暗い夜道で見たライトボックスの暖かな光
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文/中国の大法弟子 鳳鳳

 【明慧日本2020年6月19日】例年は非常に賑やかで繁栄していた武漢市ですが、突然にやって来た中共ウイルスの蔓延で、感染されてたくさんの市民が死亡し、人々は恐怖に怯えています。今年の大晦日に市や村、道路、コミュニティから家庭に至るまで封鎖されてしまい、皆が入り口のドアをしっかりと閉めています。そして交通が止まり、店舗もみな閉まり、町の中は誰一人として歩いていません。皆が自分の生存と生活のために焦り、心配して、さらに恐怖に震えています。これほどの大きな都市が危機に瀕しています。

 夜が到来すると、私は長い間、家に閉じ込められていたため、生じた恐怖によるプレッシャーを和らげようと、外に出て歩き回りました。街に出て見るとさらに緊張してしまいました。いつも騒々しかった街には誰もおらず、自ずと身体が震えてしまいました。

 前方を眺めると、おなじみのライトボックスが柔らかな光を放っていました。私が頻繁に訪れていた小さなスーパーマーケットだけが、まだ営業中であることがわかりました。

 私は急いでその店まで歩いて行きました。そのやさしい光となじみのある笑顔を見ると、一瞬にして心が暖かくなり、緊張感がなくなり軽やかになりました。これほど大きな疫病の拡散する中で、彼らはここの住民のために今夜もいつも通りに営業して、心配を和らげていました。私は彼らが法輪大法の修煉者であることを知っています。自ずと敬服の気持ちが込み上げて来ました。

 その後、私はよくこの店を訪れました。「あなたたちが法輪功を修煉していることを知っています。あなた達を信用しているので、買い物に来ました」という顧客の声が聞こえて来ました。店員は彼らに伝えます。「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいと覚えていれば、平安を保つことが出来ますよ」。顧客は皆「覚えましたよ、覚えました、ありがとう」と答えています。

 また一部の顧客はこの店を訪れると、「ああ、全部揃っているわ、安心した。救われた」と言います。

 また一部の顧客は店に入ったら、挨拶の代わりに「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい!」と大声で言います。

 この店を愛顧している顧客が、店を離れていった時の満足そうな表情を見ると、彼らには美しい未来が待っていることを私も嬉しく思いました。

 今夜、私はまたその通りを歩きましたが、おなじみのライトボックスが見えて来ました。通り過ぎた後に、思わず振り返って見ました。そのライトボックスが放した柔らかな光、店員さんの優しい笑顔が浮かんで来ました。ここには、心温まる希望が満ち溢れているからです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/1/407129.html)
 
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