姉が生き返り、奇跡が起こる
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文/山東省の大法弟子  

 【明慧日本2020年8月24日】79歳の姉(同修)は2019年7月のある日、突然呼吸困難になり、顔色が紫色に変化しながら次第に意識不明の状態に陥り、病院に運ばれました。心臓が停止し、脳死状態のため医者からAEDによる電気ショックを3回ほど受けて、呼吸器を付けることになりました。その日の午後から晩にかけて、4回ほど危篤の知らせを医者から言われました。もう治療する意味がないので、呼吸器を付けたまま救急車を使って家に帰った方がいい、遅くなると家に戻れなくなるかもしれない、と病院側は断言しました。それを聞き、一家は泣き崩れてしまいました。

 帰る途中で、医者は姉の頭を撫でて、運転手にもっと早く走ってくれ! もっともっと走ってくれ! と何回も催促しました。私と甥っ子(同修)は心の中で強い正念を発しました。私は「姉さん、決して旧勢力が按排した道を歩んではいけない、今、死んではいけない、あなたの使命はまだ果たされていない、たくさんの衆生が救い済度されることを待っており、師父について行かなくてはなりません。師父は「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」[1] と説かれていますと車中で絶えず姉に話しかけました。1時間ほど経ち、姉は私達の話を聞き取れ軽く頷きました。もうすぐ家に着く付く頃、姉の足が動きました。

 その20分後、姉は家に着きました。家の庭には別れを告げるために、たくさんの人が集まって来ました。部屋に入ると姉は意識が戻り、家族に呼吸器を外すように指示しました。甥っ子は「お父さん、母さんが呼吸器を付けられて、とても辛そうなので、取りはずそうよ」と言いました。夫は姉に「お前、これを外していいのか? これもお前の一存で決まるが、おれの願いではない。おれはこれまでずっとお前の言うことを聞いてきたから外すよ、5分間だけでは意味がない」と言いました。それを聞いて、医者は呼吸器を取り外すことにしました。

 取り外してから姉は大声で3回も叫び、すぐに良くなったと感じました。姉は「私はどうしたの、ここはどこ、何でこんなにたくさんの人が集まって来たの?」と聞きました。私は「姉さんは病気になって、今は自宅に戻っています。親戚や友人たちは見舞いに来てくれている」と教えました。姉は見舞いに来た人の名前を呼んで感謝しました。 

 姉が再び蘇ったことを皆は信じられませんでした。わざわざ姉の所に行き、自分の目で確かめた人もいました。隣り近所の人たちは「法輪大法は確かに素晴らしいです。死んだ人も蘇るなんて、本当に奇跡です」と称賛しました。

 数日後、甥っ子は病院に入院費を精算しに行きました。友人の院長先生は「お母さんのあと始末はもう済んだのですか?」と聞きました。甥っ子は「母さんは生き返りました」と言いました。院長先生はまったく信じられず、厳粛な表情で真面目に言いました。「あなたは何でも言えます。言えないことはないですが、あなたのお母さんの心臓は23センチも詰まっていました。21センチの血管なのに詰まっていて、23センチになったのよ。これでどうやって生き返ったのですか?」。するとその場で甥っ子は、姉のビデオを送るように家族に頼みました。

 院長先生はビデオを見てから、感慨深く言いました。「あなたのお母さんのことは奇跡としか言えない。私が病院を開業してから、これは初めての事例です。こんな病気にかかっても、まだ蘇るなんて! あなたのお母さんは不老不死の身になりましたね」。事情を聞いた他の医者たちも皆、奇跡が起きたと大変不思議に思いました。

 姉が重病から再び生き返ったことを通して、法輪大法は健康保持と病気治療に効果があると信じている人が少なくありません。この件で、皆が大法に対して正しい認識を持ちました。家族は法輪大法が素晴らしいということがよくわかり、さらに信じるようになりました。そして、嫁も大法を修煉し始め、娘も再び法を学ぶようになり、一家は、師父が命を助けてくださったこのご恩に対して、深く感謝しました。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「師徒の恩」

 
(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2020/8/5/410046.html)
 
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