乳がん治療せず自然治癒した
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年7月20日】50代の小蓮(仮名)さんは農村部の大法弟子です。1996年に法輪大法を修煉し始め、以前あった脳神経痛、乳がん、半身麻痺などがすべて治りました。

 修煉する前、小蓮さんは左側の乳房に痛みを伴わない硬いしこりがあって、しばらく経つと膿が出ていました。お金がかかることを恐れて、病院へ治療しには行きませんでした。

 ある年、家を建て直すことになりました。路地が狭くて運送車両が入れなかったため、路地の入口のところに砂やセメントが卸されました。家まで運ぶには小型のトロッコを使い、大変忙しくなりました。その10日以上前から小蓮さんは左側の乳房が赤くなり、腫れ始め、丸い茄子のように膨らみ、乳首も見えなくなり、紫色に変色していました。左腕と脇の下が痛み出していたため、服に触れないように気をつけていました。 小蓮さんはシャベルを使ってトロッコに砂をかき込もうとしましたが、まったく腕を持ち上げることができず、砂をかき込むことができませんでした。

 小蓮さんは師父の説法を思い出していました。「最も低い次元で修煉する際には、身体を完全に浄化する過程があります。つまり、頭の中の良くない考えや、身体のまわりの業力によってできた場、身体に不健康をきたす要素などを、全部きれいに取り除くということです」[1]

 小蓮さんは、師父が再び自分の体を浄化していることを知っていましたが、少し心配することがありました。それは村の人々は皆、彼女が法輪功を修煉していることを知っていますが、この姿ではどうやって大法を実証し、人々に真相を伝えられるかと言うことでした。大法に泥を塗ってはならない、また家族が彼女の修煉を支持していますが、今の様子を見れば心配になり、怖くなって彼女を病院に送ろうとするかもしれません。

 そして小蓮さんは心の中で 師父の説法を暗唱しました。「忍び難がたきは忍びうる。行ない難きも行ないうる」[2]。師父のご加持の下、彼女は歯を食いしばり、力を入れて腕を持ち上げ、トロッコを押して砂とセメントを家に運びました。

 夜になると小蓮さんは時間を大切にして法を学び、発正念を強化して、外部からの妨害を取り除きました。小蓮さんは考えました。師がいらっしゃり、法があれば、恐れることは何もない。

 翌日、兄嫁が小蓮さんの体調がすぐれないことを見抜き、とても心配して「乳がんの症状だよ、 痛みが少ないほど良くないよ。 村の誰々さんはこの病気で命を落としたよ」と言いました。兄嫁は「これ以上遅れてはならないよ、病院に急いで行かないと」と言いました。 小蓮さんは「私はその人とは違います。私は師父に守られています。これは師父が私の体の汚れを取り除いているのです」と説明しました。

 このことはすぐに家族に知らされ、小蓮さんの夫と息子は焦り、急いで小蓮さんを病院へ連れて行こうとしました。小蓮さんが病院には行かないと決めており、決意が固いのを見て、小蓮さんの息子が叔父に連絡して母の説得に来てもらったところ、親戚が何人も集まってきて説得し始めました。 小蓮さんは微笑みながら、「お金を使うことを心配していません。師父に守られていますので、私は大丈夫です。安心してください」と説明しました。しかし家族はまだ心配がなくならず、どうしても病院へ行くようにと言い張っていました。 小蓮さんはすぐに「一日の仕事で疲れているんだから、休みましょう。私も疲れていますので、休ませてください」と言いました。小蓮さんは部屋に戻り、横になって眠りにつきました。

 小蓮さんの夫は心配のあまり一晩中傍で妻を見守りました。翌朝、小蓮さんの夫は、まだ暖かいかどうかを確かめようと、彼女の土踏まずを撫でました。小蓮さんは笑いながら、夫に「やめてください、私はまだ生きています。師父が守ってくださっています」と言いました。

 村の大法弟子は小蓮さんの話を耳にすると、皆が法理に基づいて小蓮さんと交流し、彼女を助け、励ましました。皆が内に向けて探しました。小蓮さんは師父と大法を信じ、「私は師父にすべてをお任せします。ただ大法弟子としてやるべきことをやるだけです」と言いました。

 数日後、小蓮さんの乳房のしこりは消え、乳首の横が破れて、卵の大きさの血穴が露出し、膿と血が数日間流れ出しました。小蓮さんは傷口を水で洗いました。ゆっくりと傷口が治りました。

 しばらくすると、また同じようなことが起こりました。再び乳首が破れ、膿が出続け、徐々によくなりました。小蓮さんは最初から最後まで師父と法を信じていて、常にこれは良いことであり、師父が自分の体を浄化していると信じていました。 半年後、ようやく乳首の表皮の赤みや腫れがなくなり、悪い皮膚は玉ねぎの皮よりも薄くなっていきました。その悪い皮膚を引き剥ぐと新しい皮膚が生まれて来て、再発もなく、乳房も完治しました。前後して半年が経ち、小蓮さんはこの病業の関を乗り越えました。

 彼女の友人や親戚は皆、信じられないと感じ、「法輪大法は本当に素晴らしい!」と絶賛しました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪法解』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/15/409033.html)
 
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