文/河北省の大法弟子
【明慧日本2020年5月25日】私が最近、明慧ネットで見たある学習者の修煉体験での話です。長い髪の女の骸骨が力づくで、体の中に入り込もうとしているという夢の話なのです。その骸骨が実はスマートフォンであることを悟った同修の体験が書かれていました。この文章を読んだ私は、その同修の体験に大変共感しました。なぜなら、私も最近、似たような経験をしたからです。
今年の初めの頃、中共ウイルスの感染が拡散していくにつれ、私は動揺しました。当時、家のWi-Fiが繋がらなかったので、世間の情勢や感染状況が知りたくて、普段はスマートフォンなど全く触らなかった私も、毎日、感染関係の情報を読むためにスマートフォンを使い始めました。常人のウェブサイトの情報は確かではないし、スマートフォンに触りたい自分も良くないと分かっていても、つい触ってしまい、それらの情報を開いて読んでしまいます。スマートフォンを触るとその手や腕から激痛を感じるなど、何度も師父からの啓示を受けましたが、どうしてもスマートフォンから目が離せませんでした。
ある早朝の3時頃、夢うつつの中で、頭の横で猫の鋭い叫び声が聞こえました。自分の横にはまだ幼い孫娘が寝ていたので、その猫を追い払おうとしました。しかしその時、左半分の顔の感覚がなく、声を出そうとしても口が開けません。この状態がおかしいことに気づいた私は、すぐさま体を起こして発正念を始めました。しかし、発正念の言葉が思い出せなかったので、「私は李洪志の弟子」[1] と師父の説法を暗唱しようとしましたが、この一言しか覚えておらず、続きが思い出せず、自分でもどうして良いのかわかりませんでした。
その時突然、老若男女の様々な叫び声が聞こえ、ふとこれはスマートフォンの中のものだと悟り、怖くなった私はもう二度とスマートフォンをもういじらないと決め、すぐさま師父に助けを求めました。そして、開かなくなった口を無理にこじ開けて、「私は李洪志の弟子、私は李洪志の弟子、私は李洪志の弟子」と唯一覚えている説法を叫びました。すると突然に目が開き、なんと自分は夢を見ていたのです。しかし、それは現実のようにリアルに感じたので、以前のような訳の分からない夢ではありませんでした。スマートフォンはまさに悪魔のすみかでした。
私の叔母(同修)も以前はスマートフォンを使わなかったのですが、一時期やることがあまりなく暇だと感じたため、子供にWeChatをダウンロードさせました。その後、ほかの同修がこのことを知り、アンインストール(削除)するよう勧めましたが、叔母は全く聞く耳を持ちませんでした。その結果しばらく経ったある日、叔母が三輪車を漕いでいる最中に事故に遭いそうになりました。
それは叔母が道路を横切るとき、道端の両側にたくさんの車が駐車していたため、車両の行き来が良く見えず、突然横から車が走って来たのに反応が遅れてしまい、祖母が慌ててハンドルを切ったために勢い余って三輪車の片方が浮き上がってしまいました。そのままひっくり返りそうになった時、突然、ある力が浮き上がった三輪車を地面に押し込んでくれ、そのおかげで事故を免れたのです。すぐに、師父が助けてくださったことに気づいた叔母は、師父に感謝し、内に向けて自分を探したところ、WeChatを削除すべきだと悟りました。しかし、家に帰った叔母はすぐにWeChatを削除せず、中を見始めたのです。その結果、煉功する時に音楽は流れず、他のプレーヤーで再生しようとしたところ、スクリーンに「正念」の2文字が現れました。驚いた叔母はすぐに師父に謝り、WeChatを削除した後で、やっと煉功の音楽が正常に流れ始めたそうです。
これはほんの二つの例ですが、大法弟子としてスマートフォンがもたらす害はよく知っています。なぜなら、私も長い間、様々な手段を使ってスマートフォンを見ないように努力しましたが、なかなか出来ませんでした。明慧編集部が発表した「すべての大法弟子への注意事項」を読み、WeChatを削除してから、ようやくスマートフォンを触らなくなったのです。それ以来、師父が常に見守ってくださっているとはいえ、自分で気を付けないと必要もないのに、ついついスマートフォンを使うことが何度もありました。
スマートフォンによる危害を私はよく知っています。それは麻薬のようなものです。少しでも触れるとそれに夢中になってしまい、中々止められません。ですので、同修の皆さんはくれぐれも、スマートフォンの罠にはまることがないように十分注意してください。
注:
[1] 李洪志師父の経文:『二〇〇三年元宵節での説法』