法輪功の資料を配布した斉燕さん 連行・起訴される
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 【明慧日本2020年8月31日】大連市の法輪功学習者・斉燕さん(57歳女性)の家族は8月17日、大連七賢嶺派出所からの電話を受け、斉さんは起訴されて大連甘井子検察院に書類が送られたと告げられた。

 斉さんは瀋陽工商銀行の元職員。1999年10月に法輪功の迫害停止を求めて北京へ陳情に行ったため、「無断欠勤」を口実に銀行側から契約を解除された。2002年、夫の仕事の異動で大連に転居した。

 今年の春、中共ウイルス(武漢肺炎)が蔓延している期間中、斉さんは居住している団地で法輪功の資料を配布していた際、団地の監視カメラで撮影されていた。その映像をチャットグループで共有されたため、団地の管理者に発見されて公安局へ通報されたとみられている。

 4月2日午前11時過ぎ、斉さんは父母に速達を郵送しようとして5階でエレベーターに乗ろうとしたところ、6階の階段から降りてきた男女2人が後ろについて来てエレベーターに乗り込んで来た。突然、男は斉さんの腕を掴んで身体を倒して床に押さえつけた。女は録画し始めた。同時に、ほかの5、6人の男もエレベーターに押し入り、斉さんに手錠を嵌めた。うち1人の派出所警官・朱軍は斉さんが団地内で法輪功の資料を配布している映像をスマートフォンで再生し、「邪教組織を利用して法律を破壊した罪だ」とでたらめを言って斉さんを連行し、家宅捜索をした。そして、斉さんの自宅のパソコン、DVDコピー機、USB、法輪功の書籍及び30枚のポスターを押収した。続いて、警官らは中海華庭にある斉さんのもう1カ所の住宅に駆けつけ、デスクトップパソコン、プリンター、裁断機、法輪功の書籍全セット、説法DVD、ノートパソコン、USBなどを押収した。

 翌日、派出所で斉さんは指紋を採られ、写真を撮ることを強要され、採血され、足印を採られた。斉さんの自宅を6カ月間監視するという書類にもサインを強要されたが、斉さんは拒否した。警官らは斉さんの夫に保証書にサインさせて斉さんを解放した。

 現在、斉さんは起訴されて、検察庁に書類が送られたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/21/410769.html)
 
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