疫病は人々を目覚めさせる
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 【明慧日本2020年5月19日】道端で出会った70歳くらいの女性が「武漢に疫病が現れ、医療機関の人がたくさん死んだそうです。政府の宣伝によると、烈士(れっし:節義の堅い、名誉のために殉じる人物のこと)や、火線入党(簡素な手続きで共産党に入党すること)と言われていますが、人が死んだのに、烈士と呼ばれても何にもならないでしょう」と声をかけた。すると一人の若い女性が横から「この疫病については古人の予言があります。そして疫病がこんなに広く感染拡大したのは、人がコントロールしたり、どうこうできる範囲内のものではありません・・・」と語った。

 スーパーの隣の商店街の扉が閉まっていたので、出入り口前の階段に座っていた乞食らしき容貌の老人に声をかけたら、老人は中国共産党を強く罵った。老人は河南省の北の方の人で、疫病のため車が通れなくなって家に帰れなくなったと教えてくれた。老人は共産党に入党したことがあると言い、誓いを立てたこともあると言った。そして、ベトナム戦争に参加したこともあるし、イスラム教の宗教指導者をしたこともあるとも言った。

 「私にも信仰があります。佛を信じています」と言うと、老人は「一見して、あなたは善良な人だと分かります」と言った。

 話しをしている間に、数人の若者が通ったが老人の物乞いには誰も応えなかった。しかし、私は老人に小遣いをあげた。老人はあまりにも感激して、再三「ありがとう」と言った。三退の話をしたら「ずいぶん前から党費を払っていないよ」と言った。なぜ三退を声明する必要があるのかを説明したら認めて理解してくれた。

 また少し話をしたあと、老人は急に正座をし、正面から私をじっと見て歌ったりしゃべったりするようになったが、私は聞き取れなかった。しかし、祝う話しのようだった。

 私が帰ろうと思って、階段を降りようとすると、老人も立ち上がり、丁寧に90度にかがんでお辞儀をしてくれた。私は「ありがとうございます。健康で無事をお祈りします」と言って去った。

 スーパーに入る時には、体温を測らなければならない。60歳くらいの客が買い物をしながら「この感染症は、天意です。天意ですよ」と嘆いた。

 ある男性が道端で友達と疫病の話しをしていた。「武漢にある人がいて、家族の者はみんな疫病で亡くなり、彼一人しか残らなかった。彼も生きていたくなくなり、マンションの家からお金をたくさん撒いたそうだ。お金があっても何になるというのか? またある人は、お金をいっぱい稼いで、たくさんの家を購入したが、命もなくなってしまい、一体誰が住むというのか?」

 姉は医者で、家で隔離されている。昨日、姉が遠方から電話をかけてきて「私が住んでいる住居地に、武漢から車で山東省まで逃げてきた妊婦さんがいる。隔離を恐れて病状を隠したので、結局ご主人や、舅、姑にも伝染した。現在夫婦二人は退院したが、舅、姑はまだ入院中だそうだ」と話してくれた。

 1カ月前、バス停で一人の若者が大声で「武漢のある医者が疫病のことを暴露したが、政府は彼を捕まえたんだ!」と叫んだ。バスを待っていた人達にも聞こえた。

 情報封鎖されている中国の国民に、真相を伝えることはとても重要である。

 現在、疫病に直面している中国の国民達は、急いで真相を理解する必要がある。修煉者として、慈悲なる心で、国民に真偽と善悪を知らせ、引き続き邪党が作り出したデマを掲げて真相を伝え、国民に希望の光をもたらし、美しい未来を正しく選択させるべきだと思った。

 疫病は無情だが、疫病は見る目をもっており、期限ももっている。疫病の解決方法もある。修煉者として、絶えず悟り、絶えず真相を伝えることこそ、疫病を解決する特効薬である。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/19/402626.html)
 
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