【明慧日本2020年5月11日】米国テキサス州のマイケル・マッコール下院議員は2020年4月16日、米国フォックスニュースとのインタビューで「中国共産党(以下、中共)が疫病の真相を公表しなかったため、自国民だけではなく世界中の人々が苦しんでいる。中共の疾病隠蔽は、人類史上最悪だ」と批判した。
同議員は「中共の疫病隠蔽が人々の生活を脅かしている。多くの人々が亡くなり、経済的損失も発生している」と述べ、下院外交委員会のメンバーとして「委員会の調査は、このウィルスの発生に関する一連の経緯を明らかにするのに役立った」とも述べた。
また「中共ウィルスが2019年12月1日には出現していたことが分かっているが、実際のところ11月中旬まで遡ることができる。中共は、最も早く疫病発生の状況を公表した8人の医師を調査し拘留した。その後、武漢の研究所に配下を送り込んで証拠もサンプルも廃棄し、真相を隠蔽して調査の進捗をコントロールした」
さらに「2020年1月に台湾と武漢の医療関係者は、致命的なウィルスの出現を世界保健機関(WHO)に注意喚起していた。中共で発見されたメモに、ウィルスは人から人へ感染すると警告されていたのだ」と述べた。
「当時、既にウィルスは伝染していた。しかしWHOは状況を調査した後、テドロス事務局長は世界的な緊急事態宣言を行わないと決定した」とも述べた。
また「当時、人々はまだ中国の新年を祝っており、500万人が武漢から中国各地へ旅行し、さらにまた数百万もの中国人が海外旅行に出かけた」と述べた。
「疫病は制御できていたかもしれない。しかし、今や世界的な伝染病となってしまった」とも述べた。
フォックスニュースによると、中共ウィルスが武漢のウイルス研究所で発生した可能性があるとの見方が強まっているという。最初の患者はこの研究所に勤務しており、そこから多くの人に感染したという。
消息筋は皆、中共が疫病に関するデータと情報を隠蔽したと考えている。うち1人の消息筋は、史上最も高額な政府の隠蔽工作になるかもしないとコメントした。