吉林省永吉県の青年・孫志文さん 連行される
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年5月27日】吉林省永吉県の法輪功学習者・孫志文さんは、2020年4月20日に警官らにより連行され、現在は永吉県留置所に拘禁されている。見舞いに行った孫さんの母親は孫さんに直接面会できず、お金を留置場側に預けるのは許されたが、衣服などを預けるのは拒否された。

 孫さんは小さい頃から身体が弱く、20代になっても何の仕事にも付けず、終日落ち込んでいた。孫さんの父母は法輪功学習者で何度も連行され、拘禁された。そんな時に、幼かった孫さんは自分1人で生活を送っていた。

 2016年から孫さんも法輪功を学び始めた。その後、孫さんは心身ともに変わり、毎日楽しんで精進し、自主的に法輪功の真相を伝えるようになった。

 2017年に、現地で洪水が起こり、洪水の後に関係部署は救済の補助金を配ったが、孫さんは受け取らなかった。ある日、友達が孫さんの伝えた法輪功の真相を聞いて、思わず涙した。

 真相を伝えて何度も連行され、拘禁される

 4月20日、孫さんは派出所の警官らにより、永吉裁判所まで連れて行かれた。裁判所の人員は孫さんに何かを読み聞かせた後、サインを強要したが、孫さんは「僕は違法行為を犯していませんから、何も認めません。サインもしません」とはっきりとした態度で、サインをすることを拒否した。当日、孫さんは無事に帰宅できた。

 2日後の4月22日、仕事中だった孫さんは再度連行され、永吉県留置所に入れられた。見舞いに行った母親は孫さんと直接に面会できず、お金だけは留置場側に預けることが許されたが、衣服などを預けるのは拒否された。

 孫さんは以前も2回にわたり、連行された

 2019年7月19日朝7時ごろ、現地の610弁公室の警官らは孫さんの家のビルの下に待ち伏せをし、孫さんが出勤して出かけた後、孫さんの母親を連行しようとした。孫さんは異変に気付いてすぐに戻って来て、警官らの行為を制止しようとしたがそれも叶わず、連行された。警官らはまた孫さんのポケットから鍵を探し出して、ドアを開けようとした。ドアは裏側から施錠されていた。警官らは部屋の中に入れなくて母親の代わりに、孫さんを連行した。孫さんは派出所で13日間拘留された。同年8月1日午前9時、孫さんは解放された。

 今年2月4日、孫さんは新型コロナウィルス(中共ウィルス)から人を助けようとして、法輪功の真相ポスターを貼ったため、監視カメラで撮影され、連行され、家宅そうさくを受け、法輪功の関連書籍をすべて押収された。孫さんは派出所に連行されても丁寧に警官らに真相を伝えていて、当日解放された。

 真・善・忍を修煉してより善良で、かつ純粋な青年になった孫さんは、法輪功の真相を伝えただけで何度も連行され、拘禁され、人身の自由を失った。そこで孫さんは、中国共産党の警官らよ、目を覚ましてくれ! これ以上、善良な学習者を取り締まり、連行し、迫害することはやめてくれ! と心の底から叫んだ。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/30/404553.html)
 
関連文章