ベルリン市民 独は中共と共に行動してはならない
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 【明慧日本2020年6月21日】ドイツの聖霊降臨祭は、2020年6月1日月曜日にあたる。この日、ベルリンの法輪功学習者達がトレプトウ公園で3日間の「情報デー」を開催し、法輪大法の素晴らしさをドイツ市民に知らせると共に、中国共産党(以下、中共)による残酷な迫害の状況を伝えた。

  中共ウイルスの影響で、ドイツ市民は自宅で何カ月もの間こもっていて、やっと今日から皆で公園を散歩したり、戸外での活動を行なったり出来るようになり、大自然を存分に楽しんだ。学習者達が行なった「情報デー」は土曜日から月曜日までの3日間開催され、法輪功迫害を紹介する横断幕を多くの人達が写真を撮っているのを、毎日のように見かけた。そして、学習者の行なっている法輪功の煉功を見たり、学習者を真似て一緒に動作をする人もいた。

'图1:法轮功学员在集体打坐炼功'

集団で坐禅をするベルリンの学習者達

'图2:从地铁站走出的民众可以看到的活动现场'

地下鉄から出て来た市民が法輪功の横断幕を目にする

'图3~7:法轮功学员分发传单,回答民众的问题。'

   法輪功迫害のチラシを配布し、市民の質問に答える学習者

'图8:三个学生认真听了学员对“真善忍”涵义的解释后,先后在征签簿上签名'

 真剣に真・善・忍の意味を聞いた後、署名する学生達

 カメラマンのレネさんが言うには、我々は必ず元へ戻る

 カメラマンのレネさんは5年前に、法輪功のことを知った。その時、彼は法輪功に関する資料を多く読み、自分でも法輪功を煉ってみたら、体が熱くなるのを感じた。しかし、レネさんは法輪功を修煉するには、レベルの高い道徳水準に従うことを要求しているので、難しいと思って諦めたという。

 最近、レネさんはこの人を向上させる修煉方法を再び探すようになった。5月30日、彼は自転車でトレプトウ公園に入った時に、法輪功の横断幕を目にし、ブースに戻って学習者に話しかけた。「今の人間は表面的なもの、見えるものに注目し過ぎます。真に人を落ち着かさせるのは内心によるものであることを忘れています。修煉は真の自我を見つけると、周りの変化によって不安をもたらすことはありません」

  学習者と修煉に関して話し合い、その修煉体験に耳を傾ける

'图9:自由摄影师Rene五年后再次邂逅法轮功'

  5年後に、再び法輪功に出会って喜ぶカメラマンのレネさん

 しかし、レネさんは中国で起きた「生体臓器狩り」について初めて聴いた。「今まで、この世界各地で起きているいろいろな事柄は、悪い事ばかりなので、人々は無感覚になり、麻痺している。しかし、私は中国で発生した『生体臓器狩り』が利益のためであることを理解していきたいと思います」。そして、レネさんは真の情報や偽情報も混じっている、これらの情報について、学習者に詳しく聞いた。「私は『生体臓器狩り』が起きていることを信じます。こんなことが続いてはいけません。何とかして止めなければなりません。ですから、署名しました」と言った。

 レネさんは、中国で発生したこの迫害はドイツより遠く離れている所で起きているとは思わなかった。レネさんは「あなた達がここで活動しているのは、中共が犯した罪が目の前にあることになり、しかも、何か企んでいることでもなく、他の寄附金をもらう団体などとは全然違います。あなた達は人々に迫害の真実を理解させ、正しい判断をさせ、支持をお願いしているに過ぎません」

 レネさんは、学習者と長く話し合った。「いろいろなことが発生し、全世界にニセの情報が満ちあふれ、良いか悪いかを区別しにくいのです」。レネさんはその場を離れる時に、学習者と握手をしながら、「今日、会えてよかった。また来ます」と言って別れた。

 ドイツは権威主義と一緒になってはいけない

 若いお母さんのクリスチャンさんはベルリン市民である。娘を連れて友達と一緒に法輪功の真相ブース前を通りかかる時に、学習者とちょっと話し合って、署名した。クリスチャンさんの友達の1人は中国で生活していて、その友達から中共が国民にひどい迫害を与えていることをよく耳にした。クリスチャンさんは「私の仕事は助教です。仕事をする時に、常に人と接触するので人を大切にしています。今日、私は初めて『生体臓器狩り』のことを聞きました。本当に悲しいことだと思います。迫害された人達は自分を守る手段さえなかったのですね。今の酷い状況が早く変わることを願っています」と話した。

'图10:克里斯汀娜正在签字,支持法轮功学员反迫害'

迫害停止を呼びかける用紙に署名するリスチャンさん

 「ドイツは悲しい歴史を持っているので(ナチスがユダヤ人に対する大虐殺の歴史を指す)、中共のような権威主義の政府と密接な関係を持たない方がいいです。ドイツは人に悲しみを与えた歴史を持っているので、『生体臓器狩り』のような酷いことを許さないのです。ドイツ政府は必ず明確な態度を表明しなければなりません。中共に対する非難をもっと直接しないといけません」

 ウルリッヒさんは被害群体協会のメンバーである。署名した後、「中共の法輪功に対する弾圧に反対しています。私は被害群体協会のメンバーなので、このことは知っています。テレビで何回も『生体臓器狩り』に関する報道を見たことがあります。これらのことが中国で発生するのは想像できます」

  「ドイツでは昔、強制収容所を設立し、人体実験を行なった歴史があり、同じようなことが現在、起こっても珍しくありません。この世界の一員としてこんな酷いことに対して反対する義務があります。惜しかったのは両国間が会話する時、ドイツ政府は人権よりも経済の方を優先していることです。 ドイツ政府は中共が人権に対する迫害を直接に、厳しく批判した方がいいと思います」

'图11:被压迫族群协会成员乌利希在征签簿上签字,反对中共迫害法轮功学员'

法輪功への迫害制止に署名する、被害群体協会のメンバー・ウルリッヒさん

 クラウスさんは友達と一緒に自転車で通りかかった際に、ちょうど学習者達が煉功する姿と真相の書かれた横断幕をみて、何も言わずに署名した。クラウスさんは中国大使館前で、学習者達の抗議姿を何回か見たことがあり、法輪功の煉功動作も知っていると言った。「生体臓器狩り」のことを言うと、彼は頭を振りながら、言葉では言い表せないないほど驚いた。「ひどい、これはひどい。この人達はただ、自己の精神的な境界を高めているだけで、誰にとっても無害なのに」

'图12:克劳斯见过法轮功学员抗议好多次了,终于有机会签字支持法轮功'

抗議姿を何回も目にし、法輪功を支持し署名するクラウスさん

 この活動は夜の7時30分で終了した。多くの学習者達は、こんなにも多くの人が大法に興味を持っているとは思わなかった。これから修煉する人がきっと多くなるはずだ、と語った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/2/407190.html)
 
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