九死に一生を得た張桂霞さんに再び不当な逮捕状
【明慧日本2020年7月1日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省撫順市新賓県の法輪功学習者・張桂霞さん(55)は、2020年6月9日、旺清門江南村に行き感染症から身を守る方法の資料を配布していたところ、警官により旺清門派出所に連行された。現在、張さんに対する逮捕状が順城区検察庁により発付された。
張さんは1996年に法輪功を学び始め、返本帰真の道を歩んだ。それ以来、張さんは病気が消え身体が軽やかになり、心の修養を重んじ、「真・善・忍」に基づいて良い人間を目指し、道徳心が向上し仕事や家庭もすべて順調になった。
1999年に中国共産党が法輪功を迫害してから21年間、張さんは法輪功を放棄しないため、3年以上の労働教養を強いられ、懲役4年の実刑判決を宣告されたことがあり、相前後して撫順市五家堡労働教養所、馬三家労働教養所、大連労働教養所、遼寧省女子刑務所で残忍な迫害を受けた。
2020年6月9日、張さんは旺清門派出所に連行されて24時間後、新賓県留置場に送られた。当日、新賓県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らは、張さんの自宅で家宅捜索を行なったが、何も見つからなかった。
最近、新賓県公安局が、「張桂霞は撫順市順城区検察庁により逮捕状が発付された」と家族に知らせた時に、家族は「所在地の新賓検察庁のはずなのに、何で撫順市順城区検察庁に回されたのですか?」と聞くと、新賓県公安局の関係者は「ノルマを埋めるためだ」と答えたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)