大法が夫を変えた
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

  【明慧日本2019年6月26日】私は河北省に住んでいて1998年の冬から修煉を始めました。病気治療のためではなく、ただ大法が素晴らしいと思い修煉をすることを決心しました。どれほどの大きな魔難でも、私の修煉の決意を動揺させることはできません。

 修煉前、家のすべては私が仕切っていたので、服従しない夫はその都度私にやられていました。喧嘩を始めると私は絶対に譲歩せず、彼が負けを認めて静かになった後も、私は気が済むまでわめき立てて彼を責めていました。

 しかし、私が修煉し始めてから、彼は逆に火が付いたように私を殴り罵り、包丁を振り回しドアやタンス、ベッドなどを切りつけました。毎回、私は師父のご加護の下で災難から逃れました。

 ある日の早朝、私が隣にいる同修の家で皆と一緒に煉功していたとき、彼は古いたらいを叩き続けて妨害し、終いには私の煉功テープまで壊しました。

 別の日に、彼は法会に参加するためにバスに乗った私を車外に引っ張り出し、私たちの喧嘩を止めようとした他人まで倒してしまいました。また、交流会からの帰りが遅いときも彼に殴られたので、「大法を学び、良い人になることは間違いではない」と私が言うと、彼はまた包丁を振り回し、さらに鞭を手にして、「煉功を続けるなら投げるぞ! 皮も剥いてやる! お前を絶対止めさせてやる。これでも煉功を続けるか?」と言いました。私は「死んでも煉功を続ける!」と答えました。

 ある日の夜、学法から帰って来ると、門に鍵がかけられているのを見て、私は壁を越えて中庭に入りました。すると、今度は中のドアまで鍵がかかっていたので、私はそっと窓から部屋に入り、静かにベッドに入りました。別の日に学法を終えて家に帰ってみると、私の荷物が庭に放り出されていて、私は土を払って部屋に持ち込みました。夫は「帰って来るなという意味で放り出したのに、何をしてるのか!」と言いながら、私の大法書籍を窓際の外に置きました。

 寒い冬のある日、鍋で水を沸かしながら私は洗濯していました。帰ってきた夫は鍋の水を私の身体にかけてから床に倒して殴り始めました。私は師父に助けを求めました。その後、彼は「服を着替えて、弟の家に行きなさい」と言いました。弟の妻が同修なので、私はそこで数日間泊まることにしました。

 私は大法弟子なので、自分に使命と責任があることをはっきり知っています。同修たちは三つのことを行なっているのに、私も遅れを取ってはなりません。時々真相を伝えたことが夫に知られると、罵られてしまいます。

 私が煉功できないように、彼は様々な方法を使って妨害しますが、私の修煉の心を動揺させることはできませんでした。どんなトラブルを持ちかけられても私は彼と争わず、道理だけを言い聞かせ、聞いてくれなければ発正念をして、師父に助けを求めました。私は「真・善・忍」に従って良い人になることは間違いではないと堅く信じ、修煉の機縁は一回しかなく、逃してはならないと考えました。

 毎回、魔難がやってくる時、私は気にしないことにしました。「忍び難きは忍びうる。行ない難きも行ないうる」[1]と師父はおっしゃっています。私は師父の教えに従ってできるだけ我慢し、食事の用意や家事など、やるべきことをきちんとこなしました。夫は身体が弱いので、私は家や田んぼの仕事を進んでこなし、心を込めて彼の世話をしました。

 少しずつですが、私は彼にこう真相を伝えました。「私は煉功していて健康なので、仕事を多めにしても構わない。あなたは身体が弱いから、全部私に任せていいよ。ご飯も洗濯もし、世話もしてあげる。いいことではないの?」というと、夫は「実はおまえはいい人だが、なぜかおまえが煉功する姿を見たくないんだ」と言いました。私は「法輪功を学んでいなければ、あなたに罵られたら私は間違いなく罵り返すはずです。師父は私たちに良い人になり、常に他人のために考え、トラブルに遭えば自分の問題を探すようにと教えられているのよ」と言いました。夫は「功法が良いのは俺にも分かっている。しかしなぜだか、おまえの煉功の姿を見るとすぐに怒りが込み上げてきて、コントロールが効かなくなるんだ」と言いました。そこで、私は彼のために長期間の発正念をしました。後に、彼はこう言いました。「やることは全部やった。どうしても修煉したいなら、好きにしなさい」

 大法弟子は一つの全体を成しているので、夫の変化は同修たちの助けも切り離せないものでした。家の中庭の壁を作る時、60歳を超えた女性の同修たちも手伝いに来て、皆で素早くきれいな壁を作りました。それを見た夫の顔は喜びに満ちあふれていました。何かがあるとき、同修たちは必ず手伝いに来てくれます。夫は大法弟子たちの風貌を目にして、大法に対する態度を変えました。

 去年、蒸し餅を作る時、夫は「おかずも豊富に作って、彼女たち(同修たち)を呼ぼう。普段、いろいろ手伝ってもらっているのに、なかなか呼べないから、今日はしっかりご馳走して食べてもらおう!」と言いました。

 その後、夫に『九評』を見せたり、大法弟子の歌を聞かせたりしているうち、彼も好きになって、共産邪党の悪さが分かるようになりました。ときどき、私が師父の説法を聞くとき、彼も横で一緒に聞いています。

 今、大法の真相ステッカーを貼りに行こうとしたら、夫はオートバイに私を載せて一緒に貼りに行き、真相を伝えた後は話し方の助言をしてくれたり、友達に真相資料を渡しに行こうとしたら、代わりに渡しに行くと言ってくれるようになりました。他の人にも多くの真相資料を配ってくれました。夫を救って下さった慈悲なる師父に感謝します。

 師父の慈悲なるご済度に感謝します!

 同修の助けに感謝します!

 合掌

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/6/18/388779.html)
 
関連文章