遼寧省の曲桂英さん 吉林省女子刑務所に拘禁
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 【明慧日本2020年7月16日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省新賓満族自治県の法輪功学習者・曲桂英(女性)さんが、吉林省柳河県裁判所に不当に懲役4年の実刑判決を宣告された。現在、吉林省女子刑務所に拘禁されている。

 2019年4月3日、曲桂英さんは迫害されることを何も考えずに、法輪功の真相を伝えに吉林省のある地域に行った。そこで、法輪功の真相を知らない人に通報されて、吉林省通化県富江派出所の警察らに連行された。

 曲桂英さんが逮捕されて、家族は人権弁護士に依頼した。弁護士が遼寧省から吉林省柳河県裁判所に5回行ったが、毎回いろんな理由で断られた。最後に、柳河県裁判所に曲桂英さんが弁護を辞退したと言ったと騙された。弁護士が曲桂英さんに面会したが、曲桂英さんはすでに裁判を受けたあとであった。そして私は弁護士の弁護を辞退しておらず、裁判所側が嘘をついている、と弁護士に言った。

 弁護士が裁判官に会って、「裁判所は開廷の3日前までに弁護士に通知しなければならない、弁護士に連絡せずに開廷するのは違法である。今回、裁判所が私に通知せず、さらに当事人が弁護士を辞退したと嘘を付いた」と言った。そして弁護士が法的なファイルを閲覧すると要求すると、法的なファイルはすでに通化市地方裁判所に送った、と裁判官に言われた。弁護士は開廷して判決していないうちに、法的なファイルを地方裁判所に送るのは、あり得るのかと質問した。

 「刑事訴訟法」第14条の規定には、裁判所、検察庁と警察署は犯罪容疑者、被告者および他の訴訟関係者の弁護権、訴訟権を保護しなければならない、と明記されている。

 吉林省柳河県裁判所は当事者の弁護士、家族に通知せず、開廷することは違法であり、また、当事者の法的な弁護権を奪うのは、柳河県裁判所の法輪功学習者に対する犯罪行為である。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/10/408827.html)
 
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