、公安局等の仕業である。警官らも同時に行動し、ドアが開かないとドアを壊して強制的に押し入った。今回の行動はよく計画したものであり、南陽市公安局は随分前から一般人を雇い、監視をするトレーニングをしてから学習者たちを監視させ始めた。情報によれば、このために次々に160人以上の法輪功学習者たちが酷い迫害を受けたという。

 2019年8月31日、逵応祥さんは南陽監督管理支隊の人員に連行されて、南陽市拘置所に拘禁された。残酷な迫害を受けて危篤状態になり、鉄道病院に送られて応急手当を受けた。現在は、集中治療室に入れられてから十数日が経っている。

 情報によれば、2020年4月15日前後、多くの法輪功学習者たちが連行され、罪に陥れられた書類が南陽宛城裁判所に送付されたという。2020年5月初旬ごろに、これらの裁判が開廷されると推測される。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/24/404265.html)
 
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