天津の善良な農婦の高玉明さんに懲役6年の実刑
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 【明慧日本2020年6月9日】天津市武清区の元アルカリ工場長の法輪功学習者・高玉明さんは2020年2月9日に、現地の警官らにより連行され、留置場に入れられた。4月下旬に、家族は留置場へ高さんに衣類を届けに行った際に、「懲役6年の実刑判決を下され、刑務所に移送された」と告げられた。

 高さんは善良で優しく、子供のような純粋な心と美しい声で、村人に人気がある。2017年12月28日の昼12時ごろ、20人あまりの警官らはいきなり高さんたち学習者4人の家に押し入り、家宅捜索をし、4人を連行して留置場に入れた。その後、4人の家の前に待ち伏せの人員が配置された。

 当日、天津市公安局は全市の範囲内で、各支局や派出所の大勢の警官を出動させ、法輪功学習者への突撃行動を行ない、高さん達4人を含めて計37人の学習者を連行した。少なくとも、その中の14人に逮捕状が発布され、8人に実刑判決が下され、その中には懲役11年の実刑判決を下された人もいた。

 2018年1月、家族は高さんの件を弁護士に依頼した。数カ月後、高さんは裁判待ちとして一時解放された。しかし、警官らは引き続き嫌がらせをした。2018年冬に、警官らは再び嫌がらせをしにやって来て、高さんを起訴すると言った。高さんは当局からの圧力に耐えきれず、家を出ていかなければならなかった。

 2020年3月9日、同じ賃貸アパートに住むもう1人の学習者が連行されたと同時に、高さんも再度連行され、武清留置場に入れられ、その後、懲役6年の実刑判決を言い渡され、天津女子刑務所に収監された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/8/404980.html)
 
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