山西太原市古交市の78歳の年配者 連行される
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 【明慧ネット2020年6月3日】山西省太原市古交市に在住の3人の法輪功学習者が、2020年5月17日に、自宅から連行され、現在は太原第三留置場に拘禁された。連行された学習者は張变英さん、武宝明さん、宫国卿さんの3人で、そのうち宫国卿さんは78歳の高齢者である。

 宫国卿さんはとても穏やかで、親しみやすい人柄で、皆は「宮叔父さん」と呼んだ。宮さんは90年代末から法輪功を始めた。修煉前の彼は全身病気だらけで、食べたものを全部吐いたりして、あちこちの病院を回っても原因が分からなかった。ある人に太原省中医研究所を紹介され、そこに有名な漢方医がおり、毎回診察に行くと沢山の漢方薬が処方され、中には植物や動物、ムカデ、サソリなどがあり、どんな薬でも試してみたが効き目がなかった。結局、宮さんは古交と太原市の各大病院を走り回っても無駄だった。家族は治療するために沢山のお金を使い、一家の大黒柱である宮さんの身体はどんどん悪くなる一方だった。

 宮さんが途方に暮れていた時、法輪功に出会え、『轉法輪』という宝の本をたった1回で読み終わると、体に変化が現れて血膿を吐き始めた。ひどい時はボウルに一杯になり、家族はこんな姿をみてとても怖かった。しかし吐いた後、宮さんは体が楽になった。彼がこの宝の本を読み続けるうちに、ようやくこれは、自分の身体を浄化してくれたのだ、と気付いた。煉功をしてしばらくすると普通にごはんを食べられるようになり、家事を手伝うこともできた。家族全員が大喜び、法輪功は本当にすばらしいと思った。

 数年かけて治療をし、家の貯金を全部使いきってしまい、どれだけ苦しんできたか、結局、法輪功は一銭も要求せず、『轉法輪』を読むだけで、これほど重い病気は全て消えた。その後、宮さんは法輪功を基準にし、誠実で良い人になるよう自分を律し、それ以後20年の間、1錠の薬も飲んだことがない。

 1999年7.20から、江澤民が自分の嫉妬から、国家権利を乱用して法輪功学習者に対する残忍な迫害を始めた。宮さんは他の学習者と同じように何回も公安局に連行され、労働教養や嫌がらせを受け、信仰を諦めるように強要された。古交市派出所、公安局などの警官が深夜に宮さんの家へ不当に侵入して、彼にいわゆる「転向書」にサインするように、と強要されたことが今まで何回もあった。

 2012年11月21日午後、学習者の姜丽さん、张变英さん、宫国卿さん、李忠娥さん4人は田舎へ法輪功の真相を伝えに行った時、法輪功の資料を配布していると、真相を知らない人に通報された。翌日の22日の朝、邢家社派出所所長の陈志文は国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の隊長・邢亮明らと一緒に、学習者4人を連行した。その後、宮さんは古交市看守所に拘禁され、2013年12月21日にやっと解放された。2017年5月、古交市公安局の警官らがまた宮さんに嫌がらせをした。

 宮さんの妻も何回も警官らの嫌がらせを受け、精神的に不安定になり、視力が落ち、何年も前から、目が見えなくなった。

 20年の間、修煉してきた宮さんの身体は丈夫で、子供に迷惑をかけたこともなく、アルバイトをしながら両目を失明した妻の世話した。宮さんの妻は「夫の介護がなければ、今頃、私はここに居ないと思います。夫は長年、家事や私の世話をし、診察に連れて行ってくれるなど、いろいろしてくれました。20年間夫が優しくしてくれ、法輪功の先生に感謝しています。思いやりのある暖かさを感じています。夫が一刻も早く家に戻って来てほしいです」と涙ながらに語った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/27/406901.html)
 
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