【明慧日本2020年2月6日】(重慶市=明慧記者)重慶市九龍坡区の法輪功学習者・宮秀英さんは、2018年11月12日に連行され、その後、懲役2年の実刑判決を言い渡され、2020年1月6日に重慶市走馬女子刑務所に移送され、拘禁された。
宮さんは重慶市南西アルミニウム会社の元従業員で、重慶市九龍坡区西彭鎮に住んでいた。中国共産党による法輪功への迫害が20年間続く中で、宮さんは何度も迫害を受けた。
2001年、宮さんは重慶市九龍坡区公安支局、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、西彭鎮派出所の警官らにより連行され、家宅捜索を受けた。そして、宮さんは大渡口留置場に連行されて1カ月後、労働教養15カ月を強いられて重慶市女子労働教養所へ移送された。2008年3月、宮さんは再び連行され、家宅捜索を受け、九龍坡区華厳留置場で13カ月拘禁され後、さらに懲役3年の実刑判決を言い渡され、江津刑務所でひどい迫害を受け、2011年3月に帰宅した。
2018年11月12日、宮さんは白市驛含谷で法輪功迫害の真相を人々に伝えた時、連行され九龍坡区の華岩留置場に拘禁された。6カ月の間、留置場は家族との面会を許さなかったため、家族は宮さんについての情報が一切わからない状態である。
2019年6月になって、家族はようやく宮さんに逮捕状が発付されたことを知った。家族に応対した九龍坡区国内安全保衛部門の蘇銀は、「もうすぐ1カ月以内に結果が出る。あんた達は弁護士に依頼して我々を訴えてみなさい」と傲慢な態度で話したという。
宮さんは拘禁されて10カ月後、2019年9月17日午前、九龍坡区裁判所により懲役2年の実刑判決を宣告され、2000元(およそ3万1000円)の罰金を科された。宮さんはその場ですぐに控訴した。
2020年1月6日、宮さんは重慶市走馬女子刑務所に送られた。家族と面会できる日は数カ月後になるという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)