重慶市の75歳の鄧力平さん 不当に約1年間拘禁
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 【明慧日本2020年6月4日】重慶市渝北区(ゆほくく)法輪功学習者・鄧力平さん(75歳男性)は南岸区拘置場におよそ1年間拘禁され、家族の面会も許可されずにいる。

 鄧さんは法輪功の真相を伝えたという理由で、2012年2月29日、江北区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官・梁世浜に酷く迫害された。2016年5月中旬に、北碚区公安局に連行され拘置場に拘留された。2017年11月、不当に懲役3年の実刑判決を下され、重慶市永川刑務所、渝都刑務所でひどく迫害された。

 鄧さんは永川刑務所から開放された後、2019年7月11日に渝都刑務所に行き警官の余華建に法輪功の真相資料を渡したために告発された。7月12日、南岸区国内安全保衛部門の警官らと渝北区新牌坊派出所警官ら、自治会の人員らにより家宅捜索を受け、この際に、ラジオと多数の法輪功書籍を押収された。

 同年7月17日、鄧さんは南岸区公安分局に行き通報した。派出所で法輪功の真相を伝えたが、警官たちは耳を傾けなかった。南岸区迎竜派出所の陳叢武(警察No.103534)などの3人の警官らに派出所に連行され、「犯罪容疑者」として取り調べられた。

 その後、鄧さんは地元の派出所に移送された。情報によると、鄧さんは自宅に戻ると家宅捜索は理不尽だと思い、再び南岸区国内安全保衛部門に行ったが、そのまま行方不明になった。

 鄧さんは現在、南岸区拘置場に拘禁され続けている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/30/407042.html)
 
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