大連市の学習者・任海飛さん 迫害で臓器不全に陥る
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 【明慧日本2020年年7月15日】米国在住の法輪功学習者・王晶さんの話によると、2020年6月26日、同じく法輪功を修煉している夫の任海飛さんが、中国共産党(以下、中共)に強制連行された。残忍な迫害によって心不全と腎不全に陥り、病院で治療を受けているという。 王さんは善良な人々に夫を救出するために呼びかけている。

 「任海飛さんは酷い迫害を受け、病院で救急治療を受けて数日が経ち、容態は楽観を許さない状況です」と話す。王さんはさらに「夫は大法を長く修煉して病気がなくなり、とても健康でした。強制連行された後、どのような迫害を受けたのかは、今のところまだ分かっていません」と言った。

 王さんの話によると、任さんの身内は警察からの強制連行をした通知を受け取っていないという。身内は遼寧省大連市甘井子派出所に電話をかけて問い合わせたが、派出所の所長・黄顕(音読)による連絡を待つように言われた。しかし再び電話をかけると、相手は電話を取らなかった。海外に住む身内が黄所長の電話に直に電話をかけても取らなかったという。今度は女性警察官・王暁旭の電話に直に電話をかけたが、電話に出た王暁旭は知らないと言って、罵る言葉を吐き続けたという。

 「私は非常に不安で夫の安否を心配しています。中共はなんでもやりますので、夫の釈放を中共に求めます」と王さんは語った。

'图1:任海飞妻子王晶在海外呼吁营救丈夫'

夫の救出を呼びかける王景さん

'图2:七月一日,任海飞妻子王晶和海外的家乡亲友来到纽约中共总领馆门前抗议,要求立即无罪释放任海飞。'

7月1日、ニューヨーク中国総領事館前で夫の釈放を求める王景さんと親族

 1999年7月20日、中共は法輪功に対して大規模な弾圧をスタートさせた。毎年「7.20」の前後になると、中共は国を挙(あ)げて、多くの法輪功学習者を強制連行している。

 明慧ネットの報道によると、2020年6月26日の午後、大連市甘井子派出所の警官らは任さんのマンションに突入して、再び任さんを強制連行した。同時に警官らは、現金50万元(およそ766万円)を押収し、20万元(およそ306万円)相当の空のTFカードと空のUSBドライブを押収した。その後、警官は任さんの自家用車を発見して車を押収し、さらに、5万元(およそ77万円)と空のTFカードとUSBドライブを押収した。警官は任さんを連行する際に、いかなる許可証も提示しなかった。任さんは大連市姚家留置所に拘禁され、ハンガーストライキをして抗議し、釈放を求めている。

 法輪功学習者・孫中麗さんも同日に警官に強制連行された。警官はいかなる書類も提示せずに大法書籍を100冊以上と、パソコンを押収して持ち去った。孫さんは健康上の問題があり、翌日には釈放された。

 王さんの話によると、任さんは今年で45歳になるという。1994年から法輪大法の修煉を始め、真・善・忍の基準で自分を律し、心身ともに向上した。元から良い人だった任さんは大法の法理がわかり、さらに善良な人になったという。

 1999年から江沢民一派は法輪功学習者に対して残酷な迫害をスタートさせ、それまでの中国国内の平和的な環境がなくなっていった。しかし、法輪功を修煉する素晴らしさを任さんは大切にした。さらに多くの人々に法輪功の真相を知ってもらいたいと思った。そこで、学習者達の衆生を救う責任を分かっていた任さんは、よりよく行なう事を決意した。任さんは2001年、人々に真相を伝えたことで不当に強制連行され、懲役7年6カ月の刑に処された。この期間中に様々な残忍な拷問を受けた任さんは、ハンストをして迫害に抗議したため、身体が極度に弱っていた。

 2008年9月に、やっと任さんは釈放された。当時は迫害で心身に大きなダメージを受けて元気がなく、数年来、住む場所を転々とした。しかし、心身ともに負った傷と生活の圧力にも負けず、大法修煉は揺るがなかった。そして任さんは修煉を通して心身の健康を取り戻し、積極的で楽観的になり、安定した仕事と家庭を手にした。

 しかし、邪悪な中共の環境の下で、真・善・忍を修煉する法輪功学習者に、安定した修煉環境を与えられると思うだろうか? 中共のいわゆる敏感日である、4.25、7.20、10.1、新年、中共の開催する大小の会議が近づくと、全国の法輪功学習者に対して異なる方法で嫌がらせや、一斉に大規模な強制連行を実施して迫害を加えている。邪悪な中共はいたるところに存在し、真の法輪功学習者として人々に善を伝えただけで、厳しく監視されて酷い迫害を受けている。

 王さんは夫が中共に連行されたことを知り、7月1日、身内と共にニューヨークの国連本部前と中国総領事館前で夫・任さんの救出を請願し、不当な連行に抗議して任さんの釈放を求めた。

 数人の身内は王さんと一緒に国連本部前で、「法輪大法は素晴らしい」、「すべての法輪功学習者を即時に釈放せよ」、「中共は邪悪な勢力だ」、「江沢民を法の下で裁こう」などの横断幕を広げ、任さんの救出のため手助けをすることを求めた。

 王さんの親族の王安利さんは国連前に立って「私には、一つの願いがあります」と話し始めた。「中国国内の法輪功学習者達のことがとても心配です。なぜなら、中共は法輪功学習者達の生体から臓器を収奪しています。この悪行を世界中の人達に知ってほしいのです」

'图3:多名亲属和王晶站在一起来到联合国总部前,曝光中共邪恶'

国連本部前で任さんの救出を請願する王さん一行

 任さんの親友であり法輪功学習者である胡洋さんは、「中共の邪悪さはすでに全世界に浸透し、私がここに来たのは、中共の感染症隠ぺいにより世界の何千万人に災難をもたらしています。人々は中共の邪悪な本質をはっきりと分かるすべきで、中共を解体することが、すなわち、感染症の被害から解放されることを大々的に伝えたいのです」と話した。

 「世界各国が救いの手を差し伸べ、善良な力で中国で依然として迫害を受けている法輪功学習者に手助けし、さらに多くの善良な人々に関心を持ってもらい、この迫害を終わらせることを願っています」と王さんは最後に語った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/11/408855.html)
 
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