文/中国の大法弟子
【明慧日本2020年8月18日】法輪大法を修煉して22年が経ちました。修煉の過程で、関を乗り越えるときや次元が向上するときは、必ず師父が見守ってくださっていると深く感じていました。師父は私たち大法弟子に法理を説かれ、功を演化し、多くの業力を消去してくださるだけではなく、関や難に遭遇する度にご加護くださり、大法弟子一人一人が修煉の道で前進するのを見守ってくださっています。私たち大法弟子は皆それぞれの修煉の物語があり、その物語の中には思想における次元の向上、身体の浄化、知恵と能力の向上、つまり生命の昇華の過程であるとも言えます。以下は、修煉において身をもって体験した素晴らしい出来事を1、2例挙げ、師父に感謝の気持ちを述べたいと思います!
一、重傷を負った両腕が正常に回復
2002年11月のある夜、すでに寝ていた私と家族は、突然門をひとしきりたたく慌ただしい音が聞こえ、目を覚ましました。ドアを開けると、数人の人が一気に押しかけて、何も言わずに各部屋に入り、家宅捜索を行い始めました。物をひっくり返したり、荒らしたりした後、私と夫は公安支局まで連行されました。
公安局で私は尋問を受けました。得たい情報を得られなかった警官らは私に拷問を加えました。警官らは私の両腕を背中に回して手錠をかけ、1本のロープの片端を手錠と結び、もう一方を2メートルの高さの鉄パイプに繋ぎ、体を宙づりにしました。更に、1人の警官は宙づりになっている私の髪の毛を引っ張り、頭を全力で壁にぶつけ、何度もビンタし、両腕が脱臼するまで宙づりのまま放置しました。その後、降ろされた私の両足は麻痺して立つことが出来ず、両腕も感覚がなくなってしまいました。そして警官は動かない両腕を下げた私を、2メートルの高さもない鉄の籠に無理やり閉じ込めました。
その後、解放されて帰宅した私は両腕に力が入らず、何の感覚もありませんでした。その様子を見た姉は、このままだと障がい者になると心配して、整形外科医の友人を家に呼び、回復させるために私の腕をマッサージするようにと頼みました。しかし、医者は「脱臼してから、あまりにも時間が経っているのでかなり難しい」と言いました。
そして、私は法輪功を煉り始めました。本来の動作の高さの位置までは上がらず、また動かすと腕に激痛が走りましたが、歯を食いしばって煉りました。師父のご加持の強いエネルギーを感じながら、法輪功を堅持し続け、なんと数日間で腕は奇跡的に回復したのです! しかも、何の後遺症もありませんでした。そのときに大法の威力が私の体に現れたのを、今でも鮮明に思い出すことが出来ます。
二、正念を持って病業の関を乗り越えた夫
2017年末、私の夫(同修)は突然、悪感がして体が震え出し、うわごとを言い出しました。その状態が10日間も続き、体調が悪化し続ける中で、夫は薬も飲まず、民間療法を拒絶して体温を測ることさえも拒否しました。夫は意識が朦朧としている中で意識が少し回復すると、私はすかさず夫に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じることを忘れないように伝えると、夫は「わかっている。オレは師父の真の弟子だ」と答えました。
娘が出張前に夫の様子を見に来たとき、夫は耳鳴りがして、ろれつが回らず、体が弱々しくなって立ち上がることも、自力で歩くこともできず、体重が75キロ~59キロまで激やせし、咳や高熱(39.3℃昏睡状態のときに測る)のある父親を見て、怖くなった娘は、泣きながら「すぐに、お父さんを病院に送って行く」と言って、出張をキャンセルしました。それを聞いた夫は「これは病気ではない」と力を振り絞って言いました。しかし、娘婿は夫を車に乗せて病院へ連れて行きました。病院で全身の検査を受けましたが、各項目の数値はすべて正常で、CT検査も問題ありませんでした。医者は家で薄い塩水を飲んでくださいとアドバイスしただけで、注射も薬も処方しませんでした。
帰宅した私たちは、学法をして煉功しました。自力で立っていられない夫は壁に寄りかかりながら煉功し、途中で椅子に座って数回休みました。このように約二十数日間、煉功を堅持し続けた夫は全快しました。それ以来、夫はより一層修煉し、精進するようになりました。夫の変化を目の当たりにした娘夫婦は驚きを隠せず「大法の威力は本当に不思議だ」と驚きました。
三、疫病蔓延中に衆生を急いで救う
2020年、疫病の蔓延期間中、私の住む小区は封鎖されました。「どうやって人に法輪大法の真実を伝えようか?」と困りましたが「小区内でもう一度、法輪大法の資料を配ってみよう」と考えました。私の住む小区は閉鎖状態で、距離が3200メートル、マンションが56棟もあり、基本的には11階建の建物で、一棟に出入口が2~3あって、出入口が全部で165カ所あり、その他にも一戸建てが123軒あります。結構広い小区です。
初日、私は法輪功の小冊子を100部持って出かけました。小区の半周くらいを回り、数棟の数十の出入口で暗証番号を押してみましたが、一つも開けることが出来ませんでした。しかも、出入口から出入りする人もほとんどおらず、40分ほど回りましたが、法輪功の資料は一部も配ることが出来ませんでした。「このまま家に帰るしかないのかな」と思ったとき、心の中で師父に「私はこの大法の資料を持って帰りたくないのです。師父、どうか知恵を与えてくださいませんか」と話しかけました。そして、私は再び開けられなかったマンションの出入口に戻って、暗証番号を押すとなぜか数カ所もの暗証番号を当てて、マンションに入ることが出来ました。最終的には165カ所のうち164の出入口を当てることができ、入ることが出来ました。これを書きながら涙が溢れてきて、師父に対する感恩の気持ちで一杯です。いつも家にいる時には足が痛くなったり、腫れたりしていました。以前、足首をねん挫したため、完治していませんでしたが、不思議なことに、大法の資料を配るときは不調が一切出ませんでした。このことから「これは私が大法の資料を配っているのではなく、師父が一切の障害物を排除してくださり、私の手を取りながら衆生を救っておられるのだ」と悟りました。
これまでの修煉の道を振り返えると「大法の大きな威力は常に存在し、師父や大法が様々な魔難を取り除いて、全身の業力を消去してくださり、風雨の中で私の修煉の道を幾度となく見守ってくださっているのだ」とわかりました。師父が与えってくださった恩恵を、私は返したくても到底全部返せないので、弟子として修煉の最後の過程で、能力のある限り力を奮い立たせて精進し、確実に自分を修めたいと思います。師父の慈悲深い済度のご恩に感謝いたします!