ますます多くの人々が法輪功の真相を理解する
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文/湖北省の大法弟子

 【明慧日本2020年6月29日】数日間降り続いた大雨が、昨日(6月15日)上がりましたが、晴れ上がって非常に暑かったのです。正午になって、私は法輪功の資料を手にして、人を救いに出かけました。途中で、道路の両側の電柱に貼られた「法輪大法は素晴らしい」のステーカーが、とても鮮やかに目に飛び込んできました。同修たちは本当によくやっているなあと思いました。

 「あなた達はみんな良い人だ」

 私は小さな通りに車を止めました。この時、逞(たくま)しい身体をした中年男性が歩いてきました。私が彼に小冊子を渡すと、彼はその小冊子に目を通した後、親指を立てて「あなた達はみんな良い人だ」と褒めてくれました。この男性は、とても賑やかな建物の中に入って行きましたが、きっと、法輪功の真相を知っていたに違いありません。

 私が数軒の家を通り過ぎると、一軒の家の玄関口に大法の対句が貼ってあり、先程の私の推測は正しかったと確信しました。

 「休憩時間になったら、資料を配ってあげるよ」

 ある山村の建築現場では、多くの人達が忙しく仕事をしていました。青いヘルメットをかぶり、現場監督に見える男性は、建築道具を脇に挟んで地面にしゃがみ込んでいました。私が、彼に真相小冊子を渡しながら「共産党員ですか?」と聞くと、 彼は「はい、そうです」と答えました。私が「三退」を勧めると、彼は快諾してくれました。 私たちは二言三言しか会話していないのに、こんなに快く三退してもらえるとは思ってもいませんでした。この男性は以前から真相を知っていて、三退するのを待っていたのでしょう。

 三退した彼は「休憩時間になったら、資料を配ってあげるよ。皆にも勉強させよう」と言ってくれました。

 「私達は共産党が好きではない」

 山奥の牧場にたどり着くと、60代くらいの男女の2人が三輪車に飼料を積み込んでいました。汗で背中が濡れている2人に、法輪功の真相を話して資料を渡しました。私は発生している感染症の話から始め、今の深刻な天災は、神が中国共産党(以下、中共)と共産党の見方をしている人を淘汰するためであり、難に遭ったら「法輪大法は素晴らしい!」という「九文字の真言」を念じれば、安泰が訪れると覚えておくように勧めました。

 すると、その女性はその場で「法輪大法は素晴らしい!」と叫びました。私はその女性に「共産党組織に加入したことがありますか?」と尋ねると、その女性は「加入したことはなく、共産党は好きではない」と言いました。そして、同じことを男性に聞くと、その男性が答える前に、そばにいた女性が「私達は共産党が好きではありません」と言うと、男性は微笑みながら「私達はその組織には加入していません」と言いました。

 「あなたの言う通りだ!」

 字が読めない、優しそうな高齢の女性(70代)は、息子が3人、娘が2人いて、5人は共に外地で働いていて、家庭は円満であると言いました。私は、彼女に福があると伝え、善悪の報いの道理を説明しました。そして、「あなたの言う通りです!」と彼女は言いました。

 私は彼女に法輪功の真相小冊子を渡して「この資料を子供さんに読ませてください。彼らに共産党組織の党員、青年団員、少年先鋒隊から脱退するように伝えてください」と言うと、彼女は「私は共産党員です」と言いました。私は「あなたが共産党員だとは思いませんでした。それならば三退しましょう」と言うと、彼女は潔(いさぎよ)く三退に応じました。この時、バイクに乗った若者が訪ねて来ました。彼女は「彼は私の甥っ子です」と言って、手に持っていた法輪功の真相資料をその若者に渡しました。

 「神のご意志だ、神のご意志なのだ!」

 道路の交差点に売店があって、私はジュースを買い、残った一部の法輪功の真相資料を店主に渡しました。その店主は、資料を手に外の日当たりのいい場所に行って、読み始めました。私はジュースを飲みながら、その店主と世間話を始めました。私は、真相資料の内容に合わせて、共産党はこの世の1億人以上を殺害し、共産党の特技は人を騙すことであり、国民を騙し、世界の人々をも騙した。この度、感染症の情報を隠ぺいしたことにより、世界に被害が及び多くの国々が中共の責任を追及していること、法輪功は「真・善・忍」に基づいて善い人になるように教えていること、天安門焼身自殺は偽りであること、大法は100カ国以上に広く伝わっていること、この先天災がさらに多くなること、神が邪悪な共産党を淘汰されていること・・・などなどについて話しました。

 店主は法輪功の資料に「神のご意志」と書いてあるのを見て、「そうだ、神のご意志だ、神のご意志なのだ!」と連呼しました。彼は立ち上がり椅子に置いてあった『水滸伝』を手に取り(本は分厚くて、中の文字は小さい)、折り曲げていたページを開き、そして、声を出して読み始めました。「嘉永三年の春、長江の南から二都に至るまで疫病が猛威を振るい、疫病に感染していない場所は一つもなく、 各地の官員からの救助の訴えが多かった。東京城(とうけいじょう)(※)内外の軍民の大半が感染した・・・という。『水滸伝』の書物の初めに疫病の悲惨さを記述し、神のご意志であることが書かれてありました。私が以前にこの書物を読んだ時は大意だけを理解し、こんなことが書いてあることは覚えていませんでした。しかし、彼は書物に書かれていたことをしっかりと覚えていて、集中して本を読んだのでしょう。

 そして、私は彼に三退を勧めました。彼は少年先鋒隊にしか加入したことがなく、快く脱退しました。私は彼に家族や友人にも三退してもらい、安泰が訪れることを勧めるように頼むと、彼は同意してくれました。

 (※)東京城(とうけいじょう:中国黒竜江省寧安県にある土城)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/18/407857.html)
 
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